今度のアウディS6はV10、420ps!

アウディは、東京モーターショーで発表されたSラインのフラッグシップS8に続き、同じV10ユニットを搭載するS6をこのデトロイト・ショーで発表した。注目のFSIのV10エンジンはディメンションこそS8と同じだが、最高出力を30ps抑え、ヒエラルキーを確保。最高出力420ps、最大トルク540Nmというパワー/トルクを計上する。このスペックは最高出力だけがS8に劣ること30ps、最大トルクはまったくの同一である。

このパフォーマンスは、0→100㎞/hなんと5.2秒で、トップスピードである250㎞/hまで一気にS6を加速させる。250㎞/hの最高速は、もちろんドイツメーカー各社の紳士協定によるもので、リミッターを外せば、セダンボディながら、S6をオーバー300㎞/hの世界に誘う。

得意の4WD、クワトロシステムは、通常40:60と、FRテイストを盛り込む。これは路面状況に応じてフロントが最大65%、リヤが85%までトルセンセンターデフでトルクを可変。より確実なトラクションを得られるシステムを採用している。トランスミッションは6速のティプトロニック。もちろんステアリング脇のパドルでギヤチェンジ可能だ。

ランボルギーニ・ガヤルドゆずりともいえるV10エンジンを採用したS6。仮想敵は、ズバリBMW M5。FRのM5に対して4WDを採用するS6は、パワーこそ80psのビハインドだが、圧倒的なトラクション性能でBMWにはない全天候型の走りを披露してくれるはずだ。

ちなみにこのS6シリーズは、先代モデル同様に、セダンの他、アバント(ステーションワゴン)もラインナップしている。

投稿者 ロッソ編集部 :2006年01月12日 00:59

コンパクト・ボルボへの大きな期待

デトロイトで発表されたC30コンセプトは、そのまま、C30シリーズとして市販予定されている2ドアコンパクトモデルの事前お披露目である。現行ボルボのデザインテイストを守ったボルボのDNAを感じるデザインが特徴で、そのアピアランスは、2ドアハッチバックであってもひと目でボルボ・ブランドのモデルと分かるものだ。ボルボの2ドアハッチバックモデルとしては、1986年にジュネーブ・ショーで発表された480以来のラインナップになる。

特徴的なリヤゲートのデザインは、すでに東京モーターショーでも披露されたコンセプトカー、3CCで事前予告されていたもの。3CC自体はアメリカはカリフォルニア州カマリロにあるボルボのアドバンスデザインセンターがデザインと開発を担当。2004年秋に上海で行なわれたミシュランのエコイベント、チャレンジ・ビバンダムでワールドプレミアされたものだ。

基本的なハードはすでに登場しているS40/V50シリーズを踏襲。直4ユニットと直5ユニットの搭載が見込まれており、FF方式を採用する。このプラットフォームは、フォードの新型フォーカスの流れを汲むもので、スポーツライクなハンドリングに定評を持つ。かつて1989年に日本導入された480シリーズ以降初の2ドアハッチバックモデルだけに、エントリーユーザーの獲得はもちろんのこと、スポーティ指向のヤングユーザーもターゲット層に盛り込まれているはずだ。

インテリアはこちらも現行のボルボS40/V50シリーズを踏襲。フローティングマウントデザインのセンターコンソールも採用されている。リヤシートは足元の余裕こそ十分に見えたが、ヘッドクリアランスはまずまずといったレベル。しかし、2ドアモデルとはいえ、ボルボを名乗るだけに、ファミリーユースを犠牲にしないある程度の居住性は確保されているといえそうだ。

今回デビューしたC30コンセプトは、あくまでもC30の予告編。生産モデルは今年中にもデリバリーを開始する見込みだ。もちろん、日本にも導入予定。その際は、オーバーフェンダーやエアロパーツ、そして大きめのホイールなど、ショーモデルの化粧を落とした姿で登場するはずだ。たとえ化粧を落としたスッピンになってもその素性のよさは保証できるのでご安心を。

投稿者 ロッソ編集部 :2006年01月11日 23:38

流麗なスタイリングは健在

 

 ジャガーブースの華となっていたのは、XKコンバーチブル。
 現在はまだ日本市場での販売も行われておらず、ようやく海外での試乗会が開催されはじめたばかりというXKクーペであるが、マーケットでの人気の高いソフトトップ・モデルも間髪入れずに投入してくる所からは、ジャガーがこのモデルに掛ける思い入れの深さが感じられる。

 トピックはなんと言っても、ソフトトップを開け放った時の流麗なスタイリング。前モデルよりも多少エッジーなデザインとなったが、伝統のエレガントさは受け継がれている。
 また、現在のオープンカーでは主流となっているスティール製のトップの採用はされずオープンカーらしいソフトトップが用いられているため、屋根を閉めた状態でもいわゆるオープンカー的なトラディショナルな美しさを保ち続けている。
 ちなみに、搭載されるエンジンはAJ-V8をベーズに改良された4.2リッターV8 。最高出力298ps、最大トルク42.8kg-mを発生する。
 今後、現在ジャガーのハイスペックモデルの象徴とも言えるスーパーチャージド・ユニットの搭載も予想されるが、その発表はもう少し先のことになりそうだ。

投稿者 新井一樹 :2006年01月11日 21:50

まさしくトラベル、ミニ・コンセプトがデトロイトにも遠征

ミニはフランクフルト、東京に引き続き、次期ミニをベースに登場すると思われるワゴン・ボディのトラベラーを用いたコンセプトカーをデトロイトでも展示した。

第3弾となるミニ・コンセプト・デトロイトは,これまでの2作とほぼ同じ。ノーマルルーフ+横基調グリルなど、第1弾のフランクフルト・バージョンに近い仕様になっている。おそらくこの調子でいけば、第4弾が3月のジュネーブ・ショーに出展されるのは間違いないだろう。

