【東モ07】新型ボルボV70&XC70が本邦初公開

▲今年3月にジュネーブショーで初公開された新型V70がいよいよ日本上陸を果たす。日本仕様の詳細も明らかになる模様だ。

▲新型V70とともにオフロード走破性を向上させたXC70も発表される。専用エクステリアは従来よりも洗練された印象だ。

▲プラグイン・ハイブリッドのリチャージ・コンセプトはC30がベース。バッテリーのみで100kmの走行が可能となっている。

▲アルコール・インターロック装置のアルコガードも本邦初公開。飲酒運転撲滅の気運が高まる今、注目すべき技術だ。
 ボルボは、まもなく開幕する第40回東京モーターショーで、日本初公開となる新型V70/XC70を発表。同時に先日のフランクフルトショーで発表したC30ベースのプラグイン・ハイブリッド・カーのコンセプト、リチャージ・コンセプトを出展する。

 新型V70/XC70は、3月にジュネーブショーで初公開されたV70シリーズとして3世代目となるボルボの最新モデル。7年ぶりにフルモデルチェンジした新型は、先代と比較してボディサイズがひと回り拡大し、よりスポーティで高級感のあるスタイリングとなった。

 パワーユニットには、新型S80も搭載する最高出力238hpの3.2リッター直6や、これをベースにツインスクロール・ターボチャージャーを組み合わせ、285hpの最高出力を実現した3.0リッター直6ターボなどを搭載。トランスミッションは6M/Tまたはマニュアルモード付き6A/Tを組み合わせ、FFのほかプレチャージ式電子制御4WDも設定される。

 安全装備も大幅に進化した。BLIS(ブラインド・スポット・インフォメーション・システム)や事故を未然に防ぐ最新のプリベンティブ・セーフティ技術を採用したほか、世界初の2段階調整式インテグレーテッド・チャイルドクッションを装備。また、スウェーデン喘息アレルギー協会の承認条件を満たしたクリーンゾーン・インテリアも採用し、車内環境を向上させた。

 リチャージ・コンセプトは、家庭用電源から充電可能なプラグイン・ハイブリッド車。通常はリチウムポリマー・バッテリーの電力で4輪インホイールモーターを駆動して走行する。フル充電時の航続距離は100kmとなっている。

 E85燃料対応の1.6リッター直4エンジンも搭載するが、これはあくまでバッテリーの残量が少なくなった際に高効率ジェネレーターを回すためのもの。つまり、このモデルは外部電源からの充電も可能なシリーズ・ハイブリッド車なのだ。

 フル充電は3時間で完了。1時間の急速充電でも約50kmのEV走行が可能となっている。燃費はフル充電から連続150kmを走行した場合で52.6km/リッター。ランニングコストはガソリン車と比較して約80%も削減できるという。また、CO2排出量は、現在市販されている最新のハイブリッドカーと比較して、さらに66%削減可能だ。

 このほかボルボは、9月のフランクフルトショーで自動車メーカーとして世界で初めて発表したアルコール・インターロック装置(飲酒運転防止装置)のアルコガードを本邦初公開する。この装置は、ドライバーがエンジン始動前にテレビリモコン程度の大きさの車載型ハンドセットに呼気を吹き込むだけで、燃料電池を活用して血中アルコール濃度を測定し、基準値以上であればエンジンが始動しないというもの。ボルボはこの装置を2008年初頭にスウェーデンで発売する予定だ。

・東モ2007輸入メーカー事前情報
・東京モーターショーパーフェクトガイド2007

●ボルボ・カーズ
http://www.volvocars.com/