トヨタとFIAがレースカーの安全性について共同研究
2008年04月25日
トヨタ自動車とFIA(世界自動車連盟)のモータースポーツの安全性向上を図る研究機関であるFIAインスティテュートは、自動車レースにおける安全性を向上させることを目的に、トヨタの人体を模擬したコンピューターモデル“THUMS(トータル・ヒューマン・モデル・フォー・セーフティ)”を用いた研究プロジェクトを共同実施した。
THUMSは、トヨタと豊田中央研究所が共同開発したバーチャル人体モデルで骨格や関節、靭帯、皮膚、筋肉などを実際の人間に近い状態でモデル化したもの。衝突試験用ダミーでは予測困難な身体各部の傷害の再現が可能である点が特長だ。
今回の共同研究プロジェクトは、FIAインスティテュートが、F1やIRLにおいてレースカーが高速状態で後方から障壁などに衝突した際の乗員傷害の再現に、トヨタのTHUMSが有効であると判断したことからスタート。FIAインスティテュートと同組織およびIRLの技術コンサルタントであるトラメル博士は、事故データやレースカーのシート形状など、研究に必要な情報およびデータをトヨタに提供。トヨタはレースカーを模擬したシートモデルにTHUMSを着座させ、衝突シミュレーションを行った。
その結果、従来の衝突ダミーでは再現が困難だった、高速状態で後方から障壁などに衝突した際に起こり得る背骨傷害の再現に成功。これにより、衝突時の加速度Gとレースカー特有の着座状態から背骨に強い負荷が加わるメカニズムを解明し、負荷を軽減する方策を立てた。
FIAインスティテュートは、今回のプロジェクトで得た知見を今後FIやIRLなどのフォーミュラカーレースの安全性向上に役立てていく方針だ。
●トヨタ自動車
http://toyota.jp/
●FIA Institute
http://www.fiainstitute.com/
THUMSは、トヨタと豊田中央研究所が共同開発したバーチャル人体モデルで骨格や関節、靭帯、皮膚、筋肉などを実際の人間に近い状態でモデル化したもの。衝突試験用ダミーでは予測困難な身体各部の傷害の再現が可能である点が特長だ。
今回の共同研究プロジェクトは、FIAインスティテュートが、F1やIRLにおいてレースカーが高速状態で後方から障壁などに衝突した際の乗員傷害の再現に、トヨタのTHUMSが有効であると判断したことからスタート。FIAインスティテュートと同組織およびIRLの技術コンサルタントであるトラメル博士は、事故データやレースカーのシート形状など、研究に必要な情報およびデータをトヨタに提供。トヨタはレースカーを模擬したシートモデルにTHUMSを着座させ、衝突シミュレーションを行った。
その結果、従来の衝突ダミーでは再現が困難だった、高速状態で後方から障壁などに衝突した際に起こり得る背骨傷害の再現に成功。これにより、衝突時の加速度Gとレースカー特有の着座状態から背骨に強い負荷が加わるメカニズムを解明し、負荷を軽減する方策を立てた。
FIAインスティテュートは、今回のプロジェクトで得た知見を今後FIやIRLなどのフォーミュラカーレースの安全性向上に役立てていく方針だ。
●トヨタ自動車
http://toyota.jp/
●FIA Institute
http://www.fiainstitute.com/




















