アバンギャルドな新型MPV、シトロエンC4ピカソが上陸

▲昨年のパリショーで発表されたC4ピカソがいよいよ日本に上陸する。広大なガラスエリアを持つエクステリアが特徴的だ。

▲流麗なスタイリングは見た目がユニークなだけでなく、Cd値0.31というクラストップレベルの空力性能も実現している。

▲ステアリング・ホイールはC4と同様にセンターパッド固定式。センター下側のボックスはクーリング機能を備えている。

▲前席頭上まで伸びたフロントウインドーのすぐ後ろには長さ1mを超える広大なパノラミック・ガラスルーフを標準装備する。
 シトロエン・ジャポンは、個性的なスタイリングが特徴の新型3列7人乗りMPV、C4ピカソを6月21日に発売する。

 このモデルは、“ビジョスペース(VISIOSPACE)”というコンセプトを基に開発され、他に類を見ない広大なガラスエリアとクラス最大級の容量を持つ多彩なアレンジが可能な室内空間を特長としている。

 ボディサイズは全長4590mm、全幅1830mm、全高1660mmで、VWゴルフ・トゥーランと比較すると200mm長く、35mm幅広い。ホイールベースは2730mmでトゥーランより55mm長くなっている。

 パワーユニットは、欧州仕様にはDPF付きのディーゼルも存在するが、日本仕様は最高出力143ps/6000r.p.m.、最大トルク20.8kg-m/4000r.p.m.の可変バルブタイミング機構付き2.0リッター直4DOHCのみ。トランスミッションには新開発した6段2ペダルM/Tの6段エレクトロニック・ギアボックス・システム(6EGS)とコンベンショナルなトルクコンバーター式4A/Tを用意する。

 C4ピカソ最大の特長である視界の広さは、同クラスの一般的なモデルと比較してルーフとの境目を30cm以上後退させた前席の頭上まで延びる広角パノラマ・フロント・ウインドーと、細いピラーで囲まれた三角窓により実現。運転席における垂直方向の視野角は、通常のミニバンが35度程度なのに対し、C4ピカソでは2倍にあたる70度となっている。また天井には、クラス最大となる長さ1.04mのパノラミック・ガラスルーフを装備。明るく開放感の高い空間を作り出している。

 インテリアは、クラス最大級の室内幅を実現。1列目21cm、2列目13cmのスライド機構により、2列目に70〜95cmものレッグスペースを確保した。また、3列目のフロアはレッグスペース確保のためにくりぬいた構造となっており、大人2人の着座を可能にしている。

 2、3列目のシートはヘッドレストを取り外さずに簡単に折り畳むことが可能。ラゲッジ容量は7人乗車時で576リッター、2、3列目を格納した状態では1951リッターとなる。また、ラゲッジには多彩な使い方ができるトノカバーや、トーチライトとして約45分間連続使用できる再充電可能なポータブル式フラッシュライトが備わり、高い利便性を実現している。

 また、リアサスペンションにはクラス初のエアサスペンションを採用。乗車人数や荷物の量に関係なく、クルマの挙動を安定させ、快適性や走行安定性を確保したほか、荷物の積み下ろし時にはラゲッジの高さ調整も可能とし、積載性を向上させている。

 装備面では、エンジン停止状態でも最大8分間、設定温度で送風が可能な“rest”機能を備えた4ゾーン・オートエアコンや、外気の質を検知して自動的に無い基準感機能を作動させるエア・クオリティ・センサー(汚染物質感知センサー)などの快適装備を採用。

 また、オートマチック・エレクトロニック・パーキング・ブレーキやヒルスタート・アシスタンス、前後パーキング・アシスタンス、クルーズコントロールなどを装備。また、縦列駐車の際に駐車スペースを検知し、駐車可能、困難、不可能をセンターディスプレイに表示するパーキング・スペース・センサーといった先進装備も備わっている。

 ボディカラーはビュルラ(ダークワインレッド)やイカール(紫紺メタリック)、ノチオラ(ディープゴールド・メタリック)の新色3色を含む7色を設定。シート表皮とトリムは全車ベロアでインテリアカラーはベージュ系のマチナルとなる

 グレードは2.0エクスクルーシブ1種類。右ハンドルのみの設定で、価格は6EGS、4A/Tとも345万円となっている。

●シトロエン・ジャポン
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