トヨタ・アル/ヴェル、ここに注目2(パワートレイン)

▲新型アルファード/ヴェルファイアのエンジンとトランスミッションの組み合わせは、直4、V6ともエスティマと同じだ。

▲2.4直4の2AZ-FEは170ps/6000r.p.m.、22.8kg-m/4000r.p.m.を発揮。従来どおり無鉛レギュラーガソリン仕様だ。

▲3.5V6の2GR-FEは280ps/6200r.p.m.、35.1kg-m/4700r.p.m.。車輌重量2020kg以上のモデルはグリーン税制に適合する。

▲2.4リッターはCVT、3.5リッターは6A/Tを組み合わせる。HDDナビゲーション装着車にはNAVI・AI-SHIFTが設定される。
 “ミニバンの頂点”を目指して開発された新型アルファードとその兄弟車であるヴェルファイアのパワートレインは、先代から大幅な進化を果たしている。

 新型のパワーユニットは、先代から継続設定の2.4リッター直4DOHCと、従来の3.0リッターに代わって新たに採用された3.5リッターV6DOHCの2種類のガソリン・エンジンを設定した。

 2.4リッターは、連続可変バルブタイミング機構のVVT-iを備えた先代と同じ2AZ-FEだが、燃費性能を向上させるとともに従来から11ps/0.4kg-mパワーアップ。エスティマと同じ最高出力170ps/6000r.p.m.、最大トルク22.8kg-m/4000r.p.m.となるとともに、平成17年基準排出ガス75%低減レベル(★★★★)を達成している。

 トランスミッションは、従来の4A/Tから7段スポーツシーケンシャルシフトマチック付きCVTにスイッチ。エンジンと統合制御することで低燃費と優れた動力性能を両立させた。また、HDDナビゲーション装着車には、登降坂を判断して自動的に変速比を制御するNAVI・AI-SHIFTを設定している。この結果、2.4リッター車は燃費性能が先代から約20%アップ(2WD)。2WDは11.6km/リッター、4WDは11.4km/リッターとなり、全車がグリーン税制に適合している。

 3.5リッターは、すでにエスティマやブレイドなどで実績のある2GR-FEを搭載。このエンジンは吸排気連続可変バルブタイミング機構のデュアルVVT-iと可変吸気システムのACISを備えている。280ps/6200r.p.m.、35.1kg-m/4700r.p.m.の出力性能もエスティマなどと同じだ。こちらも2.4リッターと同様に平成17年基準排出ガス75%低減レベルの認定を受けている。

 トランスミッションは従来の5A/Tからシーケンシャルシフトマチック付き6A/Tに進化。従来の3.0リッターV6より高出力なエンジンにワイドレンジ、クロスレシオのギア比を持つA/Tを組み合わせた。また、ドライバーの意思と走行状況に応じて最適なシフトパターンを自動選択するAI-SHIFT制御を採用。HDDナビゲーション装着車にはNAVI・AI-SHIFTを設定している。この結果、動力性能と燃費の大幅な向上を実現。2WDは9.2〜9.5km/リッター、4WDは9.1〜9.4km/リッターという、ともに先代の3.0リッター車を上回る燃費を達成し、車輌重量が2020kg以上のモデルについては2WD、4WDともグリーン税制適合車となった。

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