ロータスとZAPがEVを開発、充電10分で560km走行

▲ZAP-Xは2006年のジュネーブショーでロータス・エンジニアリングが発表したAPX(写真)をベースに開発される。

▲4WDであるZAP-Xは、4輪にインホイール・モーターを装備。理論的には最高出力644hp、最高速度250km/hの実現が可能だという。
 ロータス・エンジニアリングと米国の電気自動車メーカーであるZAPは、ロータスが2006年のジュネーブショーで発表したクロスオーバー・ビークルのコンセプト、APXをベースに、ハイパフォーマンス・クロスオーバーEVのZAP-Xを開発する計画であると発表した。

 2社は、ZAP-Xを米国市場向けに量産化することを前提としている。開発はロータス・エンジニアリングと英国、マレーシア、中国の研究開発コンサルタント会社が行う。

 ZAP-Xは、APXが搭載していたスーパーチャージャー付き3.0リッターV6エンジンの代わりに、4輪インホイール・モーターを装備。理論的には644hpの最高出力と250km/hの最高速度が実現可能だという。

 バッテリーの詳細についてはアナウンスされていないが、ZAP-Xは先進的なバッテリー・マネージメント・システムを搭載し、わずか10分の充電時間と最高560kmもの航続距離を両立する見込みだ。

 ZAPのスティーブ・シュナイダーCEOは、「軽量かつ強靭なアルミニウム製ボディを持つAPXは、我々が進めている電気自動車の計画に完全にフィットする。ZAP-Xは、スポーツカーおよびSUVの産業に革命をもたらす、もっとも先進的で、実用的で、魅力的なEVになると信じている」と語っている。

 また、グループ・ロータスCEOのマイク・キンバリー氏は、「APXは、現在自動車産業が立ち向かっている新たな挑戦のソリューションとして開発しました。それゆえにZAPが示したプランがAPXに盛り込まれた先進技術の多くを利用していることに我々は満足しています。ZAP-Xのような次世代自動車技術を世に示すことは、自動車技術を大きく前進させることになるでしょう」とコメントした。

 なお、ZAPは今回の発表に合わせ、2月3〜6日に行われる北米自動車販売協会(NADA)の年次総会とエキシビジョンにAPXを展示する。

【ロータスAPX 関連新車速報】
・【ジュネーブ06】ロータス初のSUVコンセプト、APX

●ロータス・エンジニアリング
http://www.grouplotus.com/eng/
●ZAP
http://www.zapworld.com/