F1バーレーンGP、フェラーリのマッサが今季初勝利

▲「ホっとした。悪いイメージを払拭できた」とポール・トゥ・ウィンで今季初勝利を飾ったフェリペ・マッサ。

▲デビューから3戦連続ポディウムフィニッシュを飾ったルイス・ハミルトン。

▲アロンソをコース上でオーバーテイクしたニック・ハイドフェルドは3戦連続4位入賞だ。

▲琢磨に続きデビッドソンも51周目にエンジンブロー。スーパーアグリは2台ともリタイアに終わった。
 2007年F1世界選手権第3戦バーレーンGPは、マナーマのバーレーン・インターナショナル・サーキットで決勝が行われ、フェラーリのフェリペ・マッサがポール・トゥ・ウィンで今シーズン初勝利を飾った。

 2位はルイス・ハミルトン(マクラーレン)、3位はキミ・ライコネン(フェラーリ)。また、スーパーアグリの佐藤琢磨はエンジンブローに見舞われリタイアに終わった。

 気温30度、路面温度42度のドライコンディションで始まった決勝は、オープニングラップでアクシデントが起きる波乱の幕開け。後方集団でマルチクラッシュが発生し、コース上にストップしたジェンソン・バトン(ホンダ)とスコット・スピード(トロロッソ)がマシンを降りた。また、ノーズを破損したエイドリアン・スーティル(スパイカー)がピットへと向かう。このアクシデントのため今季初めてセーフティカーが導入された。

 フェリペ・マッサ(フェラーリ)を先頭に以下、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、キミ・ライコネン(フェラーリ)、ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)、ロバート・クビカ(BMWザウバー)の隊列でレースが3周目に再開すると、2番手ハミルトンが、トップのマッサを追う展開。しかしマッサもファステストをマークしてルーキーに付けいる隙を与えない。その一方で、3番手アロンソが序々に遅れはじめた。

 18周目、ハミルトンが上位勢で最初にピットイン。21周目にトップのマッサ、22周目にアロンソ、そして23周目にライコネンとハイドフェルドがピットイン。インラップでペースを上げたライコネンがアロンソの前でコース復帰して3番手に浮上した。

 順位を下げたアロンソはセカンドスティントに入りペースが上がらずライコネンに引き離されると、今度は5番手ハイドフェルドに迫られる。そして、テール・トゥ・ノーズで迎えた32周目にハイドフェルドがアロンソをオーバーテイク。これで順位は、マッサ、ハミルトン、ライコネン、ハイドフェルド、アロンソへと変わった。

 トップを快走するマッサは40周目に2回目のピットイン。翌周には3番手ライコネンと4番手ハイドフェルド、マクラーレン勢は43周目アロンソ、44周目ハミルトンと立て続けにピットインを行い、ソフトからハードへとタイヤを交換しフロントウイングをアジャストしてコースへと復帰する。

 レース終盤、ハードタイヤを装着したマッサは42周目にファステストラップをマークするなど安定したペースでトップチェッカー。ポール・トゥ・ウィンで今シーズン初勝利、通算3勝目を飾った。2位ルイス・ハミルトン、3位キミ・ライコネン、4位ニック・ハイドフェルド、5位フェルナンド・アロンソ、6位ロバート・クビカ、7位ヤルノ・トゥルーリ、8位ジャンカルロ・フィジケラまでがポイントを獲得した。

 また、17番グリッドからスタートしたスーパーアグリの佐藤琢磨は、35周目のホームストレートでエンジンブローに見舞われリタイアに終わっている。

■2007F1第3戦バーレーンGP決勝結果
Pos.ドライバー(チーム)周回数
1 フェリペ・マッサ(フェラーリ)57
2 ルイス・ハミルトン(マクラーレン)57
3 キミ・ライコネン(フェラーリ)57
4 ニック・ハイドフェルト(BMWザウバー)57
5 フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)57
6 ロバート・クビカ(BMWザウバー)57
7 ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)57
8 ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)57
9 ヘイキ・コバライネン(ルノー)57
10 ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)57
11 アレキサンダー・ブルツ(ウィリアムズ)56
12 ラルフ・シューマッハ(トヨタ)56
13 ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)56
14 クリスチャン・アルバース(スパイカー)55
15 エイドリアン・スーティル(スパイカー)53
16 アンソニー・デビッドソン(スーパーアグリ)51

以下リタイア
マーク・ウェバー(レッドブル)41
デビッド・クルサード(レッドブル)36
佐藤琢磨(スーパーアグリ)34
ビタントニオ・リウッツィ(トロロッソ)26
ジェンソン・バトン(ホンダ)0
スコット・スピード(トロロッソ)0