洗練された走りは現在のスズキ軽でベスト、セルボSR
2007年11月28日
DATA
スズキ・セルボSR
追加モデル
価格:141万7500〜154万5600円
種別:背低系軽自動車
エンジン:0.66直3+ターボ(64ps)
変速機:CVT
駆動方式:FF、4WD
文:佐野弘宗
写真:編集部
スズキ・セルボSR
追加モデル
価格:141万7500〜154万5600円
種別:背低系軽自動車
エンジン:0.66直3+ターボ(64ps)
変速機:CVT
駆動方式:FF、4WD
文:佐野弘宗
写真:編集部

軽スペシャリティのセルボに追加されたSRグレードは、スズキ軽で最新・最強の直噴ターボDIエンジンにCVTを組み合わせる。直噴ターボもCVTも既存のメカだが、両方をコンビネーションさせたのは、このセルボSRが国産車初。SRはフロントマスクも専用デザインで、一部本革を使ったレザーシートまでオプションで用意。価格もワゴンRのDIモデルに匹敵し、まさに“トップ・オブ・スズキ軽”と呼びたい1台。

DIエンジンは現在のスズキ軽ではもっともハイテクでパワフル、そして燃費自慢。さらに新しくCVTと組み合わせられたことで、性能も滑らかさもホンダやダイハツに次ぐ軽のトップ級の洗練度といっていい。また、プラットフォームも熟成が極まっており、立体駐車場対応の低重心ボディもあって、乗り心地も良好かつ山道でも安定した身のこなし。乗り味の高品質感は、スズキ軽乗用車で間違いなくトップ。

セルボはもともと小型登録車との競合を意識しており、とくにこのSRはFFでも価格は140万円オーバー。性能も乗り味もスタイルも、確かに多くのコンパクトカーと比較検討できるレベルにあるが、内装の仕上げだけは改良の余地あり。メッキパーツやレザーシートを用意するよりは、その分のコストをダッシュボードの質感向上やペダル、シフトレバーなどに使ってくれたほうが、高級感がグンと増すと思う。

セルボは実際、登録車のコンパクトカーと比較のうえで購入されるケースも多いそうだが、同じ軽自動車でコンセプトが競合するのはもちろんダイハツ・ソニカ。そして少し全高が高いのがよければスバルR2、ホンダ・ライフあたりも狙いは似ている。スズキ軽ではもっとも高級感のあるセルボだが、ボディの剛性感や乗り心地、高速域での安定感……などは、ダイハツやホンダのほうが総じてレベルは高い。

SPEC
スズキ・セルボSR(FF・CVT)
全長:3395mm
全幅:1475mm
全高:1535mm
ホイールベース:2360mm
車輌重量:820kg
エンジン:0.66直3DOHC+ターボ
最高出力:64ps/6500r.p.m.
最大トルク:10.5kg-m/3500r.p.m.
最小回転半径:4.4m
スズキ・セルボSR(FF・CVT)
全長:3395mm
全幅:1475mm
全高:1535mm
ホイールベース:2360mm
車輌重量:820kg
エンジン:0.66直3DOHC+ターボ
最高出力:64ps/6500r.p.m.
最大トルク:10.5kg-m/3500r.p.m.
最小回転半径:4.4m
スズキは来年の発売がウワサされるパレット(今年の東モに参考出品)や新型ワゴンRで、新型プラットフォームを投入する可能性が高い。そう考えると、現行プラットフォーム採用モデルではこのセルボSRがほぼ最終進化形……ということもできそうだ。ダイハツやホンダほどの過剰品質感はないが、さすがスズキだけに、装備やスタイルなどの商品力のツボやフットワークのチューニングはなかなか上手い。
ズバリ結論! 今のスズキで1番走りがいい軽乗用車
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