アウディA3カブリオレ発表、ソフトトップは9秒で開閉

▲A3カブリオレはコンパクトな2ドア4シーター・カブリオレ。電動開閉式ソフトトップはわずか9秒で開閉可能だ。

▲ボディはモノコックだけでなく外板パネルにも高張力鋼板や超高張力鋼板などを多用。十分なボディ剛性と軽量化を両立した。

▲ボディカラーは15色、ソフトトップはブラックとブルー、レッドの3色が用意される。リアウインドーは熱線入りガラスだ。

▲フロントウインドーは一般的な電動ハードトップ・モデルより立たせたことで、オープン時の高い開放間を実現した。
 アウディAGは、11月30日にハンガリー・ギョーにあるアウディ・ハンガリア・モーターでA3のオープン・バージョン、A3カブリオレを世界初公開した。

 A3カブリオレは2008年2月にドイツを皮切りに発売予定の、電動開閉式ソフトトップを備えた2ドア4シーターのオープン・モデル。生産は初公開の場となったハンガリーのギョー工場で行われる。

 ボディサイズは全長4238mm、全幅1765mm、全高1424mmで、既存の3ドア・ハッチバックと比較して24mm長く、3mmだけ背が高い。ホイールベースは2578mmでハッチバックと同一となっている。

 コンパクトに格納される電動開閉式ソフトトップには、セミオートとフルオートの2タイプが設定される。どちらも2本の高圧油圧シリンダーにより、約9秒で開閉可能。走行中でも車速が30km/h以下であれば開閉できるほか、リモコンキーを使用すれば車外からでも開閉可能だ。ちなみにトランク容量はルーフの状態に関係なく260リッターを確保。5:5分割のリアシートを倒せば最大674リッターに拡大する。

 フルオート仕様には、とくに防音性能を高めたファブリックを採用。走行中の室内騒音は、140km/h走行時でハッチバックと比較して1dBしか変わらないという。

 ボディには高張力鋼板や超高張力鋼板、熱間形成鋼などを多用し、十分なボディ剛性と軽量化を両立。ボディ補強はサイドシルやフロア、車輌前後、エンジンコンパートメント、Bピラー部、フロントウインドーフレームなどに施され、ハッチバック・モデルと変わらないスポーティな走りと快適性の実現した。また、ボディ外板パネルも45%は高張力鋼板、9%は超高張力鋼板とされたほか、ソフトトップのフレームとロールバーには熱間形成鋼を採用。徹底した軽量化と剛性確保が図られている。

 パワーユニットは、ガソリン・エンジンが最高出力160bhp/5000〜6200r.p.m.、最大トルク25.5kg-m/1500〜4200r.p.m.の1.8リッター直4直噴ターボ(1.8TFSI)と、200bhp/5100〜6000r.p.m.、28.5kg-m/1800〜5000r.p.m.を発揮する2.0リッター直4直噴ターボ(2.0TFSI)の2種類。ディーゼルは105bhp/4000r.p.m.、25.5kg-m/1900r.p.m.の1.9リッター直4直噴ターボ(1.9TDI)と140bhp、32.6kg-m/1750〜2500r.p.m.を発揮する2.0リッター直4直噴ターボ(2.0TDI)の2種類が用意される。

 トランスミッションは1.9TDIのみ5M/Tで、そのほかのエンジンは6M/Tまたは6段2ペダルM/TのSトロニック(オプション)が組み合わされる。駆動方式は全車2WD(FF)で、アウディ得意のフルタイム4WDであるクワトロは、現時点では未設定だ。

 トリムレベルはベーシックなアトラクションとスポーティなアンビションの2タイプを設定。アトラクションはセミオートトップや16インチ・アルミホイール&205/55R16タイヤなどが標準。アンビションはフルオートトップや17インチ・アルミホイール&225/45R17タイヤ、15mmローダウンするスポーツサス、スポーツシート、レザーステアリング、前席用ウインドーディフレクターなどが標準装備となっている。

 さらに、オプションでマルチファンクションステアリングやオートエアコン、レザーインテリア、シートヒーター、4ウェイ電動ランバーサポート、パーキングセンサー、タイヤ空気圧モニターなどを設定。S-lineエクステリアパッケージやS-lineスポーツパッケージなどもクワトロ社からリリースされる。

●アウディAG
http://www.audi.com/