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初乗りレポート

ティーダ・アクシス、手応えのある味わいにニンマリ

2008年04月08日

  • DATA
  • 日産ティーダ・アクシス・パフォーマンススペック
    追加モデル
    価格:201万8100〜229万1100円
    種別:Cセグメント・ハッチバック
    エンジン:1.5直4(109ps)、1.8直4(128ps)
    変速機:CVT、4A/T
    駆動方式:FF、4WD
    文:佐野弘宗
    写真:編集部


どんなクルマ?


今年1月にマイナーチェンジしたティーダに新登場した“アクシス・パフォーマンススペック”。アクシスとはオーテックジャパンが企画設計した特別仕様車で、他モデルの“ライダー”に相当する内容だが、ティーダでは“大人の品格”をコンセプトとして、本革シートなど落ち着いた高品質感を売りとする。新登場のパフォーマンススペックではボディはノーマルのままサスやパワステを専用チューンする。

良いところ


ロールを抑えた水平基調の身のこなしは“大人のセダン”として考えると賛否両論だが、不正確な動きがなくなった安定感は確かにアップ。また、電動パワステの落ち着いたタッチはノーマル・ティーダにはないアドバンテージ。専用の本革シートはサイド部分をルーズに張った本格派で、とくにフーガやスカイライン、フェアレディZなどにも用意されるフォーブカラーは確かに特別な雰囲気がある。

気になるところ


ティーダ1.8にはM/Tがあるのだが、残念ながらアクシスにはM/Tが設定されていない。ティーダには、アクシスのほかにいかにもホットハッチ的なニスモ・ブランドの多彩なオプションがあり、それとの競合を避けたのだろうか。しかし、このオーテック中島氏による総合チューンシャシーにM/Tを組み合わせてこそ、マニア好みの逸品になりうる。あまりにマニアックで大量販売は見込めなさそうだが?

ライバルは?


ティーダは5ナンバーなので、各社のCセグメント・ハッチ(3ナンバー)よりも、ベルタやカローラなどと比較されるんだろうが、本格派な高級本革シートにオーテックシャシー……なんて超マニアックなモデルはベルタやカローラにはない。“いちばん高級なティーダを”なんて前知識なくこれを買ったオヤジさんは幸せ。図らずも手応えのある味わいに、忘れかけていたクルマ熱が復活したりして……。

総合評価

  • SPEC
  • アクシス・パフォーマンススペック(1.5・2WD)
    全長:4270mm
    全幅:1695mm
    全高:1535mm
    ホイールベース:2600mm
    車輌重量:1160kg
    エンジン:1.5直4DOHC
    最高出力:109ps/6000r.p.m.
    最大トルク:15.1kg-m/4400r.p.m.
    最小回転半径:5.2m

ボディはノーマルであるだけに、セレナやノートのパフォーマンススペックほど分かりやすい違いはないが、その乗り味は、見た目からは想像もつかないほど安定して手応えのあるものだ。市街地をゆっくり走るより、ある程度のペースで飛ばすと、不安な挙動をうまく抑え込んだオーテック・チューンの効能は分かりやすい。最小限の変更で大きな効果を発揮するチューニングセンスは、さすがの名人芸。


ズバリ結論! チューンドというより高級グレード

     

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