機能的な部分での違いは、タイヤサイズがより現実的なものに変更された程度(右)。インテリアも基本的にはフランク、東京仕様と同じだ(左)。

投稿者 新井一樹 :2006年01月11日 21:37

鬼に金棒、北米にハイブリッド

トヨタは北米市場で乗用車ナンバーワンの販売台数を記録するミドルセダン、カムリをフルモデルチェンジ。2006年のデトロイト・ショーの目玉として持ち込んできた。

新型カムリは、一新された内外装デザインや、シャシーの見直しによる運動性能の向上など、北米ナンバーワンの地位を維持するために全方位的に磨きが掛けられ、進化を遂げている。しかし、最大のトピックは何と言っても、ハイブリッド・モデルの新設。これに置いて他にない。

カムリ・ハイブリッドに搭載される2.4直4+電気モーターのパワートレインは、これまでのエスティマ&アルファード用とは異なる最新バージョンで、最高出力はシステム全体で192ps。158psの2.4直4ガソリンと、3.5リッターに拡大されたV6の268psのちょうど中間に位置する。

昨2005年も約43万2000台を販売し、見事、乗用車ナンバーワンの座を死守したカムリ。北米では持ってきただけ売れると言われているハイブリッドを加えることで、さらなる飛躍を遂げるのは間違いないだろう。

ちなみに、北米の販売開始はガソリン・モデルが3月から。ハイブリッド・モデルは2ヶ月ほど遅れる予定。気になる日本への導入は、2.4直4は今月末から販売が開始されるが、ハイブリッドは現在検討中とのことだ。

全長4805mm、全幅1820mm、全高1460mm。先代よりも幅広く、そして低くなった(左)。エンジンラインナップはハイブリッドのほか、2.4直4と3.5V6が用意される。インパネは先代の横基調からT型スタイルに変更された(右)。

投稿者 新井一樹 :2006年01月11日 21:05

デトロイトショー動画速報6(クライスラー)

クライスラーブランド初となるSUV、「アスペン」発表の模様を動画でレポート。

dt05.jpg

投稿者 Shin Watanabe :2006年01月11日 17:58

クライスラー300のSUVが登場

ダイムラー・クライスラー(DC)はクライスラーブランドとしてはじめてとなるSUVモデル「アスペン」を発表した。

ダッジブランドSUV、「デュランゴ」のプラットフォームを共有している「アスペン」であるが、DC首脳陣は非常に高い人気を維持しているセダン「300」シリーズに肖ろうと、「アスペン」をSUVの300シリーズとうたっている。たしかにフロントセクションのエクステリアデザインにはクライスラーを代表する300シリーズやクロスファイアのエッセンスがうまく散りばめられている。

搭載されるエンジンは4.7リッターV8に加え、5.7リッターV8HEMIエンジンの2本立て。出力は前者が235馬力、HEMIは335馬力を発揮。5.7リッターHEMIエンジンには走行状況によって4気筒を休止させる可変気筒システムを搭載しており、ハイパフォーマンスと省燃費を両立している。

駆動方式は4輪駆動はもちろんであるが、後輪駆動もラインナップされる。

ボディディメンションは全長5101mm、全幅1930mm、全高1887mm、ホイールベース3027mmと、ダッジ・デュランゴと共通だ。

アメリカでのデリバリー開始は2006年秋の予定。車両価格は今のところ未定。


投稿者 Shin Watanabe :2006年01月11日 16:02

デトロイトショー動画速報5(ダッジ)

マッスルカー回帰で盛り上がる2006年のデトロイトショーだが、その一方で各メーカーからはSUVとパッセンジャーカーをクロスオーバーさせたニューモデルが目白押しであった。

これから著しい成長が見込まれているクロスオーバーは、2006年のアメリカ・マーケットを征する重要キーワードである。

クライスラー・パシフィカでクロスオーバー市場を切り開いてきたダイムラー・クライスラーは、コンパクトサイズクロスオーバー「ダッジ・キャリバー」を投入。しかも価格は1万3000ドル代と戦略的なプライスタグが付けられている。

dt03.jpg dt04.jpg

投稿者 Shin Watanabe :2006年01月11日 15:13

デトロイトは大吹雪に見舞われ大パニック
デトロイトショー動画速報5

デトロイトショー・メディア公開日も3日目、最終日に突入。
会場のCOBOセンターは局地的な大吹雪に見舞われ、一時騒然となった。

詳細は動画ファイルをご覧頂きたい。

dt02.jpg

投稿者 Shin Watanabe :2006年01月11日 14:33

Z4に待望の“M”が追加

BMWは昨年末にフォトデビューを果たしたZ4・Mロードスターをデトロイトへ持ってきた。

Z4・Mロードスターの開発を手掛けたのは、BMWのハイパフォーマンス・モデルを一手に引き受けるBMW・M社。M3をはじめとするほかのMモデル同様、エンジンだけでなく、クルマ・トータルでの性能アップが図られている。

エンジンは先代のZ3・Mロードスターと同じMモデル専用の3.2直6を搭載。次期M3に採用確実とされているV8ではなかった。一説によると、Z4のエンジンベイには相当な改造を施さないとV8は収まらないらしい。Z4・Mロードスターの最高出力は343hp、0-100km/h加速はたったの5.0秒。これは最新のポルシェ911と同タイムである。

エンジン以外では、サスペンションやブレーキの強化、回転数制御の可変デフロックが専用装着されるほか、配置上の問題か、ステアリングフィールを重んじてなのか理由は定かではないものの、ステアリングのアシストが電動モーターから油圧式に変更された。そのほか、大型フロントスポイラー、18インチホイール、バイキセノンヘッドランプなどにより、ノーマルのZ4との差別化が図られている。

4本出しのデザインがMの証となる。

投稿者 新井一樹 :2006年01月11日 12:53

アキュラからハリアー対抗馬デビュー

ホンダのプレミアムブランドであるアキュラから、レクサスRX330(日本名:トヨタ・ハリアー)とガチンコ勝負のラグジャリー・ライトSUV、RDXプロトタイプが登場した。

