F1中国GPはライコネンが優勝、ハミルトンはリタイアに
2007年10月07日

▲優勝したキミ・ライコネンは、「難しいレースだったけどすべてがうまくいった。満足している。最終戦は面白いレースになると思う。ベストを尽くすよ」

▲17番グリッドに降格しながらも4位入賞を果たしたセバスチャン・ベッテル。トロロッソはビタントニオ・リウッツィも6位に入りダブル入賞を飾った。

▲5位入賞を果たしたジェンソン・バトン。ホンダはコンストラクターズランキングで8位(6ポイント)とスーパーアグリ(4ポイント)を逆転した。

▲「タイヤを使い切ってしまったようだ」とリタイアしたルイス・ハミルトン。チャンピオン争いは最終戦ブラジルに持ち越された。
2007年F1世界選手権第16戦中国GPは上海インターナショナルサーキットで決勝を行い、2番グリッドからスタートしたフェラーリのキミ・ライコネンが逆転優勝を飾り今季5勝目。マクラーレンのルイス・ハミルトンはまさかのリタイアに終わりノーポイント。チャンピオン争いは最終戦に持ち越された。
台風が接近し悪天候が予想された日曜日の上海だったが、決勝は気温30度、路面31度のウエットコンディション。雨は降っているもののスタンダードウエットタイヤを装着してレースは始まった。
スタート直後の1コーナーで、3番グリッドからスタートしたフェリペ・マッサが4番グリッドのフェルナンド・アロンソに先行されたが、オープニングラップでマッサは3番手のポジションを奪い返す。また、6番手スタートのラルフ・シューマッハが混乱のなかでスピンを喫し大きく後退してしまう。オープニングラップを終えトップ8は、ハミルトン、ライコネン、マッサ、アロンソ、クルサード、ハイドフェルド、リウッツィ、ウェバーに。
首位に立ったハミルトンは強弱を繰り返す雨のなかファステストを更新するペースで走行し、10周終了時点で2番手ライコネンに対して6.6秒のリードを築き、11.3秒差の3番手にマッサ、13.2秒差の4番手にアロンソと続く。15周終えハミルトンが上位陣で最初にピットに入ると、17周目マッサ、18周目アロンソ、19周目ライコネンと上位陣は相次いで1回目のピットストップ。雨は止み、路面は乾き始めていたがタイヤ交換は行わずに給油のみで各車コースに復帰する。
そして、レコードラインがほぼドライコンディションになった23周目、ウェバーが最初にドライタイヤにスイッチ。すると翌周にはドライタイヤでアレキサンダー・ブルツが1分42秒154のファステストラップをマークする。好転する路面状況をみて、26周目にはアロンソに抜かれ4番手に後退したマッサもピットに入りドライタイヤにチェンジした。
しかし、27周目に再び雨が降り始めコースは一転して滑りやすい状況に。この雨でスタートから順調に周回を重ねていた首位ハミルトンはコースオフを喫しペースダウン。2番手ライコネンに0.8秒に迫られると、28周目にはオーバーテイクを許してしまう。2番手に後退したハミルトンはタイヤの摩耗が激しくピットに向かったが、ピットレーン入り口でコントロール不能になりグランベルにスタック。まさかのリタイアに終わった。
一方、トップに立ったライコネンは猛然とプッシュしたのち32周目に2回目ピットストップ。ドライタイヤにスイッチした終盤も安定したペースで周回を重ね、2番手アロンソに対して10秒前後のリードを保ったままトップチェッカー。今シーズン5勝目を飾った。2位アロンソ、3位マッサ、4位ベッテル、5位バトン、6位リウッツィ、7位ハイドフェルド、8位クルサードまでがポイントを獲得。
この結果、チャンピオン争いは、ハミルトン107ポイント、アロンソ103ポイント、ライコネン100ポイントで最終戦ブラジルに持ち越された。
■2007F1第16戦中国GP決勝結果
Pos.ドライバー(チーム)周回数
1 キミ・ライコネン(フェラーリ)56
2 フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)56
3 フェリペ・マッサ(フェラーリ)56
4 セバスチャン・ベッテル(トロロッソ)56
5 ジェンソン・バトン(ホンダ)56
6 ビタントニオ・リウッツィ(トロロッソ)56
7 ニック・ハイドフェルト(BMWザウバー)56
8 デビッド・クルサード(レッドブル)56
9 ヘイキ・コバライネン(ルノー)56
10 マーク・ウェバー(レッドブル)56
11 ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)56
12 アレキサンダー・ブルツ(ウィリアムズ)55
13 ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)55
14 佐藤琢磨(スーパーアグリ)55
