V8を積んだ、ベイビー・アストン登場

▲外観はマッシブなヴァンキッシュとスマートなDB9の良いとこ取りといった印象。

▲室内も兄貴たちと似たデザイン。フェイクではなく、本物の木やアルミが使用される。

▲ヴァンキッシュやDB9とは異なり、ハッチバックを採用。トランク容量は300リッター。

▲エンジンは前輪よりも後ろ。ドライサンプの採用でエンジン高もかなり低めだ。
 ヴァンキッシュ、DB9に続く、アストンマーティンのニューモデル、V8ヴァンテージの価格が発表された。税込みで1455万4000円。最大のライバルのポルシェ911に対して、カレラS比で約200万円高い。6段M/Tのみ。ちなみに、兄貴分のDB9よりは350万円安くなっている。

 2台の12気筒モデルの下に位置するV8ヴァンテージ。アルミボディを採用するようになってからのアストンマーティンにとって、初のV8モデルとなる。エンジンはドライサンプの4.3リッターV8。最高出力385ps/7300r.p.m.、最大トルクは41.8kg-m/5000r.p.m.は、3.8リッターを積むカレラSを30ps、1.0kg-m上回る。ギアボックスをリアデフ直前に配置するトランスアクスルを採用。ただし6段M/Tしかないのは、A/T比率の高い日本ではちょっとツライかも。DB9同様、2ペダル仕様の登場が切望されるだろう。

 アルミボディはヴァンキッシュ&DB9同様、接着剤を用いて組み立てられる。車輌重量は1570kg。スティールボディを採用する同クラスのクーペと比べると100kg程度軽い。前後重量配分は49:51。トランスアクスルなどにより重量配分の適正化が図られた。サスペンションは前後ダブルウイッシュボーンを採用する。

 全体的なフォルム、特徴的なディテールなど、スタイリングには2台の兄貴たちと同じ意匠が与えられた。12気筒モデルの縮小版と言えるほどよく似ている。ボディサイズは全長4382mm、全幅1866mm、全高1255mm、ホイールベース2600mm。2シーターということもあって、全長は911よりも短めだ。

 室内もプレミアム・スポーツの名に恥じない仕上がり。下位モデルだからといって手が抜かれてはいない。むしろ、熟成が進んでいる分だけV8ヴァンテージの方が上質なほど。

 予約はすでに始まっているが、日本でのデリバリーは来年春頃となる予定。

●アトランティックカーズ
http://www.astonmartin.co.jp