ホンダらしくラグジャリーさに加え、スポーティさも強調されたRDX。エンジンはターボチャージャーを装着した2.3直4・i-VTECを搭載。最高出力は240psで、変速機はパドルシフト付きの5段A/T。ターボには可変フローが採用されている。このクラスはV6が主流なだけに、V6ナシで大丈夫かという一抹の不安は残るものの、ライバルとの差別化は間違いなく図れるに違いない。

プラットフォームは新たに開発されたライトトラック用の新世代シャシー。これにレジェンドで初めて採用された前輪および左右後輪のトルク配分を自在にコントロールできるSH-AWDが組み合わされる。

生産は北米のオハイオにあるホンダ・オブ・アメリカ。北米での販売は2006年夏から開始される。日本は2008年からの予定だ。


張り出した前後フェンダーや抑揚の効いたボディサイドなど、メリハリのあるデザインとなっている(左上)。初代レジェンド以来、ホンダ久々のガソリン・ターボ(右上)。独立した3連メーターが特徴的なインパネ(左下)。ナビのモニターとそれを司るコントローラーがセンターパネルの特等席に収まる(右下)。

投稿者 新井一樹 :2006年01月11日 04:25

6代目セントラ登場、サニー系から完全独立を果たす

サニーの北米仕様車としてスタートしたセントラがフルモデルチェンジ。6代目へと生まれ変わった。そんな新型の注目はなんと言ってもプラットフォームである。

近年、セントラは別意匠のデザインが与えられるなど独自性が強められていたが、プラットフォームなどの基幹部位に関してはサニーと共有していた。ところが新型のプラットフォームには、日本におけるサニーの後継車であるティーダが用いるBプラットフォームではなく、ラフェスタやルノー・メガーヌと同じCプラットフォームが採用されている。ボディサイズ的にはBでも十分だが、あえてCを用いたのは、今回同時に発表された、ティーダ(北米名バーサ)の北米導入が関係しているのは間違いない。ひとクラス上のシャシーで、ティーダとの差別化を図ろうということなのだろう。

新型セントラのボディサイズは、全長4567mm、全幅1790mm、全高1512mm、ホイールベースは2685mm。全方向的にひと回り大きくなり、先日日本での販売が終了したプリメーラとほぼ同等サイズとなった。

エンジンはラフェスタなどでお馴染みの2.0直4のMR20型で、最高出力は135ps。6段M/Tが標準で、CVTがオプションで用意される。


大きくキックアップしたサイドラインが特徴的(左上)。スタイリングは丸いノーズに大きく弧を描いたルーフ、そして短いトランクリッドと、最近の北米専用セダンの定石通り(右上)。シンプルなインパネ。操作部をシルバー仕上げにしている(左下)。ボディサイズの拡大にともない、室内も広くなった。シフトレバーは操作性を考え高い位置に置かれる(右下)。

投稿者 新井一樹 :2006年01月10日 19:36

ゲーム世代のためのスポーツカー

日産はZや2007年登場予定のGT-Rに続く新世代のスポーツカー・コンセプトを発表した。アージ。

モーターサイクルをモチーフにしたというスタイリングを持つこの新世代スポーツカーのターゲットは、ずばりTVゲーム世代の若者。無駄なものをそぎ落とした、これまでのスポーツカーとは異なるデザインは軽量化など機能面でのメリットもあるが、ゲームの世界でクルマを知った若者たちを意識した結果に他ならない。

ボディサイズは全長3979mm、全幅1824mm、全高1260mm、ホイールベースは2650mm。Zと同じホイールベースながら前後オーバーハングを極端に削り取ることで、全長はZより400mmほど短い。機能面については詳細なアナウンスはないが、高回転型の小排気量ユニットに6段M/Tが組み合わせたFRが採用されている。

若者にアピールするスポーツカーというキャラクターを考えると、アージはさしずめ21世紀のシルビアといったところか。


ドアの下の部分はシースルーとなっている(左上)。シートは前2席+後1席の変則3座を採用(右上)。TVゲームのXbox360を内蔵。ルームミラー用のモニターを見ながら、ステアリングやペダルを使って、ゲームを愉しむことができる(左下)。


投稿者 新井一樹 :2006年01月10日 17:49

デトロイトショー動画速報4(Jeep他)

モータートレンド誌で世界の自動車業界で最もパワフルでホットな人物に輝いたカルロス・ゴーン日産CEOも登場。新型セントラを発表。
dt006.jpg

Jeepはラングラーのフルモデルチェンジとニューモデル、コンパスを投入。
dt007.jpg dt008.jpg
dt009.jpg

アストンマーティンのプレスカンファレンスはゴージャス!
dt010.jpg

投稿者 Shin Watanabe :2006年01月10日 16:58

デトロイトショー動画速報3(カマロデビュー!)

シボレーから突如の復活劇となった「カマロ・コンセプト」興奮のアンベールの模様を動画でレポート

cam001.jpg cam002.jpg
cam003.jpg

投稿者 Shin Watanabe :2006年01月10日 16:02

マッスルカーバトル勃発か!?
シボレー・カマロが復活!

1967年のデビューから2002年の生産中止まで……。35年間に渡りシボレーのイメージリーダーとして君臨し、日本でも馴染み深かった「カマロ」のネーミングが2006年のデトロイトショーで突如復活を果たすことになった!

