史上最強のマスタング、シェルビーGT500KRが発売

▲昨春のニューヨークショーで初公開された史上最強のマスタング、シェルビーGT500KRがついに米国で発売された。

▲カーボン製ボンネットはシェルビーのモデルとして初採用。ル・マン・スタイルのレーシング・ストライプがスポーティだ。

▲センタースタックの上部にはキャロル・シェルビーのサインが刻まれたシリアルナンバープレートが装着されている。

▲バックレストにはコブラの図柄がエンボスで描かれ、ヘッドレストには車名とキャロル・シェルビーのサインが刺繍される。
 フォードは、マスタングのハイパフォーマンス・バージョンであるシェルビーGT500をベースに、パワートレインやシャシーをさらに鍛え上げた1000台限定のスペシャル・モデル、シェルビーGT500KRを米国で発売した。

 このモデルは、1968年に発売されたシェルビー・コブラGT500KRの生誕40周年を記念して、フォードの高性能モデル開発部門であるSVTとシェルビー・オートモビルズが共同開発した史上最強のマスタング。ちなみに“KR”とは“キング・オブ・ザ・ロード”を意味している。

 パワーユニットは最高出力540hp/6250r.p.m.、最大トルク70.5kg-m/4500r.p.m.を発揮するスーパーチャージャー付き5.4リッターV8DOHCを搭載。SVTが開発したこのエンジンは、専用の制御マップや電子制御スロットル、フォード・レーシングが手掛けたエグゾースト・システムの採用などにより、優れたスロットル・レスポンスを実現した。

 トランスミッションはショートストロークタイプの6M/Tを組み合わせ、後輪を駆動。また、最終減速比はベース車の3.31:1から3.73:1に低められ、まさに史上最強と呼ぶに相応しい圧倒的な加速力を手に入れている。

 フロントがマクファーソンストラット、リアは3リンクのサスペンションは、専用開発のスプリング、ショックアブソーバー、スタビライザーを採用。フォード・レーシング製ストラットタワーバーも装着した。

 フロント・ブレーキにはブレンボ製4ポットキャリパーと14インチ・ベンチレーテッドディスクを採用。専用デザインの9.5J×18インチ・アルミホイールには、コンパウンドから新設計された前255/45ZR18、後28540ZR18のグッドイヤー製専用タイヤを装着している。

 エクステリアはカーボン・コンポジット製ボンネットフードやブレーキ冷却ダクトを備えた専用フロントバンパー、チンスポイラー、トランクリッドスポイラーなどを採用。フロントグリルとフロントフェンダーには40周年記念バッジを装着した。ボディサイドには40年前のシェルビー・コブラGT500KRとまったく同じ“GT500KR”のロゴがあしらわれた。

 価格は80155ドル(約830万円)となっている。

●フォード・モーター
http://www.fordvehicles.com/
●シェルビー・オートモビルズ
http://www.shelbyautos.com/