新型Cクラスに6.2リッターV8を搭載したC63AMG登場

▲新型Cクラスに早くも登場したハイパフォーマンス・バージョンのC63AMGは457hp/61.2kg-mを発揮する6.2V8を搭載。

▲C63AMGは高性能エンジン搭載に合わせシャシーを改良。ESPは“ESP SPORT”モードを備えた“ESP 0”を採用している。

▲スピードメーターは320km/hスケール。新デザインのAMGステアリングホイールの背面にはシフトパドルを装備する。

▲AMGスポーツシートはランバーサポート機能を装備。表皮は合成皮革のARTICOと本革のハイグレードレザーが用意される。
 ダイムラー・クライスラーは、2008年初頭に発売を予定している新型Cクラス・セダンのハイパフォーマンス・バージョンであるC63AMGを発表した。

 このモデルは、最高出力、最大トルクとも新型C300アバンギャルドSが搭載する3.0リッターV6のおよそ2倍となる457hp/6800r.p.m.、61.2kg-m/5000r.p.m.のAMG製6.2リッターV8を搭載。このエンジンは2000〜6250r.p.m.で最大トルクの80%を上回る51.0kg-m以上を発揮する。

 トランスミッションは、“S(スポーツ)”、“C(コンフォート)”、“M(マニュアル)”の3モードを備えた7A/TのAMGスピードシフトプラス7Gトロニックを組み合わせる。この7A/Tはシフトパドルによる変速が可能であるほか、コーナリング中でもシフトダウンがスムーズに行えるブリッピング機能をAMGとして初採用した。ちなみに、変速に要する時間はCモードと比較してSモードが約30%、Mモードは約50%短くなる。

 パワーウェイトレシオは、わずか3.6kg/hpを実現。この結果、C63AMGは0〜100km/h加速4.5秒という驚異的な加速性能を実現。最高速度は当然のことながら速度リミッターが作動する250km/hとなっている。

 最高出力470hpのDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)を戦うAMG・Cクラスに迫る出力性能を誇るパワーユニットの搭載に合わせ、シャシーは大幅に改良された。3リンク式のフロントサスペンションは完全新設計となり、トレッドを35mm拡大。マルチリンク式のリアサスペンションは、キャンバー角がよりネガティブになるように設計を変更。トレッドも12mmワイド化され、コーナリング性能の向上を図っている。また、ガスショックアブソーバーと強化スプリングを組み合わせたAMGスポーツサスペンションを採用。ブレーキもフロント6ポット、リア4ポットのAMGハイパフォーマンス・ブレーキシステムに強化されている。

 パワーステアリングには車速感応式のAMGスポーツステアリングを採用。ステアリングのギア比は13.5:1とクイックな設定となっている。ESPは、従来のオン/オフ機能に加え、積極的なドリフトコントロールが可能な“ESP SPORT”モードを備えた“ESP O”と呼ばれるシステムを搭載している。

 エクステリアは、専用のAMG製エアロパーツやハニカムグリル、左右ダブル出しのAMGスポーツエグゾーストシステムなどでスパルタンなイメージに仕立てられた。ボンネットフードには2つのパワードームも備わっている。

 インテリアには、ランバーサポート機能を備えたバケットタイプのAMGスポーツシートや、下部がフラットな3本スポークタイプのAMGハイパフォーマンスステアリングホイール、320km/hスケールの専用メーターなどを装備。上質かつスポーティなイメージにまとめ上げている。

●メルセデス・ベンツ
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