【LA07】アウディがSUVテイストのカブリオレを公開

▲クロスカブリオレ・クワトロはSUVテイストのフルタイム4WDの4座カブリオレ。ある意味とてもアウディらしいコンセプトだ。

▲電動ソフトトップは17秒で開閉。オープン時でもトランクスペースは十分確保されているという。灯火器類はすべてLEDだ。

▲ホイールベースはA4とほぼ同じ。タイヤサイズは265/35R21。車高は車速が80km/hに達すると自動的に低くなる。

▲インテリアはドライバー・オリエンテッドな洗練されたデザイン。MMIのナビゲーションにはGoogle Earthの3Dマップを採用。
 アウディAGは、11月14日に開幕したロサンゼルス国際自動車ショーで2ドア4シーター・オープンのコンセプト、クロスカブリオレ・クワトロを世界初公開した。

 このコンセプトカーは、A5や新型A4に採用されている新開発プラットフォームをベースに開発されたSUVの機能性とスポーティな走りを備えたカブリオレを融合したモデル。ボディサイズは全長4.62m、全幅1.91m、全高1.63mで、全長はA5とほぼ同じだが、幅と高さはふたまわりほど大きい。ホイールベースは2.81mで新型A4とほぼ同じだ。

 トップには17秒で開閉可能なファブリック製電動ソフトトップを採用。エクステリアは前後フェンダーや21インチの大径タイヤを強調したSUVテイストを感じさせるダイナミックなスタイリングとされた。ヘッドランプやフォグランプ、ドアミラー内蔵ウインカー、リアコンビランプなどにはすべてLEDを採用し、先進的なイメージも手に入れいている。

 インテリアは各種操作系を運転席に向けてレイアウト。そのデザインは非常にエレガントで洗練されたものとなっている。センターコンソールにはナビゲーション・システムやエンターテインメントシステム、シャシーセッティングなどを統合制御するMMI(マルチ・メディア・インターフェース)の液晶ディスプレイを装備。MMIのナビゲーション・システムにはGoogle Earthの3Dマップを採用した。また、4脚の独立したシートにはヘッドレスト上部から空気を噴射することで乗員を風の巻き込みから守るエアスカーフを装備している。

 パワーユニットは最高出力240bhp、最大トルク51.0kg-mの新開発3.0リッターV6直噴ディーゼル・ターボを縦置きで搭載。トランスミッションはパドルシフト付き8A/Tを組み合わせる。駆動方式はフルタイム4WDのクワトロだ。ちなみに0〜100km/h加速は7.2秒。最高速度は240km/hとなっている。

 新開発3.0V6ディーゼルは、コモンレール・システムの噴射圧を2000バールに向上させたほか、高効率EGRの採用やターボチャージャーの制御最適化などにより高出力と優れた環境性能を両立。さらに尿素水のAdBlueを触媒コンバーターの前に噴射し、生成されるアンモニアによりNOxを窒素と水に分解する尿素SCR(選択還元触媒)システムを搭載。また、PM(粒子状物質)を90%以上低減するDPF(粒子状物質フィルター)も装備し、2014年に欧州で施行予定の排出ガス規制、EURO6をクリアする環境性能を実現したという。

 シャシーには上下40mmの車高調整が可能なエレクトリック・ライドハイト・アジャストメントを採用。ショックアブソーバーにはQ7に採用されているものと同様のCDC(連続可変ダンピング)ショックアブソーバーを装備し、オンロード、オフロードを問わない優れた走行性能を実現した。また、ダイナミック・モードとエフィシエンシー・モードの2モードが切り換え可能なアウディ・ドライブ・セレクトを採用。ブレーキには大径のセラミックブレーキを装着した。

●アウディAG
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