2006年デトロイトショーでは奇しくもフォードから「シェルビーGT500」、ダッジからは「チャレンジャー」が復活。伝説のアメリカン・アイコンたちが次々に復活するという、大マッスルカーイヤーとなったのである。

今回登場したのはコンセプトモデルであるが、GM首脳は市場の反応次第ではかなり早い段階で市販化の判断を下すことになると思われる。

「2006 カマロ・コンセプト」のスタイリングの根底にあるのは、ファースト・ジェネレーションの中でもベストデザインといわれる1969年型カマロである。ちなみに1967~1969年型のファースト・ジェネレーション・カマロは、3年間で699,000台が販売された大ヒットモデルである。

「カマロ・コンセプト」のフロントグリル、リアフェンダーのデザイン処理には、'69カマロのDNAが色濃く残こされた。それでいてシボレーの新しい方向性を示唆する事にも成功している。

パワートレインはもちろんフロントエンジン、リアドライブ。搭載されるエンジンも伝統のプッシュロッドV8。
現行シボレー・コルベットにも搭載される最新のスモールブロック、6.0リッターLS2ユニットである。
足回りは4輪インデペンデント・サスペンションで、フロントがストラット。リアはマルチリンク。

スペック詳細
Vehicle type: two-door, four-passenger rear-wheel drive sport coupe
Wheelbase (in / mm): 110.5 / 2806
Length (in / mm): 186.2 / 4730
Width (in / mm): 79.6 / 2022
Height (in / mm): 53 / 1344
Track (in / mm): 63.8 / 1620 front; 63.3 / 1607 rear
Engine: 6.0-L V-8 LS-2, 400 hp / 298 kw, with Active Fuel Management™
Transmission: six-speed manual T56
Suspension: four-wheel independent: MacPherson strut front, multilink rear, progressive rate coil springs, gas-pressurized dampers
Brakes: four-wheel disc, 15” rotors with four-piston calipers
Wheels: cast aluminum, 21” front, 22” rear
Tires: 275/30R21 front, 305/30R22 rear





 

投稿者 Shin Watanabe :2006年01月10日 14:24

4ドア・アストン復活の狼煙

デトロイト・ショーの隠れた主役がこのアストンマーティン・ラピード。アストンマーティン・ラゴンダ以来、久々に復活した4ドアモデルである。

このラピード、ヴァンキッシュに始まったVHプラットフォームを採用したコンセプトカーで、フル4シーターのインテリアを持つキャラクターが最大の特徴。内装は、これまでの定石どおり、アストンマーティンならではの本革とウッドの絶妙な組み合わせを実現。リヤシートはけして広いとはいえないが、大人4人が快適に移動可能なキャビンスペースを得た。


ドアはDB9やV8ヴァンテージのように、斜め上方に広がるスワンウイングを4枚ともに採用。ここでもアストンマーティンのテイストを頑に守った。

ボディは全長×全幅×全高=5000×1888×1333㎜と大柄。車高の低さがラピードをスタイリッシュでスポーティなアピアランスに見せているが、実車はかなりの大きさであったことを付け加えたい。ちなみにホイールベースは2990㎜と、DB9よりも250㎜延長されている。

面白いのは、このクラスの4シーターモデルにも関わらず、リヤにハッチゲートを採用していること。実用性も十分だが、これはコンセプトカーのみに与えられた仕様であることも否定はできない。フルサイズモデルともいえるポジションにハッチゲートはいささか例外的かもしれないが、もしもこれがプロダクションモデルにも採用されたなら、かなりユニークな存在になることだろう。

エンジンスペックなどは未公表だが、フロントにはアストンマーティン得意のV12をマウント。もちろん後輪駆動となる。

このデトロイト・ショーでワールドプレミアされたラピード。来るジュネーブ・ショーにも出展予定で、そこで欧州のカスタマーの反応を見て、生産化にGOが出される予定だ。気になる価格は、アンオフィシャルながら、ヴァンキッシュと同等か、若干高い程度とコメントされた。

スタイリッシュな4ドアのプレミアモデルとし、ライバルたちとは明確なコンセプトの違いを打ち出したラピードは、アストンマーティンの新たな歴史を作り出すポテンシャルを十分に感じさせる1台だった。

投稿者 ロッソ編集部 :2006年01月10日 14:12

主要な情報はここに

こちらは、日刊のモーターショー・ニュース。
昨日、会場内で発表されたクルマの詳細や、今日行われるコンファレンスの情報などか細かく載っています。
スムーズな取材を行うために、役立ちのアイテムです。

投稿者 新井一樹 :2006年01月10日 06:29

先進的で、挑戦的なマツダスピリットの象徴

戦いの開始を告げるために放つ矢である鏑矢から取った鏑という名前が与えられたコンセプトカー。フランクフルト・ショーで発表された「颯爽」、東京ショーでデビューした「先駆」に続くデザインスタディーである。
一連のコンセプトモデルはショーが開催される国のデザインティームによって制作されており、よって今回の鏑は北米のティームによる作品。コンパクトスポーツクーペとして重要なダイナミックな走りと、これからのクルマに必要とされる様々なユーティリティーを兼ね備え、マツダの思想をシャープに表現した一台である。
 

スピードメーターが装着された独特なステアリングが特徴的なインテリア。シート地はメッシュ素材が採用されていた。

そのエッジーなボディデザインは会場でもかなり目立っており、カンファレンス終了後も、様々なメディアが車両を囲み続けていた。

投稿者 新井一樹 :2006年01月10日 06:23

現在のデトロイトショー


現在1月9日午後3時。
プレスコンファレンスも一段落し、会場は少しずつ落ち着きを取り戻してきています。
ちなみに、現在の会場の風景はこんな感じ。
最初から完成した状態でプレス公開する東京モーターショーとは違い、多くのメーカーはプレス・コンファレンスを行うためだけの特設ステージを設置しているものですから、コンファレンスが終わってから、一般公開へ向けて会場を整えるのです。
つまり、我々が訪れているプレスデーの3日間を使って、会場は最後の仕上げに入るということ。ですから、至る所で、せっせと工事が行われています。

ですから、会場内をクルマが走っちゃったりすることも多々あります。

ちなみに、コンファレンスにおいて発表される前のクルマたちには、こんな具合でカバーがかけられています。左がトヨタで右がアキュラ。果たして、どんなクルマが発表されるのでしょうか? 情報が入り次第、このブログでお伝えします。
 

