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新車速報

【デトロイト07】次期ランエボのプロトタイプが登場

2007年01月10日

 三菱自動車は今回のデトロイトショーで、2007年3月に発売予定の新型ランサー・セダンの北米仕様を初公開。同時に2008年第1四半期に発売を予定している次期ランサー・エボリューションのプロトタイプであるプロトタイプXを披露した。

 プロトタイプXは、全長4495mm、全幅1810mm、全高1480mmで、従来のランエボIX・MRと比較して全長が5mm、全幅は40mm、全高は40mm拡大。ホイールベースは2650mmで25mm伸びている。

 エクステリアはベースの新型ランサーから、前後バンパーやグリル、ボンネット、リアフェンダー、トランクリッドなどが変更され、いかにもランエボらしい攻撃的なルックスに仕上がっている。また、軽量化のためボディパネルの一部にはアルミを使用している。

 パワーユニットは、ついに名機4G63型に別れを告げ、新開発の2.0リッター直4DOHC・MIVECターボの4B11型を搭載。このエンジンは新型ランサー・セダンにも自然吸気仕様が搭載されるが、初期段階から高性能ターボ・エンジンとすることを前提に開発されている。

 アルミニウム製ブロックを採用したこのエンジンは、スチール・ブロックの4G63型比で20kgの軽量化を実現。また、搭載位置を下げたことで、低重心化も実現している。現状ではまだ開発中とあって最終的なスペックは公表されていないが、4G63型が到達した280ps/41.5kg-mと同等以上のスペックで登場することは間違いないだろう。

 この4B11型に組み合わせるトランスミッションは、なんとマグネシウム製パドルシフトによるマニュアル操作が可能な6段2ペダルM/Tだ。次期ランエボにも搭載予定のこのトランスミッションは、トルク・コンバーター式のA/Tではなく、完全なM/Tベースのもの。パドル操作による素早い変速が可能なマニュアル・モードと完全オートマチック・モードを備えている。なお、次期ランエボにはコンベンショナルな5M/Tも用意される。

 4WDシステムには、現行アウトランダーのフルタイム4WDシステムをベースに、アクティブ・センター・デファレンシャル(ACD)とアクティブ・ヨー・コントロール(AYC)リア・デファレンシャル、アクティブ・スキッド・コントロール(ASC)を組み合わせた、新たな車輌運動統合制御システム、スーパー・オール・ホイール・コントロール(S-AWC)を採用した。

 発売まであと1年。すべてを一新して登場する次期ランエボの運動性能は、我々の想像を超えたものになりそうだ。

●三菱自動車
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/
▲プロトタイプXは、2008年春に発売予定の次期ランエボの姿を示唆している。攻撃的なルックスがランエボらしい。
▲ワイドなリアフェンダーや大型リアウイング、ディフューザー形状のリアバンパーなどは専用。ホイールは20インチだ。
▲トランスミッションにはパドルシフト付きの6段2ペダルM/Tを採用。インパネにはラップ・カウンターを装備している。
▲次期ランエボは新開発の4B11型2.0リッター直4DOHC・MIVECターボを搭載する。詳細なスペックは後日公表される。

     

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