100万ユーロの価値あり、ランボルギーニ・レヴェントン
2007年12月26日
DATA
ランボルギーニ・レヴェントン
ニューモデル
価格:100万ユーロ(税別)
種別:2ドア・クーペ
エンジン:6.5V12(650ps)
変速機:6A/T
駆動方式:4WD
文:ROSSO 平井大介
写真:アウトモビリ・ランボルギーニ
ランボルギーニ・レヴェントン
ニューモデル
価格:100万ユーロ(税別)
種別:2ドア・クーペ
エンジン:6.5V12(650ps)
変速機:6A/T
駆動方式:4WD
文:ROSSO 平井大介
写真:アウトモビリ・ランボルギーニ

2007年フランクフルトショーで突如デビューした世界20台の限定車。ムルシエラゴLP640をベースに航空機をモチーフとした独自のスタイリングやTFTディスプレーを用いた3連メーターパネルなどを採用。ほかにもアルミ削り出しのフューエルリッドや、アルコア製の表面にカーボンを組み合わせたホイールなどディテールに凝りまくった結果、なんと100万ユーロ(約1億6400万円、税別)という車輌価格となった。

次期ムルシエラゴのコンセプトとさえ感じさせる、エッジの効いたスタイリング。これはランボルギーニ史上初めて外部デザイナーの力を借りずに開発された。6.5リッターV12エンジンはLP640から10psアップの650psだが、じつは元々640ps以上出ており、これまでは“最低640ps”だったとか。しかしこのレヴェントンでは、650ps以上出ているものを工場内で選び出し搭載。つまり必ず“アタリ”なのだ。

いくらワンオフに近いボディでコストがかかっているとはいえ、LP640のシャシー&エンジンを持つこのモデルに100万ユーロはいかがなものか……という声がなくはない。しかしその価値を判断するのは我々ではなく、カスタマー自身。そして市場はフランクフルトの開催前に20台完売という、はっきりとした回答を示しているのである。ちなみに個人的にはその価値ありと思うのだが、理由は結論にて。

価格でいえばブガッティ・ヴェイロンだが、正直クルマのクオリティでいえばヴェイロンが上。しかしレヴェントンはヴェイロンに負けないオーラと、ランボルギーニ約45年の歴史の集大成というバックグラウンドがある。思い起こせばスペースフレームにV12を縦置きミッドシップマウントする現レイアウトの起源はカウンタックであり、その最終完成形と……と考えればまたその価値も違って見える。

SPEC
ランボルギーニ・レヴェントン(6A/T)
全長:4700mm
全幅:2058mm
全高:1135mm
ホイールベース:2665mm
車両重量:1655kg
エンジン:6.5V12
最高出力:650ps/8000r.p.m.
最大トルク:67.34kg-m/6000r.p.m.
最小回転半径:6.275m
ランボルギーニ・レヴェントン(6A/T)
全長:4700mm
全幅:2058mm
全高:1135mm
ホイールベース:2665mm
車両重量:1655kg
エンジン:6.5V12
最高出力:650ps/8000r.p.m.
最大トルク:67.34kg-m/6000r.p.m.
最小回転半径:6.275m
130km/hリミッター&トラコン常時オンという限られた条件ながら、日本人初となる試乗の機会を得た。簡単に書けばレヴェントンはLP640の足まわり、エンジンなどすべてを熟成させ上質に仕立て、それにワンオフデザインのボディを被せたクルマだった。スペック上は同じだが、30〜50kg軽くなっている感覚もある。コクピットでの世界観と完成度はファンには感動的なもので、乗れば価格も納得だ。
ズバリ結論! 100万ユーロは45年の歴史への対価
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