投稿者 新井一樹 :2006年01月10日 05:30

さらに磨きをかけて

 オフロードの走破性に磨きをかけると共に、オンロードでの走行性能も洗練。
オリジナル・ジープ直系の後継車であるニュー・ジープ・ラングラーは、65年以上受け継いできた伝統を継承し続け、正常進化を遂げた。 
「徹底的に技術的な部分とデザインの見直しを行い、65年の歴史の中で最高のオフロード走破性を手に入れました」という、ボディ・オン・フレーム プロダクトティーム担当副社長であるマイク・ドナヒューのコメントの通り、今回発表されたジープ・ラングラーは各部に徹底的に手が入れられている。
 まず特筆すべきは、最低地上高の改善とフロント及びリアのオーバーハングがの短縮により、アプローチアングル44.3度、ブレークオーバーアングル25.4度、デパーチャーアングル40.4度という急斜面の走破性をブラッシュアップされた点。また、ラングラーXとサハラにはダナ30フロントアクスルとダナ35リアアクスルを、ルビコンにはヘビーデューティー仕様のダナ44アクスルを標準装備することで、脚廻りのキャパシティーも大幅にアップされている。
 さらに、フレームの曲げ剛性を100パーセント、ボディ剛性を50パーセント、アップし、そこへオンロードの走破性を追求して変更されたジオメトリーを持つ脚廻りを組み合わせることで、オンロードでの乗り心地も追求されている。
 進化はここに留まらず、エンジンも前モデルに搭載されていた4.0リッター直列6気筒ユニットよりもはいアウトプットを誇る、新開発の3.8リッターOHV V6エンジンを搭載。トランスミッションは標準で6段M/T、オプションにて4段A/Tが組み合わされる。
 気になる発売日程であるが、今回配付された資料によると2006の秋を予定しているとのこと。日本市場への導入時期に関しては、未定ということであった。

シンプル・イズ・ベスト。ストイックなまでに4WDとしての資質を追求し続けてきたラングラーの精神は、無駄なものをすべて排除した美しさを持つインパネにも貫かれている。

デタッチャブル・ハードトップも装着可能。このハードトップはルーフ部分が分割で取り外し可能となっており、様々なボディ・バリエーションを楽しむことが可能。

コンファレンスの会場には、ラングラーの祖先であるウイリスMBも登場。ニューモデルでも、ウイリスの流れをしっかりと受け継いでいることを示した独特のボディデザインが採用され、その信念が継承されていることをアピールしている。

投稿者 新井一樹 :2006年01月10日 05:16

Jeep初のFFパワートレインを搭載

 2005年のフランクフルトショーでデビューしたジープ・コンパス・コンセプトの市販モデルが2007年にデビューすることが決定した。
 今後10年で大幅な拡大が予想されるコンパクトSUVセグメントに、Jeepも参入することとなったのだ。
 モデルラインアップはコンパスとコンパス・リミテッドの2グレード。いずれのグレードにも前輪駆動式と4輪駆動式という2つの駆動方式が用意されている。
 4404×1760×1631mmという少々小柄なボディに収まるのは170HPを発揮する2.4リッターの自然吸気ユニット。ベースグレードでは5M/Tが標準装備となり、オプションにてジャトコ製のCVT2も選択できる。
 ちなみにコンパスの悪路走破性能であるが、アプローチアングルは21.1度、ディパーチャー・アングルは32度、そして、ブレイクオーバー・アングルは21度とのこと。ラングラーやチェロキーほどとまではいかないものの、このクラスのコンパクトSUVとしては、かなりのパフォーマンスを内包しているところが、やはりJeepらしいといえるのではないだろうか。

硬派なオフローダーを好むユーザーではなく、スタイリッシュで洗練されたジープを求める顧客をターゲットにしているというだけに、インパネのデザイン及び質感は質実剛健なラングラーの内装とは違い、グランドチェロキーっぽい高級感の漂う仕上げとなっている。

リアシートを収納すると、1487リットルという巨大なカーゴルームが出現する。助手席もたたんでしまえば、1719リットルの荷室を確保できる。

投稿者 新井一樹 :2006年01月10日 05:04

会場はこんなところです

 

デトロイトショーが行われる会場は、デトロイトのダウンタウンにあるCOBO CENTER。広さは東京モーターショーの会場の約2/3程度と結構こぢんまりしています。
 今日の天気は曇り。外気温は0〜8度くらいで、そんなに寒くありません。
 

 辺りを見回すとこんな感じのビルばかり。東京のど真ん中にいる感じと似ていますね。

投稿者 新井一樹 :2006年01月10日 01:36

クロスポルトの市販化決定

 昨年のデトロイトショーにおいて発表されたマツダのコンセプトカー『MXクロスポルト』の市販バージョンとして、『CX-7』がワールドプレミアされた。
 スポーツカーとSUVのクロスオーバーというコンセプトをバックボーンに持つCX-7は、RX-8やロードスターといったマツダを代表するスポーツカーをデザイン・モチーフとしたボディ・デザインが与えられ、張り出したフロント・フェンダーや、18インチの大径アルミ・ホイールが何とも力強そうなイメージを与えている。
 また、4630×1930×1630mm、ホイールベース2795mmと北米市場では若干コンパクトととも思えるそのボディサイズが、さらにそのスポーティーなイメージを助長している。
 当初北米マーケットのみの発売とアナウンスされていたが、日本国内においてコンセプト・モデル評価が非常に高かったことを受け、日本市場においても発売されることが予定されている。

直噴技術によって高出力と低燃費を両立させたMZR2.3リッター・ターボエンジン。マツダスピード・アテンザに搭載されたエンジンがベースとされ、244 HP/5000r.p.m.、35.5kg-m/2500r.p.m.を発揮する。組み合わされるトランスミッションは、6速A/Tである。

インテリアの雰囲気はロードスターやRX-8といったスポーツモデルのイメージを強く受け継ぐものとなっている。

投稿者 新井一樹 :2006年01月10日 01:21

新型V12FR2シーター、599GTBのオフィシャルフォト入手!!!