15 ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)55
16 ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)54
17 山本左近(スパイカー)53
以下リタイア
ロバート・クビカ(BMWザウバー)33
ルイス・ハミルトン(マクラーレン)30
ラルフ・シューマッハ(トヨタ)25
エイドリアン・スーティル(スパイカー)24
アンソニー・デビッドソン(スーパーアグリ)11
台風が接近し悪天候が予想された日曜日の上海だったが、決勝は気温30度、路面31度のウエットコンディション。雨は降っているもののスタンダードウエットタイヤを装着してレースは始まった。
スタート直後の1コーナーで、3番グリッドからスタートしたフェリペ・マッサが4番グリッドのフェルナンド・アロンソに先行されたが、オープニングラップでマッサは3番手のポジションを奪い返す。また、6番手スタートのラルフ・シューマッハが混乱のなかでスピンを喫し大きく後退してしまう。オープニングラップを終えトップ8は、ハミルトン、ライコネン、マッサ、アロンソ、クルサード、ハイドフェルド、リウッツィ、ウェバーに。
首位に立ったハミルトンは強弱を繰り返す雨のなかファステストを更新するペースで走行し、10周終了時点で2番手ライコネンに対して6.6秒のリードを築き、11.3秒差の3番手にマッサ、13.2秒差の4番手にアロンソと続く。15周終えハミルトンが上位陣で最初にピットに入ると、17周目マッサ、18周目アロンソ、19周目ライコネンと上位陣は相次いで1回目のピットストップ。雨は止み、路面は乾き始めていたがタイヤ交換は行わずに給油のみで各車コースに復帰する。
そして、レコードラインがほぼドライコンディションになった23周目、ウェバーが最初にドライタイヤにスイッチ。すると翌周にはドライタイヤでアレキサンダー・ブルツが1分42秒154のファステストラップをマークする。好転する路面状況をみて、26周目にはアロンソに抜かれ4番手に後退したマッサもピットに入りドライタイヤにチェンジした。
しかし、27周目に再び雨が降り始めコースは一転して滑りやすい状況に。この雨でスタートから順調に周回を重ねていた首位ハミルトンはコースオフを喫しペースダウン。2番手ライコネンに0.8秒に迫られると、28周目にはオーバーテイクを許してしまう。2番手に後退したハミルトンはタイヤの摩耗が激しくピットに向かったが、ピットレーン入り口でコントロール不能になりグランベルにスタック。まさかのリタイアに終わった。
一方、トップに立ったライコネンは猛然とプッシュしたのち32周目に2回目ピットストップ。ドライタイヤにスイッチした終盤も安定したペースで周回を重ね、2番手アロンソに対して10秒前後のリードを保ったままトップチェッカー。今シーズン5勝目を飾った。2位アロンソ、3位マッサ、4位ベッテル、5位バトン、6位リウッツィ、7位ハイドフェルド、8位クルサードまでがポイントを獲得。
この結果、チャンピオン争いは、ハミルトン107ポイント、アロンソ103ポイント、ライコネン100ポイントで最終戦ブラジルに持ち越された。
■2007F1第16戦中国GP決勝結果
Pos.ドライバー(チーム)周回数
1 キミ・ライコネン(フェラーリ)56
2 フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)56
3 フェリペ・マッサ(フェラーリ)56
4 セバスチャン・ベッテル(トロロッソ)56
5 ジェンソン・バトン(ホンダ)56
6 ビタントニオ・リウッツィ(トロロッソ)56
7 ニック・ハイドフェルト(BMWザウバー)56
8 デビッド・クルサード(レッドブル)56
9 ヘイキ・コバライネン(ルノー)56
10 マーク・ウェバー(レッドブル)56
11 ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)56
12 アレキサンダー・ブルツ(ウィリアムズ)55
13 ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)55
14 佐藤琢磨(スーパーアグリ)55
15 ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)55
16 ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)54
17 山本左近(スパイカー)53
以下リタイア
ロバート・クビカ(BMWザウバー)33
ルイス・ハミルトン(マクラーレン)30
ラルフ・シューマッハ(トヨタ)25
エイドリアン・スーティル(スパイカー)24
アンソニー・デビッドソン(スーパーアグリ)11



















