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三菱デリカD:5・オフィシャルサイト
ここに注目
2階建てグローブボックスは吹き抜けにも
樹脂フェンダーは軽量化と復元性の一石二鳥
独特のボディ構造がわかるトリプルパノラマルーフ
デリカD:5
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2階建てグローブボックスは吹き抜けにも

助手席前にあるグローブボックスは大容量を誇る上下2段式。アッパー側には照明とエアコン送風を利用した保冷・保温機能もつき、500mlペットボトルなら2本、コーヒー缶なら9本が収納可能だという。2段式レイアウトや保冷・保温機能はもちろん便利だが、その自体はすでに珍しい装備ではない。じつはデリカD:5のグローブボックス最大の自慢はさらに別のところにある。

アッパー側のグローブボックスの底面トレイは取り外し式になっており、底面トレイを取り去れば、2階建てのグローブボックスは上下が一体となった吹き抜け状態となる。こうなると合計12.7リッターの超大容量グローブボックスとなり、2リッターのペットボトルが立てて2本を収納可能なのだ。水分補給の大切さが認識されて日常生活でもレジャーでもペットボトルは欠かせない現代では、この工夫は非常にうれしい。

デリカD:5
樹脂フェンダーは軽量化と復元性の一石二鳥

デリカD:5のフロント・サイドフェンダーは三菱自動車初となる樹脂製だ。樹脂フェンダーの利点のひとつは軽量化で、スチールの場合と較べてデリカD:5では約4kgの軽量化を実現しているという。樹脂とスチールというまったく異なる素材をボディ各部で使い分けるには、成型方法、塗装品質、建てつけ……など、技術的にクリアしなければならないポイントも多く、ボディ開発陣が苦労した部分でもあるという。

また、日常生活において樹脂フェンダーの最も大きなユーザーメリットは、その高い柔軟性と復元性だろう。柔軟で復元性の高い樹脂フェンダーは、たとえば他車のバンパーやショッピングカートが軽く接触した程度なら、まったくキズも凹みもつかない場合も多い。家族全員が日常にもレジャーにも使うミニバンのようなジャンルには、樹脂フェンダーのメリットは非常に大きい。

デリカD:5
独特のボディ構造がわかるトリプルパノラマルーフ

デリカD:5のボディ構造は、ルーフからサイド、フロアにいたるまで、グルッ環状になったフレームが輪切りのようにならぶリブボーンフレーム構造が大きな特徴である。この独特のボディ構造によって、ボディ剛性、安心感、ロングライフを両立した“堅牢ボディ”が完成した……と三菱はうたう。インテリアデザインでも、内部からこのリブボーンフレーム構造の存在がわかるように意図的にデザインされており、それがまたデリカD:5のインテリアに独特の雰囲気をプラスしている。

デリカD:5のサンルーフもまた面白い。メーカーオプションで用意される“トリプルパノラマルーフ”は、ルーフにまで貫通するリブボーンフレームを避けるように、フロント、セカンド、サードの3列座席それぞれの頭上に独立した開閉ガラスルーフが配される。トリプルパノラマルーフを装着すると、リブボーンフレームの存在感がさらに際立つのだ。このトリプルパノラマルーフは、フロントとサード用が手動チルトアップ式、セカンド用が電動チルト付きインナースライド式となる。

デリカD:5

デリカD:5
インタビュー

“堅牢ボディコンセプト”で、ボディ剛性の基本性能を向上させただけでなく、乗ったときの信頼感や安心感、そしてデリカ伝統の丈夫で長持ちするロングライフ性能にもこだわりました。輪切りのような環状骨格構造を持つリブボーンフレームは、じつは三菱のルーツでもある航空機の胴体構造にヒントを得たものなんです。

内田 幸作 うちだ こうさく
三菱自動車工業
技術開発本部 ボデー設計部
主任

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