2月28日のジュネーブ・ショーで、正式発表されるフェラーリの新型V12FR2シーター、599GTBのオフィシャルフォトと主要一部スペックがデトロイト・ショーで発表された。

まずは、その第一報として、入手した画像をアップします。注目のV12エンジンは、5999ccの620ps仕様。あのエンツォ・フェラーリにも迫るパフォーマンスを発揮している。

投稿者 新井一樹 :2006年01月10日 00:25

二日目が始まりました

 

プレスデーの2日目が始まりました。
 今日は7時半よりコンファレンスが開始されるため、6時にホテルを出て会場に入りました。
 現在、1月9日の午前9時の会場の風景はこんな感じです。そろそろ日産のコンファレンスが始まると言うことで、日産ブースは人で溢れかえっています。
 ちなみに、たった今ロッソ編集長のサクライ氏がフェラーリ・ブースにて発表前のフェラーリの写真をゲットしてきてくれたようなので、 この後すぐに公開します。

投稿者 新井一樹 :2006年01月10日 00:03

チャレンジャーがコンセプトモデルとして復活

 HEMIエンジンやチャージャーの復活で勢いづくクライスラーが、デトロイトにて発表したのは、“チャレンジャー”の名が与えられたコンセプト・モデルである。野太いエグゾーストノートを響かせながらプレス・コンファレンスの舞台へと華々しく登場するやいなや、会場はこの日一番と言っても過言ではないほどの盛り上がりを見せた。
 ごらんの通り、デザイン・モチーフは70年代にマッスルカーの代表格として一世を風靡し、現在ではコレクター・アイテムとして珍重されるダッジ・チャレンジャー。
「単にあの当時の形をまねて再現するのではなく、良い部分は残し、悪い部分を切り捨て、現代的にしっかりとブラッシュアップした形でチャレンジャーをよみがえらせたかった」とは、副社長であるトム・トレモントのコメント。その言葉通り、そのボディ・デザインには我々が思い描くかつてのチャレンジャーの面影はしっかりと残しつつも、中身は、5名がしっかりと乗車できるキャビン・スペースに始まり、OHVというスタイルを踏襲しつつ現代のテクノロジーによって作り上げられたクライスラーを代表するエンジン“HEMIユニット”、カーボン製のボンネット、フロント255/45R20、リア265/40R20という大型ホイール、また、快適省力化装備の充実など、現代のトレンドをしっかりとなぞり、商品性も十分に追求された内容を兼ね備えている。
 もっとも大切である動力性能に関しても、0-97km/hを4.5秒、0-400mを13秒フラット、最高速度は174mphと発表されており、その走りも現代のスポーツカーの基準をしっかりと満たしているというから、さらに期待はふくらむ一方である。
 現在の時点では、具体的な生産および販売に関するインフォメーションはないが、万が一チャレンジャーが復活することになったら、大いなる賛同と共に市場に受け入れられることは間違いないだろう。

ボンネットとフロントマスクはカーボン製。ボンネットの中には、6.1リッターのHEMIユニットが収まっている。

インテリアのデザインも、元祖チャレンジャーの面影を残しつつ現代的にアレンジされたもの。トランスミッションは6段M/Tとなる。写真でもお分かりいただけると思うが、コンセプトカーにありがちな非現実的な装飾などは施されておらず、現車からは市販化の可能性は高そうな雰囲気を感じ取ることができた。

投稿者 新井一樹 :2006年01月09日 21:01

クライスラーはこんな名前も復活させました

温故知新路線で行くと旗色を鮮明にしたクライスラーはスポーティ・モデルだけでなく、伝統のラグジャリー・セダンの復活も再起へのシナリオに盛り込んでいた。クライスラー・インペリアル・コンセプト。1930年代に登場したフラッグシップを2006年のデトロイトショーで蘇らせたのだ。

フロントからサイドシルに平行に流れたあと、後輪のホイールアーチに沿うようにキックアップした伝統のスケグラインが特徴的なボディは、全長5439mm、全幅1933mm、全高1615mm、ホイールベース3123mmという、フラッグシップに相応しいたっぷりとしたサイズを持つ。

ドアは観音開きを採用。さらに、Bピラーを取り去ることで、乗降性の向上を図っている。ただし、このあたりは、実際に市販化されるときに活かされるかどうかは微妙なところ。また、車高を上げ、ルーフを後方まで延長し、着座位置を高くすることで、ゆったりとくつろげる後席空間を作り出している。

機能面は北米ならず世界中で成功を収めている300Cがベース。ただし、風格あるスタイリングとゆとりある室内空間のため、ボディサイズはかなり拡大された。エンジンは今のクライスラーには欠くことのできない5.7リッターのヘミを搭載する。



300Cよりも全長は432mm、全高は152mm長い(左上)。リアコンビランプはヘッドライトに呼応するように丸型4灯が採用されている(右上)。インパネは木目とブロンズ製(左下)。インテリアはクリームとブラウンの2トーン。シートは革とスウェードのコンビとなる(左下)。

投稿者 新井一樹 :2006年01月09日 19:52

ついに登場! メルセデスのプレミアムSUV

 デトロイトショーのメルセデスベンツブースにおいて、ひときわ華やかにデビューを遂げたのがこちら。3列シートを備えたプレミアムSUVであるGLクラスである。
 5088×1920×1840mm、ホイールベース3075mmという、巨大なボディ・サイズを持ち、乗車定員7人、荷室最大容量2300リッターという巨大なキャパシティーが与えられている。
 エンジンは、335HPを発揮する4.6リッターのV8を主力ユニットとし、他に、排出ガス中のNOxを80%も削減することに成功したブルーテック・ディーゼル・エンジンを搭載。トランスミッションは、7速ATの7Gトロニックが組み合わされる。
 サスペンションには、最低地上高を最大307mmまで上昇させることが可能なAIRMATIC エアサスペンションが採用されるほか、速度感応式のパワーステアリングや、アダプティブ・ダンパー・システム、急坂において低速で降下することをサポートするダウンヒル・スピード・レギュレーション、また、牽引時の操縦安定性を高めるTSA機能を持つESPも搭載される。
 ちなみに、GLクラスが生産されるのは、MやRクラス同様アラバマ州にあるメルセデス・ベンツ工場。発売のスタートは北米マーケットが2006年の春、ヨーロッパにおいては同年9月が予定されているとアナウンスされた。
 GLがデビューしたことで気になるのは、長らくメルセデスベンツのハイエンド4×4として君臨してきたGクラスの生産終了の噂であるが、現在も世界中において高い人気を博していることが考慮され、当分の間は併売されることとなっている。

