【NY07】新型レクサスLX570発表、381馬力の5.7V8搭載

▲約9年ぶりにレクサスLXがフルモデルチェンジ。新型は先代のスペックをはるかに上回る381hpの5.7リッターV8を搭載する。

▲新型LX570は、AHCやクロール・コントロール、クロスリンク・システムの採用でオフロード走破性能が大幅に向上している。

▲インパネは先代と比較して大幅にモダンなデザインに進化した。レクサスの最上級SUVらしく快適装備が盛りだくさんだ。
 トヨタ自動車は、4月4日に開幕したニューヨーク国際自動車ショーで、2008年前半に発売を予定しているレクサスの最上級SUV、新型LX570を発表した。

 新型レクサスLX570は、日本でトヨタ・ランドクルーザー・シグナスとして販売されている現行のレクサスLX470の後継モデル。今秋発売が予定されている次期トヨタ・ランドクルーザー100のレクサス版である。

 ボディサイズは全長4991mm、全幅1971mm、全高1890mmで、先代から全長で101mm、全幅で31mm、全高で40mm拡大。ホイールベースは2850mmで先代と同一だが、室内長は先代を110mm上回る3265mmを実現している。

 パワーユニットはトヨタ・タンドラにも採用されている最高出力381hp、最大トルク55.4kg-mの5.7リッターV8を搭載。従来の4.7リッターV8と比較して113hp/10.1kg-mものパワーアップを果たした。トランスミッションにはシーケンシャル・シフトを備えた新開発の6A/Tを組み合わせ、エンジンと統合制御することで、優れたパフォーマンスと経済性を両立している。

 駆動方式はフルタイム4WD。20インチの大径タイヤを履く足まわりには、アダプティブ・バリアブル・サスペンション(AVS)とアクティブ・ハイト・コントロール(AHC)を備えた4輪電動油圧サスペンションを採用した。また、対角線上のサスペンションの動きを適切に制御する新開発のクロスリンク・システムも装備している。この結果、先代と比較してコーナリング時のロール量を30%低減することに成功した。

 AHCは、乗降時には自動的に50mm車高を下げ、クルマが走り出すともとの車高に戻るほか、高速走行時にはフロントが25mm、リアは13mm以上車高を下げ、空力性能を向上させる機能を持つ。また、トランスファーをロー・レンジに入れると自動的に車高が76mm上がり、オフロード走行に必要なロード・クリアランスを拡大する。

 オフロード用クルーズ・コントロールとも言えるクロール・コントロール機能を装備している点も新型の特長。起伏が激しい路面状況でドライバーがステアリング操作に集中できるようスロットルを自動制御することで適度な低速を維持する。クロール・コントロール作動時には、バーチャル・ロック・デファレンシャルが作動し、シャシー性能を最大限に発揮させるため、タイヤの空転を最小限に抑える。また、先代同様に悪路における制動距離低減を実現するマルチ・テレーンABSも標準装備している。

 装備面では、4ゾーン独立オート・エアコンやセカンドシート電動スライド機能、パワー・サードシート、9スピーカー・プレミアム・オーディオ、Bluetooth搭載ナビゲーションシステムなどを標準装備。また、セミアニリン・レザー・インテリアや前席温度調節機能、9スピーカーのマークレビンソン・オーディオシステム、後席エンターテインメントシステム、パークアシスト、アダプティブ・クルーズ・コントロール、高級家具やプライベートジェットの装飾にも使用されるブビンガ・ウッドのトリムなど、最上級モデルに相応しいアイテムが多数設定されている。

 安全面では、前席ニー・エアバッグや2列目サイド・エアバッグを含む10エアバッグと前席アクティブ・ヘッドレスト、2列目シートベルト・プリテンショナー、タイヤ空気圧モニター・システムを標準装備。クラス初のプリクラッシュ・セーフティ・システムも設定されている。

 日本には2007年秋に上陸する模様。とりあえずレクサス版は用意されず、トヨタ・ランドクルーザーのみの導入となるようだ。

●レクサス
http://www.lexus.com/