【NY08】ヒュンダイ・ジェネシス・クーペがデビュー

▲ヒュンダイ初のFRクーペであるジェネシス・クーペが発表された。ライバルはインフィニティG37クーペなどの上級クーペだ。

▲ダイナミックなスタイリングのジェネシス・クーペは自然吸気3.8V6と2.0直4ターボを搭載。どちらも6M/Tが標準となる。

▲ボディサイズはインフィニティG37クーペと比較して全幅は40mm大きいが、全長は20mm短く、ホイールベースは31mm短い。

▲室内はドライバーが運転に集中できる環境を目指した。上級グレードにはレザーシートやレザーステアリングなどを装備。
 ヒュンダイ・モーターは、3月19日に開幕した2008年ニューヨーク国際自動車ショーで、2009年春に発売予定のFRスポーツ・クーペ、ジェネシス・クーペを発表した。

 このモデルは、先日北米や韓国で発売されたヒュンダイ初のラグジュアリーFRセダン、ジェネシスのクーペ・バージョンで、昨年のLAショーで公開されたジェネシス・クーペ・コンセプトの量産バージョン。インフィニティG37クーペ(日本名:日産スカイライン・クーペ)などをライバルに想定したプレミアム・スポーツ・クーペだ。

 プラットフォームは、ジェネシス・セダンで初採用された新開発FRプラットフォームを採用。ボディサイズは全長4630mm、全幅1864mm、全高1379mmで、インフィニティG37クーペより全幅が若干大きい程度。ホイールベースは2819mmでG37クーペより31mm短い。

 パワーユニットは最高出力212hp/6000r.p.m.、最大トルク30.0kg-m/2500r.p.m.の2.0リッター直4DOHCターボと、306hp/6000r.p.m.、36.3kg-m/4700r.p.m.を発揮する自然吸気3.8リッターV6DOHCの2種類のオールアルミ・エンジンを設定。2.0直4ターボは吸排気連続可変バルブタイミング機構を、3.8V6は吸気側連続可変バルブタイミング機構と新開発の可変吸気システムを採用し、幅広い回転域で高い燃焼効率を実現。卓越した動力性能を優れた燃費性能を両立した。

 トランスミッションは6M/Tが標準だが、2.0直4ターボには5A/T、3.8V6にはZF製6A/Tも用意。A/Tはどちらもマニュアルモード付きとなっている。この結果、3.8V6モデルは0〜60マイル/h(96km/h)加速が6.0秒以下という優れた加速性能を達成している。

 ボディには超高張力鋼板を多用。G37クーペよりも軽量でありながらBMWのE46型M3を24%も上回る曲げ剛性を実現。前後重量配分は55:45となっている。

 フロントがマクファーソンストラット、リアは5リンクのサスペンションはスポーティなチューニングが施された。最上級グレードのSEには19インチ・タイヤ(標準は18インチ)や強化スプリング(前後)、専用リアショックアブソーバーを採用。ブレンボ製の高性能ブレーキシステムも装着し、よりハイレベルな走りを実現した。LSDも全車に用意されている。ちなみに、パワーステアリングは全車エンジン回転数感応式の油圧パワステだ。

 装備面ではバケットタイプのフロントシートやスマートキー、スターターボタン、2ステージ前席シートヒーター、HIDヘッドランプ、携帯音楽プレーヤー接続端子(ミニジャック&USB)、Infinityオーディオシステムなどを標準またはオプションで設定。

 安全面では運転席・助手席エアバッグや前席サイドエアバッグ、サイドカーテンエアバッグ、前席アクティブヘッドレスト、ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)、トラクションコントロール、EBD付き4輪ABS、ブレーキアシストなどを採用した。

●ヒュンダイ・モーター
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