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ヒストリー
■MODEL YEAR:1968年




絶えずフェラーリに対抗心を燃やすフェルッチオは、400GTがイスレロに切り替わるより少し前に、シリーズの後継車を考え始めていた。400GTよりも広いリアシートを持ち、VIP用にも使えるフル4シーターというのがコンセプト。そこには、2シーターや2+2クーペしか持たないフェラーリに対し先手を打とうという思いがあったらしい

こうした経緯から1968年のジュネーブショーでデビューを果たしたエスパーダだが、ボディ・デザインはミウラでパートナーシップを結んだベルトーネが担当。基本的なスタイリングは、1967年のジュネーブショーで発表されたプロトタイプ、マルツァルをモチーフとしたもので、フロントにV12を搭載するロングノーズとリアのコーダトロンカ風処理を特徴とする。

ボディサイズは、歴代ランボルギーニのなかでも最大級となる全長4738mm、全幅1860mm、全高1185mmとなり、フェルッチオの希望通り、リアには大人2人にとって充分なスペースを有している。また、VIPカーとしての用途も念頭にあったため、各部の仕上げは当時のランボルギーニとしては最高水準の仕様が施され、革張りのインテリアやエアコン、パワーウインドーなど、ごく一部のモデルにしか与えられなかった装備が標準で用意され、望めばテレビやミニバーまでも装着することが可能だった。

シャシーはイスレロまでのマルチチューブラ・フレームに代わり、新たにセミモノコックタイプが採用されたが、320psを発生するV12・DOHCエンジンや自社製の5M/T、前後のダブルウィッシュボーン・サスペンションといった基本コンポーネンツは、基本的にイスレロのものが流用されていた。

翌年、早くもマイナーチェンジを受けシリーズIIとなり、インパネデザインの一新やエンジンのパワーアップなどを実施。また北米市場への輸出も開始された。さらに1973年にはシリーズIIIへと進化し、再度インパネデザインの変更やパワーステアリングの装備、アメリカ市場からの要望を受けてA/Tのオプション化など、装備面での充実が図られている。また、1975年には北米仕様のバンパーが衝撃吸収式の5マイル・バンパーとされた。

こうして数度にわたる改良を受けながらエスパーダは1978年まで生産が続けられ、その総生産台数は1226台にものぼっている。


SPECIFICATIONS
●全長×全幅×全高:4738×1860×1185mm
●ホイールベース:2650mm
●トレッド:F1490/R1490mm
●車輌重量:1480kg
●エンジン形式:水冷60度V型12気筒DOHC24バルブ
●ボア×ストローク:82.0×62.0mm
●総排気量:3929cc
●燃料供給:ウエーバー40DCOE×6
●最高出力:320ps/7500r.p.m.
●最大トルク:37.0kg-m/4500r.p.m.
●トランスミッション:5速M/T
●サスペンション(F/R):ダブルウイッシュボーン
●ブレーキ(F/R):ディスク
●タイヤ:F205/70VR15 R205/70VR15
●ホイール:F7.0×15 R7.0×15
※スペックはデビュー当時のもの

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