名称から判断すると、Gクラスの後継といったイメージになるが、そのボディ・デザインはMクラスの流れを強く受け継いだものとなっている。

ダッシュパネルもすべて革で覆われたインパネはSクラスも顔負けといった仕上がり。フロントシートのヘッドレストにはモニターが配備されるなど、プレミアムSUVとしての完成度は高い。

電動で格納できるサード・シートもGLクラスのトピック。ボタン操作一つで手軽に多彩なシートアレンジが可能となっている。

投稿者 新井一樹 :2006年01月09日 18:08

デトロイトショー動画速報2(クライスラー)

引き続きデトロイトショーのプレス・カンファレンスの模様を動画で報告する。
クライスラーからはあの名車が復活した!

dt003.jpg dt004.jpg

投稿者 Shin Watanabe :2006年01月09日 17:17

GT-Rに続き、次期スカイラインも姿を現わす

日産のプレミアム・ブランドであるインフィニティは2ドア・クーペのコンセプトカー、インフィニティ・クーペ・コンセプトを発表した。ご存知の通り日産は、北米市場でスカイライン・クーペをG35クーペという名のインフィニティ・ブランドとして販売している。つまり、このクルマこそが次期スカイライン・クーペの予告編に他ならない。

主力市場である北米で好調な販売を記録しているだけに、スタイリングは現行モデルのイメージを色濃く残している。大きく異なるのは縦長からツリ目になったヘッドライトぐらい。ルーフラインとサイドウインドー・グラフィックなどは、現行のままと言っていいくらいよく似ている。

ボディサイズや機能面に関するアナウンスは、ルーフがガラス製で、20インチホイールを履くといった程度。どちらもショーモデル用の演出の可能性が大きいので、具体的なことは一切触れられていないと解釈するのが正解である。

市販モデルの発売時期については言及されていなかったが、関係者によると、来年夏以降になるのではということだった。


リアスポイラーとサイドステップはボディ一体式となっている(上左)。デザインは日本のNTC(上右)。インパネは、インフィニティがダブルウェイブと名付ける特有のセンターコンソールが張り出し、運転席と助手席が奥まっているデザインを採用する(下左)。アクセントに用いられるアルミ・パネルには和紙をイメージした装飾が施されている(下右)。

投稿者 新井一樹 :2006年01月09日 16:49

デトロイトショー動画速報(FORD)

デトロイトショーで行われたプレス・カンファレンスの模様を動画でお届けする。

まずはフォードの模様から。

dt001.jpgdt002.jpg

投稿者 Shin Watanabe :2006年01月09日 16:49

3種類の燃料に対応するフルサイズピックアップ

年間70万台以上もの販売実績を誇るフォードFシリーズ・ピックアップ・トラック。同社の屋台骨を支えるFシリーズの次世代モデルを示唆する「F250スーパー・チーフ・コンセプト」がデビューを果たした。

ここ数年アメリカでの燃料価格の上昇は、フォードにとってドル箱市場であるフルサイズ・ピックアップトラック、SUVの売り上げを揺るがしかねない深刻な状況となっている。フォードにとって次世代トラック開発は急務である。

全長6.7メートルという、まさにフルサイズと呼ぶに相応しいF250の目玉は3種類の燃料に対応するV型10気筒エンジンだ。6.8リッターの排気量を持つSOHC20バルブエンジンは、通常のガソリンに加え、水素燃料、エタノール燃料(E85)にも対応する史上初のトライ・フューエルV10エンジンである。

最大出力は水素燃料モードでは250馬力、ガソリンが310馬力、E85も310馬力と充分なパフォーマンスも得ている。それでいて既存の同排気量エンジンより10%以上のフューエル・エコノミーを獲得している。ガソリンとE85燃料はあらゆる比率で混合して走行しても問題ない。

デザインに目を移すと、4人がゆったりとくつろぐことが出来るキャビンは、それを見る限りピックアップトラックとは思えない仕上がりだ。

すでにモデル末期を迎えている現行F250、350シリーズ。果たして次世代モデルにどこまでコンセプトモデルのアイディアが織り込まれているのだろうか。




投稿者 Shin Watanabe :2006年01月09日 16:14

セルシオの後継車、4代目レクサスLSデビュー

昨2005年の東京モーターショーにコンセプトカーが出展され、注目を集めた新型レクサスLSの市販モデルがその姿を現わした。

デトロイトでお披露目されたのはLS460とLS460Lの2台。Lの文字でお分かりの通り、標準ボディのLS460に対して、LS460Lはホイールベースを160mm延長したロングボディである。2種類のボディタイプが設定されるのは、4代目を数える新型が初めてだ。

ボディサイズは、標準が全長5030×全幅1875×全高1475mm、ホイールベースが2970mm。先代の日本仕様の3代目セルシオと比べると、全長15mm、全幅45mm、ホイールベースが45mm大きく、全高は15mm低い。ロングボディは全長が5150mm、ホイールベースが3090mmと標準ボディに対してそれぞれ120mm延長されている。

エンジンはコンセプトカーLF-Shに積まれていたハイブリッドではなく、ごく一般的な4.6V8のガソリン。ただし、4代目LSが初搭載の新エンジンで、最高出力は約380hp、最大トルクは約51.2kg-mと、現在のトヨタ系のラインナップでは最高スペックを誇る。また、トランスミッションも新開発で、電子制御A/Tはなんと8段変速。この組み合わせにより、0-60mph加速は5.5秒以下と、5.0V8のベンツS500並の性能を達成している。ちなみに、V8のハイブリッド仕様は2006年春のニューヨークショーでデビューする予定。

