F1モナコGP、マクラーレンがワン・ツー・フィニッシュ

▲マクラーレンのモナコGPワン・ツー・フィニッシュは1989年以来。

▲「ライバルが速すぎた。3位はベストな結果。次回頑張るよ」とマッサ。

▲7位のアレキサンダー・ブルツは、F1復帰後初入賞を飾った。

▲佐藤琢磨は17位でモナコ初完走。18位にデビッドソンが続いた。
 2007年F1世界選手権第5戦モナコGPはモンテカルロ市街地コースで決勝を行い、フェルナンド・アロンソが優勝、2位にルイス・ハミルトンが続きマクラーレンがワン・ツー・フィニッシュを飾っている。

 気温24度、路面温度34度のドライコンディションで始まった決勝レースは、スタート直後の1コーナーでの混乱もなく、ポールポジションのフェルナンド・アロンソを先頭に、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、フェリペ・マッサ、ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)とグリッド順にオープニングラップを終える。

 5番手には7番グリッドからスタートしたニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)が浮上し、以下、ニコ・ロズベルグ(ウイリアムズ)、ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)、マーク・ウエバー(レッドブル)と続く。また、15番グリッドのキミ・ライコネン(フェラーリ)は12番手に順位を上げた。

 2周目、ビタントニオ・リウッツィ(トロロッソ)がカジノ手前のウォールにヒット。リウッツィはリタイアに終わるが、速やかなマシン撤去作業でセーフティカーの導入はなくレースは進行する。

 フロントロウからスタートし、ワン・ツー体制を築いたマクラーレンが、序盤から他を圧倒するラップペースで後続を引き離す。また、柔らかいほうのタイヤでスタートした5番手ハイドフェルドのペースが上がらず、4番手フィジケラとの差も周回を重ねるにつれ開き始めた。

 23周目、フィジケラが上位勢では最初にピットイン。トップを走るアロンソは25周目、同じ周に3番手マッサもピットストップを行う。そして、やや多めの燃料でスタートしたハミルトンは、ファステストラップをマークして28周目にピットへと向かった。ピットストップを終えても上位4台の順位変動はなく、アロンソ、ハミルトン、マッサ、フィジケラのオーダー。

 セカンドスティントに入ってもアロンソとハミルトンのマクラーレンコンビの勢いは止まらず、40周目には3番手マッサを40秒弱後方に置き去りにするラップペース。そして、2番手ハミルトンに対し5秒リードの首位アロンソは50周目に2回目のピットストップ。対するハミルトンは翌周ピットへと向かい5秒と短めの給油でピットアウトする。

 最後のスティントに入ると、2番手ハミルトンがアロンソを上回るペースをみせ、58周目には両者の差が0.8秒にまで縮まるが、その後は落ち着いたペースとなり、終盤はやや間隔を開けてワン・ツー体制。そして、アロンソ、ハミルトンのオーダーでチェッカーを受けたマクラーレンが伝統の一戦でワン・ツー・フィニッシュを飾った。

 アロンソはポール・トゥ・ウィンで今シーズン2勝目となる通算17勝目。ハミルトンはデビューから連続表彰台となる2位。以下、3位フェリペ・マッサ(フェラーリ)、4位ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)、5位ロバート・クビカ(BMWザウバー)、6位ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)、7位アレキサンダー・ブルツ(ウイリアムズ)、8位キミ・ライコネン(フェラーリ)までがポイントを獲得している。

■2007F1第5戦モナコGP決勝結果
Pos.ドライバー(チーム)周回数
1 フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)78
2 ルイス・ハミルトン(マクラーレン)78
3 フェリペ・マッサ(フェラーリ)78
4 ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)77
5 ロバート・クビカ(BMWザウバー)77
6 ニック・ハイドフェルト(BMWザウバー)77
7 アレキサンダー・ブルツ(ウィリアムズ)77
8 キミ・ライコネン(フェラーリ)77
9 スコット・スピード(トロロッソ)77
10 ルーベンス・.バリチェロ(ホンダ)77
11 ジェンソン・バトン(ホンダ)77
12 ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)77
13 ヘイキ・コバライネン(ルノー)76
14 デビッド・クルサード(レッドブル)76
15 ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)76
16 ラルフ・シューマッハ(トヨタ)76
17 佐藤琢磨(スーパーアグリ)76
18 アンソニー・デビッドソン(スーパーアグリ)76

以下リタイア
クリスチャン・アルバース(スパイカー)70
エイドリアン・スーティル(スパイカー)53
マーク・ウェバー(レッドブル)17
ビタントニオ・リウッツィ(トロロッソ)1