シボレー・タホ、これぞアメ車のなかのアメ車
2008年02月27日
DATA
シボレー・タホ
ニューモデル
価格:627万9000〜698万2500円
種別:フルサイズSUV
エンジン:5.3V8(325ps)
変速機:4A/T
駆動方式:4WD
文:佐野弘宗
写真:編集部
シボレー・タホ
ニューモデル
価格:627万9000〜698万2500円
種別:フルサイズSUV
エンジン:5.3V8(325ps)
変速機:4A/T
駆動方式:4WD
文:佐野弘宗
写真:編集部

アメ車のなかでも最もアメリカン……と言っていいシボレーのフルサイズSUVが、三井物産オートモーティブの手でついに正規上陸。今年2月に発売された正規のシボレー・タホは2008年モデルで、本国では07年モデルでフルチェンジされた最新鋭モデルである。全長5.13mで全幅2mオーバー、全高も1.92mというスケール違いの大きさだ。この安価なLSグレードはフロントベンチシートの9人乗り。

真四角スタイルで見切りがいいボディで、取り回し性は意外によい。左ハンドルのみなので、ETCなしだと料金所では困りそうだが、あまり広くない日本の道路でこの巨体を動かすには、路肩にギリギリまで寄せられる左ハンは逆に好都合なことも多い。加減速もハンドリングも正直いって鈍いが、日欧のSUVではあり得ない高所に座って運転していると外界の喧騒も気にならない。大陸気分とはこのこと。

タホは同じ三井物産オートモーティブが販売するキャデラック・エスカレードと基本設計を共用するが、タホのエンジンはエスカレードより小排気量の5.3リッターV8。4気筒−8気筒の可変シリンダー機構もつく最新型だが、この巨体に5.3リッターでは、加減速の多い日本では余裕たっぷりとは言い難く、交通の流れに乗ろうとするとスロットルの全開率も高くなる。本国にある6.2リッターにも乗ってみたい。

3列シートのアメリカンSUV……という括りなら、正規輸入車ではジープ・コマンダーがあり、タホの価格設定もコマンダーを強く意識している。ただし、コマンダーのボディサイズはタホよりひとまわり小さく、コマンダーは日本の道路サイズでもほとんど困らない。米本国でタホと競合するクルマとしては、フォード・エクスペディション、ダッジ・デュランゴ/クライスラー・アスペンなどがある。

SPEC
LS(4A/T)
全長:5130mm
全幅:2020mm
全高:1920mm
ホイールベース:2950mm
車輌重量:2540kg
エンジン:5.3V8OHV
最高出力:325ps/5200r.p.m.
最大トルク:47.0kg-m/4000r.p.m.
回転半径:―m
LS(4A/T)
全長:5130mm
全幅:2020mm
全高:1920mm
ホイールベース:2950mm
車輌重量:2540kg
エンジン:5.3V8OHV
最高出力:325ps/5200r.p.m.
最大トルク:47.0kg-m/4000r.p.m.
回転半径:―m
コルベット、マスタング、エクスプローラー・スポーツトラック、ボイジャー、そしてチャージャー……に続いてまた1台、こうして“アメ車でしかあり得ないアメ車”が正規上陸したことを素直に喜びたい。とにかくタホに惚れてしまったら、正規輸入車でほかにかわるものはない。このケタ違いのビッグスケールは、1度ハマってしまったらクセになりそう。ちなみに燃料はレギュラー指定なのでご安心を。
ズバリ結論! 気分はテキサスの大地……ってか!?
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