気になる発売時期は、北米が2006年秋、日本もほぼ同時期だと見られている。


ロングボディのLS460L。コンセプトカー、LF-Shとの違いはヘッドライト、グリル、バンパー程度にとどまる(上左)。こちらは標準ボディのLS460。前後ホイールの間が異なるだけで、そのほかはロングボディに順ずるようだ(上右)。インパネは先代のイメージを踏襲。マークレビンソンのオーディオは19のスピーカーを備える。(下左)。プライベートジェット並みと謳う後席。リクライニング機構はもちろんのこと、レッグレスト、マッサージ機能も備わる(下右)。

投稿者 新井一樹 :2006年01月09日 15:45

現代に復活した伝説の名車、ミウラ

かつてランボルギーニの名を一躍世界のスーパーカーファンに知らしめたランボルギーニの歴史的名車、ミウラのネーミングがコンセプトカーで復活した。デトロイトでのワールドプレミアでは、現ランボルギーニのチーフデザイナーであるウオルター・デ・シルバがプレゼンテーション。「21世紀にその名をふたたび蘇らせることができて光栄」とコメントした。

かつてのミウラをモチーフにしたデザインは見てのとおり。しかし実車はふたまわりほど大きく感じられる。コンセプトカーにはエンジンも搭載されており、V型12気筒ユニットを縦置き。ホイールは20インチで、フロント245/35ZR20、リヤ305/35ZR20のピレリ・Pゼロを確認した。


このミウラ・コンセプトは、あくまでもスタディモデルであるというが、デトロイトに先駆けること1月5日に行なわれたカリフォルニアはビバリーヒルズでの顧客向け内覧会では、邦貨にして4000万円から7000万円の間で市販化のプランがあるとの関係者の証言も耳にすることができた。この内覧会に招待されたのは、西海岸で、すでに数台のランボルギーニを所有するVIPカスタマーやディーラー関係者、そして地元の一部メディアなど。優良顧客からダイレクトにミウラ・コンセプトの印象をリサーチするのは、ランボルギーニがこのモデルを単なるミウラへのオマージュとして考えている以上の何かを予想させる。

この話を裏付けるかのように、同時にチーフデザイナーのデ・シルバは「量産時期については現在のところ未定」と市販化を示唆したものと思われる発言も行なった。ビバリーヒルズの会場に集まった優良顧客の反応も良好なものであったところから、現代版ミウラとしての販売に強い期待が寄せられる。

投稿者 ロッソ編集部 :2006年01月09日 15:35

ディーゼル+電気+ソーラー=新世代スポーツ

フォードは1月8日に開幕となったデトロイトショーで全く新しいアイディアを満載したスポーツカー・コンセプトカーをお披露目。「新しいスポーツカーは何か?」を世に提言した。

1.4リッターディーゼルエンジンと電気モーターを組み合わせた新開発のハイブリッドエンジンは、駆動系には6速エレクトロニック・シフト・トランスミッションとの組み合わせにより、リッター当たり約27.2㎞という低燃費を実現。またルーフに備え付けられたソーラーパワーも併用してバッテリー充電を可能にしている。

ボディサイズは全長4034mm、全幅1786mm、ホイールベース2548mm。スポーツカーらしいプロポーションの持ち主だ。

安全面でも新しいアイディアが組み込まれ、シートベルトのベルトそのものエアバッグのように膨張して乗員を保護するという「インフレータブル・シートベルト」を採用。フロアにはナイキ・シューズからリサイクルしたラバー素材を用いており、ノイズとバイブレーションを押さえる役目も果たしている。

投稿者 Shin Watanabe :2006年01月09日 15:24

次期アウディA4を示唆するスタディ

アウディがこのデトロイト・ショーで初めて発表したコンセプトカーは、ロードジェットとネーミングされた時期A4を予感させるモデルだ。

A3のスポーバックに似たショートワゴン的なシルエットだが、全長は4700mmと現行A4(セダン/アバントともに同サイズ)よりも110mm強長いもの。全幅は現行A4アバント比で15mm、全高は10mm大きい。ちょうど現ラインナップのA4とA6の間に位置するボディサイズだ。

一見ショートワゴンのスタイルだが、しかし、A4アバントの次期モデルと考えるよりも、新しいアウディのデザインテイストを披露したスタディと見るほうが現時点では正しいと予想だろう。

現在のシングルフレームグリルを進化させ、ちょっと吊り眼で薄いヘッドライト、フェンダーやドアのエッジを水平のラインで強調したデザインに、次期A4から始まる新世代アウディのモチーフを問うことができそうだ。

ちなみにコンセプトカーには300psの3.2リッターFSIを搭載し、これに7速のDSGを組み合わせた。また可動式のラゲッジルームフロアや、シートの着座位置を後方にずらした独立式のリヤシートなども採用している。またインテリアはダッシュボードを水平基調のデザインにし、センターコンソールを切り離して組み合わせるなど、これまでのアウディのインテリアからの変化を感じさせる。

次期A4から始まる、新しいアウディのデザインテイストを予告するモデルと見ると……このモデルの重要性が理解できそうだ。新世代アウディの登場は間もなくと思っていいだろう。

投稿者 ロッソ編集部 :2006年01月09日 15:21

伝説の名車がフォードに帰ってきた!

かつてキャロル・シェルビーが手がけたフォード・マスタングのスペシャル「GT500」が現代に蘇った!
マッスルカーが全盛を極めていた1970年代前半、「キング・オブ・ザ・ロード」とまで言わしめた「GT500」の名が現行マスタングのラインナップに追加されることになったのだ。

もちろん車両の開発にはレーシング・レジェンド「キャロル・シェルビー」のDNAも組み込まれている。

キャロル・シェルビーとFord Special Vehicle Team(SVT)のコラボレーションによって開発されたフォードGT500に搭載されるエンジンは5.4リッターDOHC32バルブ、V型8気筒。フォードGTに採用されているエンジンパーツを惜しげもなく投入。ルーツ式のインタークーラー・スーパーチャージャーを搭載し、マスタング史上最強の475馬力を発揮することになった。

ボディバリエーションはクーペに加え、コンバーチブルもラインナップ。

デリバリー開始は2006年夏を予定している。価格