スーパーアグリ、F1からの撤退を正式発表

▲2006年からF1に参戦、2007年のスペインGPで初ポイントを獲得。2007年はランキング9位という成績を残している。

▲F1撤退は、苦渋の決断だったと、鈴木亜久里スーパーアグリF1チーム代表。
 スーパーアグリF1チーム(SAF1)は、5月6日都内で記者会見を開き、F1世界選手権から撤退することを正式に発表した。2006年からプライベーターチームとしてF1に参戦し、昨年はチーム結成22戦目のスペインGPで初ポイントを獲得、2007年のコンストラクターズランキング9位という成績を残したSAF1のF1における活動は幕を閉じることになった。

 鈴木亜久里チーム代表
「F1チームオーナーになるという私の昔からの夢を実現すべく、2005年11月にF1にエントリー申請をし、2006年よりスーパーアグリF1チームとして、2年と4ヶ月にわたりF1の世界で戦ってきたが、本日その活動に終止符をうつことになった」

「多くの自動車メーカーが参戦しているこの世界でプライベーターとして戦いを挑み、昨年はチーム参戦から、わずか22戦目にして初ポイントを獲得しランキング9位となる快挙を達成することができた。しかし、昨年のシーズン初頭から、パートナーとして一緒に戦っていくはずだったSSユナイテッド・グループ・カンパニー・リミテッドの契約不履行によりチームは経済的なバックボーンを失い、経営は非常に厳しい状況に追い込まれた。また、カスタマーカーに関する方向性の変化などチームをとりまく環境変化もあり、チームは新たなパートナー探しを精力的に続けてきたが、その活動は難航した」

「その間、ホンダから支援を受けながら、なんとか今日まで持ちこたえてきたが、現在のF1を取り巻く環境の中で、今後も安定的に活動を継続していく目処が立たず、本日、F1から撤退するという苦渋の決断をくだすこととなった」

「ここまでチームを支えてくれたホンダ、ブリヂストン、そしてスポンサーの皆様、いろいろな状況の中でアドバイスを頂いたF1関係者の皆様、チームが苦しい状況の中でも、モチベーションを絶やさず働いてくれたチームスタッフ、厳しい状況の中でも頑張ってくれたアンソニー、チーム立ち上げから一緒に戦いチームを引っ張ってくれた琢磨、そして、これまでSAF1を応援してくれてきた世界中のファンの皆様に最大の感謝を表したい」