【ロンドン08】ロータスが新型2+2スポーツカーを発表

▲プロジェクト・イーグルの全貌がいよいよ明らかになる。新型スポーツカーのデリバリーは2009年春に開始される予定だ。

▲写真はフロントサスモジュール。新型スポーツカーはシャシーから新開発された。エンジンはトヨタ製3.5V6を搭載する。
 ロータス・カーズは、7月22日に開幕する英国国際自動車ショー(ロンドンショー)において、これまで“プロジェクト・イーグル(Eagle)”と呼ばれていた新型ミッドシップ2+2スポーツカーを発表する。

 この新型スポーツカーは、感情に訴えるスタイリングと卓越したパフォーマンスを備えたエキゾチックなスポーツカーを求めるエンスージアストのために開発されたロータスの最新作。2006年10月にスタートした5カ年計画にある3台の新型車の最初のモデルだ。正式な車名はロンドンショーでの発表時にアナウンスされる。

 パワーユニットは最高出力280psのVVT-i(連続可変バルブタイミング機構)付きトヨタ製3.5リッターV6をリアミドに搭載。車体にはロータス独自の革新的な軽量シャシー技術を採用した。市販バージョンの詳細なスペックは2009年春のデリバリー開始時にアナウンスされる予定だが、0〜96km/h加速5.0秒以下、最高速度257km/h程度の動力性能を実現する見込みだ。ちなみに、開発初期に開発ドライバーがドイツのニュルブルクリンクを走行した際には、“エリーゼより速く、エキシージより高速域で安定している”とレポートしたという。

 内外装デザインはロータス社内で開発。エクステリアはキャブフォワードなプロポーションとしたうえでドアパネル部を絞り込み、前後フェンダーを力強く張り出しすことで躍動感を演出。フロントリップスポイラーやリアディフューザー、リアウイングなどにより十分なダウンフォースも確保した。

 インテリアはドライバー中心に各種操作系をレイアウトしたほか、調整式スポーツシートやフラットボトムのステアリングホイールを採用した。また、高品質なレザーをふんだんに使用したほか、精密な加工が施されたスイッチ類やアルミインサートを採用し、上質感のある空間を実現している。

 さらに、リモコン開閉式グローブボックスや小物入れ、カップホルダーを装備したほか、ゴルフバッグ1個分の容量を持つトランクは、エンジンの熱から荷物を守るためにフレッシュエアによるクーリングシステムを採用。週末のサーキット走行だけでなく、日常の足としても使える高い実用性を兼ね備えたモデルに仕立てている。

 装備面ではエアコンのほか、タッチパネル式7インチワイドモニターやBluetooth携帯電話ハンズフリー機能、iPod接続機能などを備えたアルパイン製HDDナビゲーションシステムなどを標準装備。バックカメラも設定した。

 安全面では後席チャイルドシート用ISO FIXアンカーやABS、トラクションコントロール、ESPを全車標準としたほか、市場によりタイヤ圧モニターを標準装備している。

 年間生産台数は2000台を計画。すべてハンドメイドとなる。将来的にはオープンモデルやリアシート部分をラゲッジスペースとした2シーター仕様、超高性能バージョンなどの投入も予定されている。

 ロータスのマイク・キンバリーCEOは、「プロジェクト・イーグルは、13年前のエリーゼのデビュー以来、ロータスにとって最大のマイルストーンです」と語っている。

●グループ・ロータス
http://www.grouplotus.com/