新型タントの広さは驚異的、軽自動車として死角なし
2008年01月28日
DATA
ダイハツ・タント
フルモデルチェンジ
価格:108万1500〜140万7000円
種別:背高系軽自動車
エンジン:0.66直3(58ps)
変速機:4A/T、CVT
駆動方式:FF、4WD
文:戸田治宏
写真:編集部
ダイハツ・タント
フルモデルチェンジ
価格:108万1500〜140万7000円
種別:背高系軽自動車
エンジン:0.66直3(58ps)
変速機:4A/T、CVT
駆動方式:FF、4WD
文:戸田治宏
写真:編集部

軽乗用車最大の室内空間を誇るタント。室内長については1年前にフルチェンジしたムーヴに抜かれていたが、同じ新プラットフォーム採用で、その“ねじれ現象”も解消だ。助手席側には、軽初のセンターピラーレス&スライドドアを採用。後席のオーバーヘッドコンソール、助手席のロングスライド&シートバックテーブルなど、子育てママに便利な機能も追加されている。スタンダードの“タント”はNAエンジンのみ。

スライドドアと助手席ドアを開ければ、ピラーレス構造による圧倒的な開口部を実現。室内空間にしてもワンボックスさえしのぐ広さを生み出している。パワートレーンは基本的にムーヴと同じ。車輌重量は先代より30〜60kg、ムーヴに対しては100kgも重いが、CVT車はそれを感じさせないスムーズな加速を披露。4段A/Tでも一般道なら十分よく走る。シャシーは乗員に優しい乗り心地を確保しつつ、シッカリ感が向上。

車輌重量が先代より増えたのは、開口部の強化を必要とするピラーレススライドドア採用のため。4段A/T車は加速力に多少なりとも影響を受けているはずだ。とはいえ、ムーヴなどと同じ新エンジンの搭載で、10・15モード燃費が先代から確実に向上している点はさすが。気になったのは、センターメーター左側の燃費計が運転席から見づらいこと、後席の格納操作がラゲッジ側からできない、といったことくらいだ。

ズバリ、スズキがタント対抗馬として投入したパレットだ。まだ発表されたばかりで評価は後日の試乗を待ちたいが、スペックを見ただけでも両車の違いがわかる。パレットはピラーレスでない代わりにスライドドアを両側に採用。ホイールベースが90mm短い分、最小回転半径でタントより有利な点はスズキ車らしい特徴だ。また、室内幅とラゲッジの低さはタントをしのぐ。熱い火花を散らすこと間違いなし!

SPEC
ダイハツ・タントXリミテッド・スペシャル(2WD・CVT)
全長:3395mm
全幅:1475mm
全高:1750mm
ホイールベース:2490mm
車輌重量:940kg
エンジン:0.66直3DOHC
最高出力:58ps/7200r.p.m.
最大トルク:6.6kg-m/4000r.p.m.
最小回転半径:4.5m
ダイハツ・タントXリミテッド・スペシャル(2WD・CVT)
全長:3395mm
全幅:1475mm
全高:1750mm
ホイールベース:2490mm
車輌重量:940kg
エンジン:0.66直3DOHC
最高出力:58ps/7200r.p.m.
最大トルク:6.6kg-m/4000r.p.m.
最小回転半径:4.5m
最大1480mmを誇る助手席側の開口幅は、チャイルドシートへの子供の乗せ降ろしや大きい荷物の積み下ろしといった場面で威力を発揮。そのほかのヒンジドアは約90度のワイド開口が可能で、多彩なシートアレンジや収納スペースなど、先代の魅力はもちろん踏襲している。Xリミテッド・スペシャルは、これも軽初のフローリングフロアまで標準装備。2代目に進化した元祖スーパースペース軽に、今のところ死角は見当たらない。
ズバリ結論! この広さ、どんだけ〜!
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