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光岡オロチ開発秘話(その1)、大蛇の誕生

2006年09月19日

 5年という長い準備期間を経て、ミツオカが満を持して送り出す純国産スーパーカー、大蛇(オロチ)。10月2日の発表を前に行なわれた事前撮影会で、デザインを手がけた青木孝憲氏にお話を伺った。

――大蛇の誕生からの流れをお聞かせください。

青木:最初に話が出たのは2001年、東京モーターショーへの出展が決まった時です。メーカーをアピールするいい機会ですし、「せっかくならお客様に夢を与えられるようなモデルを出したい」という会長の言葉もありまして、オロチみたいなモデルを作ろうと。ただその時は、直接生産につながるようなプロトタイプではなかったんですね。具体的に生産化が見えたのは、2002〜3年でしょうか。その後03年、05年にもプロトを出しまして、今回の最終販売仕様が4台目になります。生産化への開発自体は、ここ2年くらいで畳み掛けたという感じですね。

――途中、オープンモデルも挟んでいますね。

青木:05年のモーターショーで発表したヌードトップに関しては、“オロチのプロジェクトは進行している、こういう先も見える”という印象付けの意味が大きいですね。今回発表するシャシーをそのままオープンモデルに、ということは考えていません。

――ここまでくるのに、いろいろご苦労があったと思いますが。

青木:いわば彫刻の状態だったものから、すべての保安基準に合わせ、クルマとして完成させるまでには膨大な作業と時間が掛かりました。屋根が付いてドアが付いたモデルというのは、ミツオカ初なんですよね(笑)。日頃、何の意識もなく開閉しているドアですが、実際にやってみると難しいなんてことも発見でした。そういう技術的、物理的な大変さは確かにありましたが、ようやく、あとは細かい法規をクリアするばかりというところまできました。
(文:大西紀江、写真:篠原晃一)


【光岡オロチ開発秘話】
その2、デザインコンセプト
その3、デザインでのこだわり
その4、ファッションスーパーカー
その5、気になる、お値段は?


●光岡自動車
http://www.mitsuoka-motor.com/


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▲2001年東京モーターショーから早5年。ついに市販化に漕ぎ着けた。
▲光岡にとっては、2シーター・オープンのゼロ以来のオリジナル・モデル。
▲2005年東京モーターショーに出展されたオープンのヌードトップ。
▲オロチのデザインをイチから手掛けた光岡自動車の青木孝憲氏。

     

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