アウディTTに1.8TFSI追加、2.0TFSIクワトロも新設定

▲アウディTTクーペ/ロードスターに新たに1.8TFSIが追加。軽快かつ力強い走りと優れた燃費が魅力だ。写真は2.0TFSI。

▲2.0TFSIクワトロはSトロニックのみの設定。クワトロ・システムはセンターデフの改良により後輪のレスポンスが向上した。
 アウディAGは、TTクーペおよびTTロードスターに新たなベーシック・グレードとして1.8リッター直4直噴ターボを搭載した1.8TFSIを追加。同時に2.0リッター直4直噴ターボを搭載した2.0TFSIにフルタイム4WDの2.0TFSIクワトロを新設定した。

 新たに登場した1.8TFSIが搭載する1.8リッター直4直噴ターボは、最高出力160hp/4500〜6200r.p.m.、最大トルク25.5kg-m/1500〜4500r.p.m.を発揮。このエンジンは、可変吸気カムシャフトや噴射圧150バールの直噴インジェクター、2本のバランサーシャフトを備えてることが特徴。また、新たに必要な量だけオイルを供給するオンデマンド式のオイルポンプを採用し、エネルギーロス低減により燃費向上を実現している。

 さらに、このエンジンは非常にコンパクトで、単体重量も135kgと軽量であるため、軽快なハンドリングの実現にも貢献している。

 トランスミッションは6M/Tを組み合わせ、駆動方式は2WD(FF)のみとなる。0〜100km/h加速と最高速度は、クーペが7.2秒と226km、ロードスターは7.4秒と223km/hとなっている。燃費性能はクーペが14.9km/リッター、ロードスターは14.5km/リッターとなっている。

 一方、新設定の2.0TFSIクワトロは、2WDモデルと同様に最高出力200hp/5100〜6000r.p.m.、最大トルク28.5kg-m/1700〜5000r.p.m.の2.0リッター直4直噴ターボを搭載。トランスミッションは6段2ペダルM/TのSトロニックを組み合わせる。

 フルタイム4WDのクワトロ・システムは、センターデフの電子制御油圧多板クラッチに作動速度が速められた新しいアキュムレーターを採用。従来のシステムと比較して後輪への駆動力伝達時間が短くなった。

 この結果、0〜100km/h加速と最高速度は、クーペが6.2秒と238km/h、ロードスターは6.4秒と235km/hを実現。2WDの2.0TFSIと比較して最高速度は若干落ちたが、0〜100km/h加速はそれぞれ0.2秒と0.1秒向上した。燃費性能はクーペが12.9km/リッター、ロードスターは12.8km/リッターとなっている。

 発売次期は、1.8TFSI、2.0TFSIクワトロとも2008年前半の予定。価格は、1.8TFSIはクーペが2万9400ユーロ(約477万円)、ロードスターは3万0500ユーロ(約495万円)、2.0TFSIクワトロはクーペが3万7250ユーロ(約604万円)、ロードスターは3万8300ユーロ(約621万円)となっている。

●アウディAG
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