フランクフルトショーvol2、BMW Z4クーペ

▲ショーモデル特有の装飾に惑わされるが、フロント回りはロードスターとほぼ同じ。

▲強引な感じが拭い去れなかったZ3クーペに対し、Z4クーペは自然な仕上がりを持つ。
 フランクフルトモーターショー主役の座をSクラスでモノにしたメルセデス・ベンツに対して、地元ドイツ・プレミアムブランドのもう一方の雄、BMWはサプライズ、いわゆる事前告知ナシのコンセプトカーで応戦した。それがZ4クーペ・コンセプトである。

 ここフランクフルトで、Z4クーペ・コンセプトを初見せしたのは間違いなく、ポルシェ・ケイマンへの対抗意識に他ならない。いわゆる最近流行の刺客というヤツである。Z4ロードスターでボルシェ・ボクスターを射止めようとしたBMWとしては当然、ライバルにクーペ・モデルが登場するとなれば、黙っているわけには行かないからだ。

 写真を見てお分かりの通り、クルマ自体は、すでに発売済みのZ4ロードスターをクーペに仕立て直したものと思ってもらえばいい。ボディカラーは無垢の金属調のシルバーに塗られ、スペシャルな感を醸し出すが、ボディ後半部以外にZ4と大きく変わるところはない。

 先代モデルにあたるZ3クーペを知る人なら、真っ先に気になるスタイリングだが、今回はかなりまとまっている。素直にカッコいいと言える仕上がりを持つ。ちなみにテールゲートはCピラー部分からガバッと開く。

 エンジンは新型3シリーズと同じ新世代の3.0直6を搭載するが、市販モデルにはZ4ロードスター同様、いくつかのラインナップが用意されるはずだ。もしかすると、Mバージョーンの設定もあるかもしれない。

●フランクフルトモーターショー2005
http://www.iaa.de/2005/www/index.htm
●BMWジャパン
http://www.bmw.co.jp/