【東モ07】スバルの7人乗りミニバンは実現の可能性大

▲スバル・エクシーガ・コンセプトはトライベッカのプラットフォームをベースにした3列7人乗りミニバンのコンセプト。

▲ボディサイズは全長4780mm、全幅1775mm、全高1630mmで、トヨタ・エスティマより100mm背が低いくらいだ。

▲インテリアは、まだ各部にコンセプトカー然とした部分が多く見られるが、量産化前提であることは間違いなさそうだ。

▲室内は3列7人乗りのレイアウト。3列目は折り畳み式になるはずだが、比較的大ぶりで本格的なシート形状となっている。
 “エクシーガ”とは、これまでスバルのミニバンコンセプトに何度も使われてきた伝統(?)のネーミングだが、いまだにスバル純正7シーターは実現していない。

 というわけで3度目のエクシーガとなるのがこれなんだが、歴代エクシーガの中では気持ち悪い(?)くらいに現実的。2750mmというホイールベースは北米用SUVのトライベッカ(7人乗り)と共通だ。つまり、トライベッカのプラットフォームをベースに、ミニバンというより、レガシィの背丈をそのまま摘み上げたような7座ステーションワゴンである。意匠面だけでいうならコンセプトカーとしては古いデザインともいえるし、技術的にも実現性は高そうだが、現時点ではスタディ用ワンオフモデルの域を出ていない。

 現在のスバル販売不振の理由はいろいろあるが、日本のミニバン需要にまったく応えることができなかったモデル戦略も、その要因のひとつだろう。とにかくミニバン的なニューモデルの発売は早急な課題のはずで、そう考えると、これほど現実的なコンセプトを出してきたことは興味深い。技術的には大きな障害もないはずなので、このクルマに対する社内的なゴーサインがすでに出ているのであれば、これをベースに市販化に向けた開発が進んでいても不思議はない。というか、一刻も早く売るべきである。
(文:佐野弘宗、写真:前田恵介)

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