【東モ07】Cのワゴンは、セダンの1年遅れで登場予定

▲普通のガソリンモデルは来春登場予定。アバンギャルド顔ではないのもあるはず。

▲Dピラーは先代よりも立ち気味。テールライトはセダンのイメージと揃えられている。

▲ショーモデル用に特装されたシート地以外は、ほぼ市販バージョンと変わらないはず。

▲側面は上質な内装材できっちり間仕切りされている。高さも確保され、使い勝手は良さそうだ。
 メルセデスはフランクフルトショーで公開されたばかりの新型Cクラスステーションワゴンも持ち込んだ。実物のCクラスワゴンに意外性はないが、期待どおりの手堅いデキである。

 リアに向けて下降するルーフラインや傾斜したゲートなど、軽快さを強調するスタイリングはCクラスワゴンの伝統だが、リアオーバーハングはわずかだがセダンより延長されており、あくまでワゴンの基本には忠実だ。最大1500リッターというラゲッジスペースも先代より確実に大きくなっている。

 今回は残念ながら日本仕様の出展はなく、Cクラスワゴンは“300ブルーテック・ハイブリッド”仕様のみだった。ブルーテック・ハイブリッドとは、メルセデスのブルーテックディーゼルを核としたハイブリッドである。ブルーテックとは最新のNOx浄化技術を投入したメルセデスの新世代クリーンディーゼルエンジンの総称だ。

 ブルーテック・ハイブリッドは前回の東京モーターショーでもコンセプト出展して、現在は“2008年以降の順次展開”をアナウンスしている。まずは北米市場が優先されるが、情勢の変化によってはメルセデスは“世界で最も厳しい排ガス規制”をうたう日本にも積極的に売り込みたいはずで、あえて具体的な販売計画のない日本にブルーテック・ハイブリッドを持ち込んだ意味は小さくない。

 この“300ブルーテック・ハイブリッド”のパワートレインはV6ディーゼルとモーターを組み合わせて、V8エンジンなみの動力性能をうたい、SクラスからML、E、Cクラスまでに適応するという。すなわちCクラスには過剰なほどのパワーを持つ。
(文:佐野弘宗、写真:前田恵介)

・東モ2007輸入メーカー出展車
・東モ2007輸入メーカー事前情報
・東京モーターショーパーフェクトガイド2007

●メルセデス・ベンツ
http://www.mercedes-benz.co.jp/