【ジュネーブ08】ガヤルドLP560-4の詳細が明らかに

▲5年前と同じようにジュネーブショーでお披露目された新型ガヤルドLP560-4。フロント回りはよりアグレッシブなデザインとなった。

▲新たに設計されたリア・ディフューザーは、空力特性を大幅に向上させるとともに、リアビューにシャープなイメージを与えることにも成功している。

▲ミドにマウントされるV10エンジンは、5.2リッターへ排気量が拡大され、560ps、55.1kg-mにパワーアップ。ボディの軽量化や空力特性の向上ともあいまって、最高速は10km/hアップの325km/hに達する。

▲先代以上に居住性、快適性に配慮されたインテリア。シートは本革やアルカンターラが使用され、センターコンソールにはランボルギーニ・マルチメディアシステムが装備される。
 アウトモビリ・ランボルギーニは、4日に開幕したジュネーブショーでガヤルド・クーペの後継車となるガヤルドLP560-4を発表した。初代ガヤルドのデビューから5年を経て、同じジュネーブショーでのデビューである。

 初代ガヤルドから大きく変わっていないように見える新型ガヤルドだが、実際にはかなりの部分に手が加えられている。最大の変更点は同じV10ながらパワーアップしたエンジンを搭載したことである。

 新たに搭載されたエンジンは、排気量が従来の4961ccから5204ccへ拡大。改良されたダイレクト・フューエルインジェクション・システムと12.5:1へと高められた圧縮比の組み合わせにより、560ps/8000r.p.m.の最高出力と55.1kg-m/6500r.p.m.の最大トルクを発揮。これは、初代ガヤルドと比較して40ps、3.1kg-mのアップとなる。

 駆動方式はこれまでどおりビスカストラクションシステムによるフルタイム4WDを採用。トランスミッションも同様に、6M/Tもしくは6段2ペダルM/Tのeギアを引き続き搭載する。ただ、eギアについては全面的に改良が加えられ、最もスポーティな変速モードである“CORSA”モードでは、変速スピードが従来から40%も短縮している。

 ボディサイズは全長4345mm、全幅1900mm、全高1165mmで、全長のみ初代に比べ45mm長い。ホイールベースは2560mmでこれまでと同じとなっている。また車輌重量は、各部の軽量化が図られた結果、これまでより20kg軽い1410kgとなった。この結果、パワーアップしたエンジンとあいまり、最高速325km/h、0-100km/h加速は3.7秒に向上している。

 エクステリアは、これまでのフォルムをさらにシャープに仕上げることをコンセプトにデザインされた。新たに設計されたフロントセクションは、昨年デビューしたレヴェントンにも通ずる左右の大きなエアインテークを備えたバンパースポイラーが採用され、ダウンフォースを高める役割を果たしている。また、ヘッドライトにはバイキセノンとLEDを組み合わせたものが、新たに採用された。

 フロント以上に変化したのがリアビューで、テールランプにレヴェントン同様“Y”をモチーフにした横長タイプを採用することで、大きくイメージチェンジを図っている。またリアのディフューザーがリデザインされた結果、空力特性も大幅に向上している。

 インテリアは、基本的なレイアウトこそ先代と大きく変わりはないが、各部にアルカンターラやカーボン、レザーなどを使用。センターコンソールには、液晶ディスプレイを備えたランボルギーニ・マルチメディアシステムが標準装備されるなど、快適性と質感の向上が図られている。

・ジュネーブショー2008パーフェクトガイド

●アウトモビリ・ランボルギーニ
http://www.lamborghini.com/