【ジュネーブ08】新型欧州アコード発表、6月に発売

▲夏には日本に導入される見込みの新型欧州アコードが発表。プレミアムDセグメントの足場を築くことを目指して開発された。

▲新型は先代からパワーアップを果たした2種類のガソリン・エンジンと新開発2.2直4i-DTECディーゼル・エンジンを設定。

▲インテリアも大幅に質感が向上。スピードメーターの中央には液晶マルチインフォメーション・ディスプレイが備わる。

▲デュアルゾーン・オートエアコンやiPod接続機能を備えた10スピーカーのオーディオシステムなどの上級装備も用意される。
 ホンダモーターヨーロッパは、3月4日に開幕した第78回ジュネーブ国際自動車ショーで、6月に欧州で発売予定の新型欧州アコードを発表した。

 従来と同様に4ドア・セダンのサルーンとワゴンのツアラーが用意される新型欧州アコードは、“シャープエッジド”と呼ばれるデザインを採用し、先代と比較して大幅にダイナミックかつスポーティなスタイリングに一新。新型はメルセデス・ベンツCクラスやBMW3シリーズ、アウディA4、アルファ・ロメオ159など、強力なライバルがしのぎを削るプレミアムDセグメントにおける確固たるポジションの確立を目指して開発された。

 ボディサイズは全長4725mm(ツアラーは4740mm)、全幅1840mm、全高1440mm(1470mm)と、先代からひとまわり拡大。2705mmのホイールベースも先代から35mm長くなっている。

 サイズ拡大によりラゲッジ容量も拡大した。サルーンはクラストップの467リッターを実現。トランクリッド開口部の高さは先代より80mm低い678mm(地上から)となった。ツアラーは5人乗車時で46インチのゴルフバック4個が余裕で積める395リッターを確保。また、リアシートを折り畳めばマウンテンバイクがそのまま積める積載能力を実現した。

 パワーユニットは、ガソリン・エンジンが最高出力156ps/6300r.p.m.、最大トルク19.5kg-mの2.0リッター直4i-VTECと、200ps/7000r.p.m.と23.7kg-m/4500r.p.m.を発揮する2.4リッター直4i-VTECの2種類で、どちらも先代からパワーアップ。ディーゼルは、最高出力150ps/4000r.p.m.、最大トルク35.7kg-m/2000r.p.m.の新開発2.2リッター直4i-DTECの1種類が用意される。

 これら3種類のエンジンは、すべて従来を上回るパフォーマンスと燃費性能を実現しながら、2009年9月までに施行予定の次期欧州排出ガス規制、ユーロ5をクリアする優れた環境性能を達成。新型欧州アコードは、プレミアムDセグメントにおいて最も環境に優しいモデルとなる。

 トランスミッションは6M/Tが標準だが、ガソリン車にはパドルシフト付き5A/Tも用意。6M/T車には省燃費運転に最適な変速タイミングをドライバーに知らせるシフト・インジケーター・ライト(SIL)を装備。これに従うと約5%の燃費改善が見込めるという。

 フロントがダブルウィッシュボーン、リアはマルチリンクのサスペンションは完全新設計。また、新型は減衰力可変ショックアブソーバーや車速感応式電動パワーステアリングの採用、トレッド拡大、低重心化により、ロールを抑えた俊敏な走りを実現している。

 安全面ではVSA(ビークル・スタビリティ・アシスト)に加え、車輌が安定する方向にドライバーがステアリングを操作するようパワステのアシスト量を変化させるモーション・アダプティブEPSを採用。さらに、レーン・キーピング・アシスト・システム(LKAS)とアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)、追突被害軽減ブレーキシステム(CMBS)がセットになったアドバンスト・ドライビング・アシスト・システム(ADAS)も設定された。

 なお、新型欧州アコードは、夏には日本にも導入される模様だ。

・ジュネーブショー2008パーフェクトガイド

●ホンダモーターヨーロッパ
http://www.honda-eu.com/