セダンよりも高級車!? 重厚感が増したCクラス・ワゴン
2008年05月03日
DATA
メルセデス・ベンツCクラス・ステーションワゴン
フルモデルチェンジ
価格:453万〜1050万円
種別:プレミアムDセグメント・ワゴン
エンジン:1.8直4+SC(184ps)、2.5V6(204ps)、6.2V8(457ps)
変速機:5段、7段A/T
駆動方式:FR
文:佐野弘宗
写真:篠原晃一
メルセデス・ベンツCクラス・ステーションワゴン
フルモデルチェンジ
価格:453万〜1050万円
種別:プレミアムDセグメント・ワゴン
エンジン:1.8直4+SC(184ps)、2.5V6(204ps)、6.2V8(457ps)
変速機:5段、7段A/T
駆動方式:FR
文:佐野弘宗
写真:篠原晃一

昨年6月に上陸したセダンに10ヵ月ほど遅れて追加されたワゴン。Cワゴンといえばテールゲートが強く傾斜した“スポーツワゴン”スタイルの草分けの1台だったが、この最新型は逆にゲートをあえて垂直気味にして重厚感をプラス。全長はセダンより15mm長く、後席可倒はシートバックを倒すだけのシンプル機構。ラインナップはセダンに準じるが、C300アバンギャルドSが設定されないことと、全車が右ハンドルのみとなるのがセダンとの違い。

セダン比で静粛性や乗り心地の悪化も最小限。増加した車輌重量によるものか、市街地や高速クルーズでは高級車らしい落ち着きや重厚感も増している。写真で見ると、垂直テールゲートでいかにもワゴンらしいスタイリングだが、キャビン左右の絞り込みが強く、またリアクォーターウィンドウも前傾デザインなので、実物は写真以上にコンパクトに見える。まあ、実際にも非常に使いやすいコンパクトサイズだけど。

ハードウェアの完成度は非常に高いが、セダンとのボディ剛性や静粛性の差は扁平タイヤのアバンギャルドの方が出やすく、アバンギャルドではセダンとの乗り味の違いがわずかに気にならないでもない。後席ヘッドルームはセダンより明確に余裕があるが、シートバックがもう少し立っていると着座姿勢も完璧。日本仕様では自動開閉テールゲートがC63AMGにしか設定されないのは、ちょっと残念。

3ツーリングを筆頭に、A4アバント、ジャガーXタイプやサーブ9-3のエステートなどが競合。本体価格では3ツーリングの方が安いが、Cは200でもナビが標準装備、BMWはエレガンスに相当するHi-Lineで本革シートが標準……と実際の価格差はさほど大きくない。200ならCワゴン、250なら3ツーリングのほうがわずかに割安か。今年中に上陸するはずの新型A4アバントも気になる。

SPEC
C200コンプレッサー・ステーションワゴン・アバンギャルド
全長:4600mm
全幅:1770mm
全高:1460mm
ホイールベース:2760mm
車輌重量:1550kg
エンジン:1.8直4DOHC+SC
最高出力:184ps/5500r.p.m.
最大トルク:25.5kg-m/2800〜5000r.p.m.
最小回転半径:5.1m
C200コンプレッサー・ステーションワゴン・アバンギャルド
全長:4600mm
全幅:1770mm
全高:1460mm
ホイールベース:2760mm
車輌重量:1550kg
エンジン:1.8直4DOHC+SC
最高出力:184ps/5500r.p.m.
最大トルク:25.5kg-m/2800〜5000r.p.m.
最小回転半径:5.1m
セダン同様に最初からハードウェアの完成度が非常に高い。シート可倒機構や絶対的なラゲッジ容量は普通だが、折り畳みカゴまで備わる床下収納やワンタッチでするっと開くトノカバーなどアイデアと作りの良さはオーナー心をくすぐる。乗り心地が圧倒的に優れるエレガンスが、セダンほど年寄りくさく見えないのも40歳代以下にはうれしいはず。
ズバリ結論! 老若男女を問わない高級実用車
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