C250エレガンス、これぞまさにメルセデスの味
2008年03月28日
DATA
メルセデス・ベンツCクラス
フルモデルチェンジ
価格:455万〜675万円
種別:プレミアムDセグメント・セダン
エンジン:1.8直4SC(184ps)、2.5V6(204ps)、3.0V6(231ps)
変速機:5段A/T、7段A/T
駆動方式:FR
文:佐野弘宗
写真:編集部
メルセデス・ベンツCクラス
フルモデルチェンジ
価格:455万〜675万円
種別:プレミアムDセグメント・セダン
エンジン:1.8直4SC(184ps)、2.5V6(204ps)、3.0V6(231ps)
変速機:5段A/T、7段A/T
駆動方式:FR
文:佐野弘宗
写真:編集部

C200コンプレッサーとC300に少し遅れて、昨年秋に上陸したC250。C300はアバンギャルドS専用だから、現時点ではエレガンス顔の最上級モデルとなるのが、このC250エレガンスである。現行Cクラスの主力であるアバンギャルドに対して、エレガンスはフェイスデザインが異なるほかに、フットワークも小径16インチホイールのラグジュアリーチューン。現行Cでは250のみ左右ハンドルが選べる。

これまでのメルセデスにはないシャープさとドライビング自由度(とはいっても、3シリーズのようなものではないが)を意図したアバンギャルドに対して、16インチタイヤとなるエレガンスはまさしく伝統的な“ザ・メルセデス”の味わい。BMW的な味付けが全盛の昨今にあっては逆に新鮮なくらいに、重厚かつゆったりとしたハンドリングと乗り心地。昔ながらのベンツ味が欲しければ、エレガンスを。

2.5リッターの、6気筒らしい滑らかさはエレガンスにお似合いだが、200系に対して明確にパワフルではない……というか200系の力感のほうが印象的。これは250が非力というより過給機付き1.8リッター4気筒の力強さをホメるべきなのだろうが、Cクラス全体のヒエラルキー的には、250ならではの魅力があってもいいかも。あと、個人的に、この乗り味のまま若々しい内外装のCクラスが欲しいところ。

Cクラスを含む高級Dセグメントは、とにもかくにも3シリーズを中心に回っている市場である。それゆえに、BMW的なスポーツテイストを打ち出した競合モデルは枚挙にいとまない……が、このCクラス・エレガンスのように癒し感と守られ感が同時に味わえて、エクステリアもインテリアも明確にジジくさい(!?)クルマはほかにない。その意味では貴重な存在で、昔の190を知る人はホッとする味わいだ。

SPEC
C250エレガンス
全長:4585mm
全幅:1770mm
全高:1445mm
ホイールベース:2760mm
車輌重量:1550kg
エンジン:2.5V6DOHC
最高出力:204ps/6100r.p.m.
最大トルク:25.0kg-m/2900〜5500r.p.m.
最小回転半径:5.1m
C250エレガンス
全長:4585mm
全幅:1770mm
全高:1445mm
ホイールベース:2760mm
車輌重量:1550kg
エンジン:2.5V6DOHC
最高出力:204ps/6100r.p.m.
最大トルク:25.0kg-m/2900〜5500r.p.m.
最小回転半径:5.1m
とかくアバンギャルドが注目される現行Cクラスだが、250の上陸でいよいよ“もうひとつのCクラス”が本領発揮。C200コンプレッサーにもエレガンスがあり、価格設定やエンジンのパワフルさを考えるとC200も魅力的だが、この穏やかなパワー特性がエレガンス特有の乗り味に、さらなる深みを与えているのも事実。C200コンプレッサーより100万円以上も高価だから、かなり悩むんだけど……。
ズバリ結論! これがいい…と思うのが本当の大人?
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