【北京08】ベンツGLKクラスの市販バージョンが初公開

▲GLKクラスの量産バージョンが世界初公開。プレスカンファレンスには北京出身の女優、チャン・ツィイーが登場した。

▲GLKクラスは新型Cクラスとメカニズム面で多くの共通点を持つコンパクトSUV。ボディサイズはホンダCR-Vと同程度だ。

▲ガソリン・エンジンは3.0リッターV6と3.5リッターV6を搭載。トランスミッションは7A/Tのみで全車4WDの4MATICとなる。

▲インテリアはGクラスのイメージを継承した直線的なデザイン。安全面はベンツ自慢のPRO SAFE安全コンセプトを採用した。
 ダイムラーAGは、4月20日に開幕した北京国際自動車ショーで、メルセデス・ベンツの新型コンパクトSUVであるGLKクラスの市販バージョンを世界初公開した。

 GLKクラスは、その車名からも判るとおり、メルセデス・ベンツの本格オフローダーであるGLクラスのタフなイメージをコンパクト・クラスで具現化したモデル。ボディサイズは全長4528mm、全幅1840mm、全高1689mmで、国産車でいえばちょうどホンダCR-Vくらい。今回の北京ショーで同時にデビューしたアウディQ5と比較すると若干コンパクトだ。ホイールベースは2755mmで、新型Cクラスと同値となっている。

 パワーユニットは、ガソリン・エンジンがGLK280が搭載する最高出力231hp/6000r.p.m.、最大トルク30.6kg-m/2500〜5000r.p.m.の3.0リッターV6と、GLK350が積む272hp/6000r.p.m.、35.7kg-m/2400〜5000r.p.m.を発揮する3.5リッターV6の2種類。ディーゼルは、GLK220CDIが搭載する170hp/3200〜4800r.p.m.、40.8kg-m/1400〜2800r.p.m.の新開発2.1リッター直4直噴ターボと、GLK320CDIの224hp/3800r.p.m.、55.0kg-m/1600〜2400r.p.m.を発揮する3.0リッターV6直噴ターボの2種類が用意される。ちなみにGLK220CDIはブルーエフィシエンシー・モデルで、14.5km/リッターという優れた燃費性能を実現している。

 トランスミッションは全車が7A/Tの7Gトロニックで、駆動方式は全車フルタイム4WDとなる。4WDシステムは、7Gトロニックと4WDトランスファーの一体設計による大幅な軽量コンパクト化を実現した、新型Cクラスにも搭載される新世代電子制御4WDの4MATICを採用。前後駆動力配分は45:55が基本だが、走行状態に応じて新開発の多板クラッチを備えたセンターデファレンシャルが駆動力を最適に配分。また、前後アクスルをつねに5.1kg-mのトルクでロックすることで、滑りやすい路面においても優れたトラクション性能を実現している。

 フロントがマクファーソンストラット、リアはマルチリンクのサスペンションには、新型Cクラスと同様のアジリティ・コントロール・サスペンションを採用。オフロードにおけるソフトな乗り心地を確保しながら、オンロードにおける卓越したハンドリングとクラストップレベルの快適性を両立した。

 また、全車にESPや駆動輪のスリップを防ぐASR、空転したホイールにブレーキをかけてデフロック状態を擬似的に作り出す機能も備えた4ETSを標準装備。さらに、オフロード・エンジニアリング・パッケージ装着車は、降坂時に車速を一定に保つDSRに加え、ESPや7Gトロニックの変速制御、エンジン出力特性がオフロード走行に最適なセッティングに切り替わる“G”ボタンが備わる。

 GLKクラスは新型Cクラス・セダン/ステーションワゴンも生産しているドイツのブレーメン工場で生産。欧州では6月30日受注開始となる。価格は付加価値税抜きで3万3900ユーロ(約560万円)〜3万8700ユーロ(約640万円)となっている。

●メルセデス・ベンツ
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