ノーブルM400には英国製軽量スポーツの魅力が凝縮
2006年04月07日
DATA
ノーブルM400
ニューモデル
価格:1449万円
種別:2ドア・クーペ
エンジン:3.0V6+ツインターボ(425hp)
変速機:6M/T
駆動方式:ミドシップ・リア駆動
文:山崎元裕
写真:宮門秀行
ノーブルM400
ニューモデル
価格:1449万円
種別:2ドア・クーペ
エンジン:3.0V6+ツインターボ(425hp)
変速機:6M/T
駆動方式:ミドシップ・リア駆動
文:山崎元裕
写真:宮門秀行

レーシング・ドライバーとしてロータスを駆り、華々しい戦績を残したリー・ノーブルは、同時にスポーツカーの開発エンジニアとしても卓越した才能を持つ人物だった。ウルティマやアスカリなどを経て、自身の名を掲げて設立されたノーブル社は、イギリス伝統のライトウエイト・スポーツを、最新のエンジニアリングによって生み出すメーカー。M400はその最新モデルで、M12シリーズの最強バージョンとされる。

425hpという最高出力を誇る、3.0リッター仕様のV型6気筒DOHC24バルブ+ツインターボ・エンジンをミドに搭載。M400をドライブしてまず圧倒されるのは、その驚くべきパワーフィールだ。ギャレット製のT28型ターボの最大過給圧は0.85バール。3500r.p.m.時にはすでに最高出力の75%を発揮するため、実際にはまさに全域パワーバンドといった印象だ。車重はわずかに1060kg。加速は強烈の一語に尽きる。

ペダル配置など、操作系のレイアウトがドライブ時には気になる。足元にはホイールハウスが張り出しているため、ペダル類は全体的に左側にオフセットされ、各ペダル間のクリアランスもやや狭い。ツインターボエンジンに組み合わせられる6M/Tは、シフトレバーの配置も、またその操作フィールも素晴らしいだけに、ワインディングでは積極的なシフトを楽しみたい。その魅力がスポイルされてしまうのは残念だ。

同じ英国製のライトウエイト・スポーツということならば、やはりT350などのTVRからの作品がノーブルM400にとって強力なライバルとなるだろう。ちなみに現代のTVR車も、そのシャシー・エンジニアリングの基本は、リー・ノーブルによるもの。その意味ではこの勝負は、いわば同門対決ともいえる。性能的にはポルシェ911シリーズやフェラーリのF430も、十分にそのライバルとして意識されよう。

SPEC
ノーブルM400(6M/T)
全長4089×全幅1885×全高1143mm
ホイールベース:2438mm
車輌重量:1060kg
エンジン:3.0V6DOHC+ツインターボ
最高出力:425ps/6500r.p.m.
最大トルク:53.9kg-m/5000r.p.m.
最小回転半径:不明
ノーブルM400(6M/T)
全長4089×全幅1885×全高1143mm
ホイールベース:2438mm
車輌重量:1060kg
エンジン:3.0V6DOHC+ツインターボ
最高出力:425ps/6500r.p.m.
最大トルク:53.9kg-m/5000r.p.m.
最小回転半径:不明
0〜60マイル/h(約96km/h)加速を3.2秒で、そして最終的には296km/hの最高速を可能にするというパフォーマンスは、スポーツカーとしては間違いなく一級品。そしてさらに見逃してはならない魅力は、そのシャシーチューニングの素晴らしさにある。素直なハンドリング特性や、限界域でのコントロール性の高さなどは、そのままこのM400をサーキットに持ち込んでも、十分に高く評価されるはずだ。
ズバリ結論!英国製スポーツカーの魅力が凝縮
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