F1開幕戦は昨年の王者、アロンソが優勝

▲昨年の王者フェルナンド・アロンソが開幕戦を制した。

▲混乱したものの見事完走を果たしたスーパーアグリF1。

▲ニコ・ロズベルグはデビュー戦でファステストラップも記録。
 2006年F1世界選手権開幕戦バーレーンGPは、予選4番手からスタートしたフェルナンド・アロンソが優勝を飾った。ポールポジションのミハエル・シューマッハは2位、キミ・ライコネンが最後尾スタートから追い上げ3位表彰台を獲得した。また注目のスーパーアグリF1は、佐藤琢磨が18位完走、井出有治はリタイアに終わった。

 2004年ハンガリーGP以来フロントロウを独占したフェラーリが無難にスタートを決めるが、予選4番手のアロンソがバトン(ホンダ)、マッサ(フェラーリ)をパスして早くも2番手に上がる。
 
 トップのシューマッハは15周目にピットイン。アロンソも19周目にピットインに入るが順位変動はない。しかし2スティント目のアロンソのペースは快調で、その差は少しずつ縮まっていく。

 2回目のピットストップも先に動いたのはシューマッハで36周目。アロンソは3周後の39周目にピットへ向かう。作業を終えたアロンソはピットロード出口で、シューマッハと並んで1コーナーへ入る。この攻防を制したのはアロンソだった。イン側にいたアロンソがアウトから抜きにかかったシューマッハを見事に抑えトップを奪う。
 
 その後、アロンソとシューマッハとの差は一時1秒以下まで縮まるが、コーナーの立ち上がりが速いルノーが首位の座を守りきり、アロンソが開幕戦を制した。3番手には予選ノータイムで最後尾からスタートした1ストップのキミ・ライコネン(マクラーレン)。また、新人ニコ・ロズベルグ(ウイリアムズ)が7位入賞とファステストラップを記録している。

 デビュー戦となったスーパーアグリF1は、佐藤琢磨が無線と給油リグの問題で6回のピットストップを行う混乱のレースとなるが見事18位完走。一方、井出有治は、メカニックがスタート15秒前にグリッドから離れずにドライブスルーペナルティを受けタイムロス。その後も給油装置のトラブルに見舞われるなど苦しいデビューレースを強いられるが、完走を目指して粘り強い走りを見せていた。しかし、35周目にエンジンが止まり惜しくもリタイアに終わった。
 
2006年F1世界選手権第1戦バーレーンGP決勝結果
Pos.ドライバーチーム
1  F.アロンソ/ルノー(M)
2  M.シューマッハ/フェラーリ(B)
3  K.ライコネン/マクラーレン・メルセデス(M)
4  J.バトン/ホンダ(M)
5  J-P.モントーヤ/マクラーレン・メルセデス(M)
6  M.ウエバー/ウイリアムズ・コスワース(B)
7  N.ロズベルグ/ウイリアムズ・コスワース(B)
8  C.クリエン/レッドブル・フェラーリ(M)
9  F.マッサ/フェラーリ(B)
10 D.クルサード/レッドブル・フェラーリ(M)
11 V.リウッツィ/トロロッソ・コスワース(M)
12 N.ハイドフェルド/BMWザウバー(M)
13 S.スピード/トロロッソ・コスワース(M)
14 R.シューマッハ/トヨタ(B)
15 R.バリチェロ/ホンダ(M)
16 J.トゥルーリ/トヨタ(B)
17 T.モンテイロ/MF1・トヨタ(B)
18 佐藤琢磨/スーパーアグリ・ホンダ(B)

以下リタイア
井出有治/スーパーアグリ・ホンダ(B)
J.ビルヌーブ/BMWザウバー(M)
G.フィジケラ/ルノー(M)
C.アルバース/MF1・トヨタ(B)


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