【NY07】究極のマスタング、シェルビーGT500KR登場

▲シェルビーGT500KRが40年ぶりに復活。カーボン・コンポジット製ボンネットの下には540hpのSC付き5.4V8を搭載する。

▲高出力エンジンの搭載に合わせ、シャシーにも専用チューニングを実施。リアアクスルの最終減速比も下げられている。
 フォード・モーターは、4月4日に開幕したニューヨーク国際自動車ショーで、2008年春に1000台限定で発売が予定されている史上最強のマスタング、フォード・シェルビーGT500KRを公開した。

 このモデルは1967年に、当時もっともパワフルなマスタングとしてニューヨークショーで発表されたシェルビー・コブラGT500KRの生誕40周年を記念して、フォードとシェルビー・オートモービルが2007年型シェルビーGT500をベースに共同開発したスペシャル・モデル。ちなみに“KR”とは“キング・オブ・ザ・ロード”を意味している。

 パワーユニットは、最高出力540hp、最大トルク70.5kg-mを発揮するスーパーチャージャー付き5.4リッターV8を搭載。フォードのハイパフォーマンス・カー開発部門であるSVTが開発したこのエンジンは、専用の制御マップを採用したほか、インタークーラーの強化や電子制御スロットルの採用、フォード・レーシングが手掛けたエグゾースト・システムの採用により、優れたスロットル・レスポンスを実現。トランスミッションにはショートストローク・タイプの6M/Tを組み合わせる。また、最終減速比はベース車の3.31:1から3.73:1に下げられている。

 シャシーも専用にチューニングが施された。足回りはスプリング、ショックアブソーバー、スタビライザー、ストラットタワーバーを専用に開発。フロント・ブレーキにはブレンボ社製キャリパーを備えた14インチ・ベンチレーテッド・ディスク・ブレーキを採用している。なお、ショー・モデルはシェルビー・デザインの20インチ鍛造アルミホイールが装着されるが、量産仕様はこれが18インチになる。

 エクステリアは、往年のGT500KRに倣ったスタイリングとされた。フロントバンパーのロワグリルには、ブレーキ冷却用ダクトを設置。ボンネット・フードはカーボン・コンポジット製の専用品だ。フロントグリルとフロントフェンダーには40周年記念バッジを装着した。また、フロントからリアにかけてル・マン・スタイルのレーシング・ストライプをあしらった。ボディサイドのストライプには40年前とまったく同じ書体で“GT500KR”と書かれている。

 インテリアはレザーをふんだんに使用。ヘッドレストには“Carroll Shelby”のサインが刺繍される。また、センタースタックの上部には40周年記念プレートが装着されている。

【このほかにも、ニューモデルが満載!】
・ニューヨーク国際自動車ショー2007パーフェクトガイド

●フォード・モーター
http://www.ford.com/