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ここに注目
サスペンションは専用設計といっていい
驚異の17インチホイール標準化
「音の聞かせ方」にもこだわった静粛性
ストリーム
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サスペンションは専用設計といっていい

フロントがマクファーソン・ストラット、リアがダブルウィッシュボーンとなるサスペンションは、その基本形式こそシビックと同じだが、実際にはシビックとの共通パーツはほとんど存在しないという。新型ストリームの走りの基本理念は「1/1リニアスポーツ」というもので、これは「1の操作に対してクルマも正確に1の反応をする」ことを意味する。各ジオメトリーの最適化を筆頭に、車体の流れや転舵フィールを改善する左右対称巻きスプリング、ウレタンバンプストップラバーなど、リニアな走りへのこだわりはシビックをも上回る印象だ。

サスペンション形式
前:マクファーソン・ストラット+スタビライザー
後:ダブルウイッシュボーン+スタビライザー(2.0のみ)

ストリーム

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驚異の17インチホイール標準化

新型ストリームの標準タイヤ&ホイールサイズは2種類ある。コンフォート志向のXとGは205/65タイヤの15インチという一般的なものだが、スポーティ志向のRSZにはなんと205/55タイヤの17インチ(!)が標準装備となる。5ナンバーというナローボディに大径17インチを標準化(して実用的な最小回転半径を確保)するとは、ちょっとクルマに詳しい人ならいかに大変な作業だったか想像できるだろう。大径タイヤを避けるフレーム形状を衝突時の変形ポイントと共用化するなどの工夫で、17インチ装着車でも最小回転半径は5.5m(FF)と、15インチの5.4mの0.1mの差しかない。もちろんこの大径ホイールはビジュアル上の迫力はもちろん、ハンドリング性能、乗り心地への効果も少なくない。

RSZX、G
タイヤ:205/55R17 91V205/65R15 94S
ホイール:6J×176JJ×15

ストリーム
「音の聞かせ方」にもこだわった静粛性

いわば「7人乗れるスポーティワゴン」ともいうべき新型ストリームの開発の中で非常にこだわったのが「静粛性」だという。サスペンション設計やボディ剛性はもちろん、その執念は完全二重ドアシールやローフォルムワイパーといった細部までわたる。また技術的に興味深いのは、走行中のテールゲート振動に注目して、フロントウインドウの振動とともにこもり音を打ち消しあうテールゲート設計とした「パネル固定値コントロール」という設計手法だ。またその一方でエンジンサウンドを回転に対してリニアにあえて「聞かせる」チューニングにこだわるなど「1/1リニアスポーツ」というコンセプトは聴覚の領域にまで染みわたっている。

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インタビュー

ストリームのシャシーは基本構成こそシビックと共通化していますが、個々のパーツや構造は基本骨格からサスペンションにいたるまで、ほとんど専用設計です。ストリームに求められる走行性能や快適性、静粛性などを突き詰めていったら、結局のところ専用設計にせざるを得なかったんです。とくに「リニア感」には徹底的にこだわっていて、ハンドリングや乗り味はもちろん、エンジンサウンドの盛り上がり方まで細心のこだわりでチューニングしました。

佐藤 千春  さとう ちはる
ホンダ技術研究所 四輪開発センター
第2商品開発室

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