WRCヨルダン、ヒルボネンが逆転で今季初優勝を飾る

▲昨年のラリーGB以来となる勝利を手にしたBPフォードのミッコ・ヒルボネン。

▲シトロエン・トタルのダニエル・ソルドは、SS22でスピンを喫したものの2位。

▲メキシコから3戦連続ポディウムフィニッシュを飾ったスバルのクリス・アトキンソン(左)。

▲「マニュファクチャラーポイントは獲れたよ」と、再走したセバスチャン・ローブ。
 2008年WRC(世界ラリー選手権)第5戦ラリー・ヨルダンは27日に、最終日Day3(SS17〜SS22/134.34km)を行い、BPフォードのミッコ・ヒルボネンが逆転で今シーズン初勝利を飾った。2位はシトロエン・トタルのダニエル・ソルド、3位にスバルのクリス・アトキンソンが入った。

 この日最初のステージSS17は、3番手スタートのヒルボネンがベストタイム、ヤリ-マティ・ラトバラがセカンドベストをマーク。一方で、前日のDay2を首位で終えることになり先頭スタートのソルドは12.5秒差の4番手タイムが精一杯。この結果、前日の最終ステージでペースダウンの戦略を採ったBPフォードがワン・ツーに立つ。

 しかし続くSS18で、首位ラトバラがステージ後半に突然スローダウン。左リヤサスペンションが破損したままフィニッシュこそしたものの、大きくポジションを落としてしまう。これで首位に立った僚友ヒルボネンは、その後のステージで安定したタイムを並べ、今シーズン初優勝を飾った。

「最高だね。 選手権争いでも素晴らしい結果になった。でも、セブ(セバスチャン・ローブ)は手強いから、僕らももっとレベルアップが必要だろうね」と語るヒルボネン。今回の勝利で再びランキングトップに浮上した。

 2位はソルド、3位にクリス・アトキンソンが入り、スバルは表彰台フィニッシュ。また、一時首位に立ちながらもトラブルにより後退したラトバラは7位でフィニッシュし、ポイントを獲得している。

 併催のJWRC(ジュニア世界ラリー選手権)第2戦ヨルダンDay3は、初日から首位を快走していたパトリック・サンデル(ルノー)がSS17でコースオフ。代わって首位に立ったセバスチャン・オジェ(シトロエン)が前戦メキシコに続くシーズン2勝目を達成した。

■2008WRC第5戦ヨルダン最終結果トップ8
1.ミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC07)
2.ダニエル・ソルド(シトロエンC4 WRC)
3.クリス・アトキンソン(スバル・インプレッサWRC 2007)
4.ヘニング・ソルベルグ(フォード・フォーカスRS WRC07)
5.マシュー・ウイルソン(フォード・フォーカスRS WRC07)
6.フェデリコ・ヴィラグラ(フォード・フォーカスRS WRC07)
7.ヤリ-マティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC07)
8.ジジ・ガリ(フォード・フォーカスRS WRC07)