【ジュネーブ08】ベンツSLクラスがスタイリング刷新

▲メルセデス・ベンツSLクラスがスタイリングを刷新。より力強い印象とクラシカルなイメージを兼ね備えたルックスとなった。

▲リアまわりはディフューザー・ルックのバンパーを装着。SL350は出力が向上。231hpのV6搭載のSL280が新設定された。

▲インパネまわは3本スポーク・レザーステアリングやメーターパネルなどのデザインが変更された。COMANDシステムも進化。

▲シートには冬場でも快適なオープン走行を約束するエアスカーフは、ヘッドレストから乗員の首まわりへ暖気をあてる機構だ。
 ダイムラーAGは、メルセデス・ベンツSLクラスにマイナーチェンジを実施。3月4日に開幕するジュネーブ国際自動車ショーで公開する。

 SLクラスは今回のマイナーチェンジでスタイリングを刷新。フロントまわりはワイド化されるとともにVシェイプが強調されたフロントグリルやL字形ヘッドランプ、新デザインのバンパー、パワードームがあしらわれたボンネットフードなどを採用。より力強い印象とするとともに、1954年の300SLロードスターを思わせるクラシカルなイメージも手に入れた。

 フロントフェンダーの直後にはクラシカルなデザインのエアアウトレットを採用。リアまわりは新デザインのディフューザー・ルック・パンパーや大径エグゾーストエンドなどで、よりスポーティなイメージを強調している。

 パワーユニットはSL350の3.5リッターV6が従来の44hp/1.0kg-mアップとなる最高出力316hp/6500r.p.m.、最大トルク36.7kg-mに出力が向上。0〜100km/h加速は従来の0.4秒短縮となる6.2秒を達成。同時に燃費性能も従来から0.4km/リッター改善し、10.1km/リッターとなっている。

 また、今回のマイチェンを機に、最高出力231hp、最大トルク30.6kg-m/2500r.p.m.のV6エンジンを搭載したSL280が新設定された。このモデルはSL350と同様にトランスミッションに7A/Tの7Gトロニックを組み合わせ、0〜100km/h加速7.8秒を実現している。V8搭載のSL500とV12ツインターボ搭載のSL600は、出力性能は従来どおりだが、エンジンおよびトランスミッションのマネジメント改良などにより燃費性能が向上した。

 シャシー面では、車速感応式パワーステアリングをベースに新開発した可変ギアレシオ・ステアリングのダイレクトステア・システムを採用。スポーティなハンドリングに磨きをかけている。

 装備面では、インテリジェント・ライト・システムを備えたバイキセノン・ヘッドランプや、新たにBluetoothに対応させた新設計のCOMANDシステムを搭載。また、オープン走行時に乗員の首まわりを暖気で包むエアスカーフが新設定された。

 新型SLクラスは、欧州では4月5日に発売される予定。さらなる詳細はジュネーブショーで明らかになるはずだ。

●メルセデス・ベンツ
http://www3.mercedes-benz.com/