新ポルシェ・ミュージアム建設順調、年内に完成予定

▲シュトゥットガルトに建設中の新しいポルシェ・ミュージアムの建設工事がいよいよ佳境。予定どおり年内に完成する予定だ。

▲250人余りの職人や専門化が腕を振るう建設現場のポルシェ広場に建物の全貌が現れてきた。写真は2007年12月撮影。
 ポルシェAGは、ドイツ・シュトゥットガルト州ツッフェンハウゼンに建設中の新ポルシェ・ミュージアムが、予定どおり2008年末に完成する予定であることを明らかにした。現在は40を超える企業から250人に上る職人や専門化が、その力を建設現場であるポルシェ広場でフルに発揮している。

 2007年秋に5600平方メートルの展示エリアを支える鉄骨鉄筋コンクリート構造の3本の柱が基礎部分に埋め込まれてから間もなくして各展示エリアの工事がスタート。鉄骨鉄筋コンクリート構造の天井やなだらかなスロープ、階段などの工事も順次実施された。

 設備類の設置と並行して内装の仕上げも行われた。建物の西側では暖房、換気、衛生設備の配管工事を行いながら、東側では乾式工事や床仕上げ工事が行われるなど、綿密に練られた計画通りにすべてが進んでいるという。現在は高い工事用足場に隠れて見えないものの、新ミュージアムの正面を飾るシート目たるやガラスをはめ込む工事も順調に進み、非常に印象的な建物の姿がしだいに現れつつある。

 完成したあかつきには、常時80台余りの車両が入れ替わり展示されるほか、クラシック・ポルシェ専用のワークステーションが設置され、作業風景を見学できるようになる。なお、300台以上の所有車輌は走行可能な状態に整備される。

 また、ミュージアムはポルシェの歴史と特集展示、ブランドの個性を表現したポルシェ・イデアの3つの要素で構成される。プロジェクト・マネージャーのクリスティーナ・ベッカー氏は、「広がりのある建物と展示コンセプトにより、来場者には空間的にも内容的にもかなり高い自由度が与えられます。館内を巡りながらポルシェの歴史を追体験するもよし、特定のテーマに特化して見学するもよし。それはそれぞれの自由です」と語っている。

●ポルシェ・ジャパン
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