BMW・M1が復活か!? デザイン・スタディが世界初公開

▲BMW・M1のデビュー30周年を記念して製作されたデザイン・スタディのM1オマージュがヴィラ・デステで世界初公開された。

▲スタイリングは非常に現代的ながら、往年のBMWターボとM1のデザイン要素を盛り込み、伝統の継続性を表現している。

▲全長と全高はオリジナルのM1とほぼ同じ。ホイールベースはオリジナルより長く取られ、室内空間の拡大に当てられている。

▲左からM1オマージュ、M1、BMWターボ。2008年はBMWターボの登場から36年目、M1のデビューから30年目にあたる。
 BMWは、4月25〜27日にイタリアで開催されたコンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ2008で、1978〜1981年に生産された往年のスーパーカーであるM1のデビュー30周年を記念して製作されたミッドシップ・スーパーカーのショーカー、BMW・M1オマージュを世界初公開した。

 このモデルは、オリジナルのM1に敬意を表し、M1のベースとなったボール・ブラックの手による1972年に発表されたコンセプトカーのBMWターボと、巨匠ジウジアーロが手がけたM1のデザイン要素を多く引用したデザイン・スタディ。ボディサイズは30年前のM1に合わせたというが、全幅はかなりワイドになっている。ホイールベースもオリジナルより長く取られ、広い室内空間を実現した。

 エクステリアは、ヘッドライトを隠したフロントマスクやエアベントを備えたボンネットフード、ホフマイスター・キンクと呼ばれるBMW独自のウインドー形状、リアウインドーに備わるルーバー、リア左右に備わるエンブレムなどの要素が盛り込まれたほか、往年のモデルと同様にブラックとオレンジでコーディネート。過去の歴史を継承しながらエモーショナルかつスポーティなスタイリングが表現されている。

 BMWオートモービルのデザイン・ディレクターであるエイドリアン・ファン・ホイドンク氏は「BMW・M1オマージュはBMWデザイン・チームの創造性と可能性をはっきり示しています。このようなプロジェクトは、我々の日々の仕事にインスピレーションを与えるものとして価値あるものです」と語っている。

 また、BMWグループのデザイン・ディレクターであるクリストファー・E・バングル氏は次のように語っている。

 「企業にとって、その会社の商品のルーツに気付いていることは非常に重要です。BMW・M1オマージュは、ジウジアーロとブラックの精神に沿って、デザインとテクノロジーというBMWの価値を非常にエモーショナルかつエキサイティングなかたちで融合しています。」

 今回のM1オマージュはあくまで“デザイン・スタディ”であるとアナウンスされているが、BMWは現在新しいスーパーカーを開発中との噂もある。もしかしたら、M1が量産モデルとして本当に復活する日が来るかもしれない。

●BMW・AG
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