新型日産スカイライン・クーペ発売、最高出力333馬力

▲新型スカイライン・クーペがついにデビュー。新型は“超魅惑・超洗練・超高性能”をコンセプトに開発された。

▲新型は新開発FR-Lプラットフォームを採用。最高出力333psのVVEL付き3.7リッターV6を搭載する。写真は370GTタイプSP。

▲インテリアはクーペらしい適度なタイト感を演出。センターコンソールにはアナログ時計を装備する。写真は370GTタイプSP。

▲前席シートヒーター付き本革シートは370GTタイプPと370GTタイプSPに標準。ヒップポイントは先代から17mm低められた。
 日産自動車は、スカイラインの2ドア・クーペ・バージョンであるスカイライン・クーペをフルモデルチェンジした。

 新型スカイライン・クーペは、セダンで掲げた“魅惑・洗練・高性能”というテーマをさらに進化させた“超魅惑・超洗練・超高性能”をコンセプトに、内外装の質感や走行性能をプレミアム・クーペに相応しいハイレベルまで引き上げることを目指して開発された。

 ボディサイズは全長4655mm、全幅1820mm、全高1390mmで、先代のG35型クーペから大きな変化はない。それでも、セダン・ボディのスカイラインに対して100mm短く、50mm幅広く、60mm背が低く、ワイド&ローなプロポーションでスペシャリティ感を強調している。

 パワーユニットは最高出力333ps/7000r.p.m、最大トルク37.0kg-mを発揮する新開発3.7リッターV6DOHC。新型スカイライン・クーペが初搭載となるバルブ作動角・リフト量連続可変システムのVVEL付きVQ37VHRだ。トランスミッションは、グレードによって6M/Tとマニュアルモード付き5A/Tが用意される。駆動方式は全車FRだ。

 シャシーには車速に応じて前後タイヤのキレ格を制御する4輪アクティブステア(4WAS)を設定。パワーステアリングは車速感応式油圧パワーステアリングを採用し、気持ちの良い、正確なハンドリングを実現した。また、向上した動力性能に合わせ、4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキも設定している。

 エクステリアは、強い抑揚があるボンネットフードや、グラマラスな前後フェンダーなどにより、先代より引き締められた印象が強く、ボディ全体が艶やかな躍動感にあふれている。外装にセダンボディとの共用パーツはなく、すべて専用デザインとすることで、バランスのいい洗練されたスタイリングを実現している。

 クーペらしい適度なタイト感を演出したインテリアは、インパネからドアトリムへとスムーズに流れる面構成が特徴。アルミ製フィニッシャーをセダンより上質でスポーティな素材に変更しているほか、アナログ時計を採用するなど、クーペ独自の個性を表現している。また、ステアリングのチルト量を先代の60mmから65mmへ、テレスコ量を20mmから47mmへ拡大したことで適切なドライビングポジションが取りやすくなったほか、ヒップポイントを17mm低めたことによりクーペらしいスポーティさを演出している。

 高級クーペに相応しく安全装備も充実している。SRSカーテンエアバックや運転席・助手席サイドエアバッグ、トラクションコントロール機能付きVDCは全車標準。また、歩行者との衝突時にボンネットフード後端を自動的に持ち上げて、頭部の衝撃を軽減するポップアップエンジンフードも装備している。

 グレードは、標準グレードの370GTと快適装備が充実した370GTタイプP、そしてスポーツ・グレードの370GTタイプSと、これに快適装備を追加した370GTタイプSPの4種類。2種類のスポーツ・グレードは6M/Tが選べるほか、4輪アクティブステアや4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキなどが標準装備となる。

 価格は369万6000円(370GT・5A/T)〜447万3000円(370GTタイプSP・5A/T)となっている。
(岨山 博)

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