新型シボレー・カマロ発表、SSは6.2リッターV8搭載

▲2006年のコンセプトカー公開以来、量産バージョンの登場が待たれていた新型カマロがついにデビュー。発売は来春だ。

▲LTおよびSSにはHIDヘッドランプや20インチ・アルミホイール、専用テールランプなどを装着した写真のRS仕様が用意される。

▲SSは422hpまたは400hpの6.2V8を搭載。6A/T車は気筒休止機構のアクティブ・フューエル・マネジメントが備わる。

▲インテリアはコンセプトカーから大幅に進化。センターコンソールには油温計や油圧計などの4連メーターが備わる。
 ゼネラルモーターズは、2+2スポーツ・クーペの新型シボレー・カマロを発表した。

 新型カマロは、GMの新しいFRプラットフォームをベースにオーストラリアの開発拠点が中心となって開発。走る楽しさと優れた環境性能を両立した“21世紀のスポーツカー”を目指した。

 エクステリアは1969年型カマロを現代風に解釈した2006年のコンセプトカーで示されたアグレッシブなスタイリングをほぼ踏襲。インテリアも1969年型をモチーフにしながら、クロム加飾やアクリルパネル、LED照明などによりクールでモダンな印象に仕立てている。

 ボディサイズは全長4836mm、全幅1918mm、全高1377mmで、フォード・マスタングより若干大きく、ダッジ・チャレンジャーよりひと回りコンパクト。ホイールベースは2852mmでマスタングより130mm程長く、チャレンジャーより90mm程短く設定されている。

 パワートレインは、ベーシック・グレードのLSおよび中間グレードのLTが最高出力300hp/6400r.p.m.、最大トルク37.7kg-mの可変バルブタイミング機構を備えた3.6リッターV6直噴DOHCを搭載し、6M/Tまたは6A/Tを組み合わせる。高性能グレードのSSは、6M/T車が422hp/5000r.p.m.、56.4kg-m/4500r.p.m.のLS3、6A/T車は400hp/5000r.p.m.、54.5kg-m/4500r.p.m.のL99と型式の異なる2種類の6.2リッターV8OHVを搭載する。

 LS3はスペックにして14ps/2.7kg-m低められているが、コルベットのものと基本的に同じ。一方、L99はこのLS3をベースに高出力と低燃費を両立させたA/T車専用ユニットで、低負荷走行時に4気筒を休止するアクティブ・フューエル・マネジメントを備えている。この結果、SSの6A/T車は高速走行時で9.8km/リッターの燃費を実現した。

 サスペンションはフロントがマルチリンク、リアは“4.5リンク”と呼ばれるマルチリンク・サスペンションを採用。また、LSおよびLTにスポーツサスペンションを、SSには専用のパフォーマンスサスペンションを装着した。ステアリング系には可変ギアレシオ・パワーステアリングを採用。ブレーキは全車4輪ディスクブレーキを標準とし、SSにはフロント355mm、リア365mmの大径ディスクと前後4ポットのブレンボ社製アルミキャリパーを装着。サーキット走行にも対応させている。

 また、車輌姿勢安定化システムのスタビリトラックとトラクションコントロールを全車に標準装備。SSのスタビリトラックには、よりハードな走行に最適化したコンペティティブ/スポーツモードが備わる。さらに、SSの6M/T車には最大限の発進加速性能を実現するローンチコントロール機能を採用した。

 装備面では、Bluetooth携帯電話ハンズフリー機能やUSB接続機能、ボストン・アコースティックス・プレミアムオーディオ、超音波式リアパーキングアシスト、リモコンスタートシステム、シートヒーター付きレザーシートなどを設定。また、LTおよびSSにはHIDヘッドランプやリアスポイラー、専用テールランプ、20インチ・アルミホイールなどが装着されるRSアピアランス・パッケージを設定した。

 安全面では運転席・助手席デュアルステージエアバッグや前席サイドエアバッグ、サイドカーテンエアバッグを標準装備。助手席に子供または小柄な人が着座している場合にエアバッグを自動的にオフにする助手席乗員検知システムも備わる。

 生産はカナダ・オンタリオ州にあるオシャワ工場が担当。北米では2009年第1四半期に発売される予定だ。

●ゼネラルモーターズ
http://www.gm.com/
●シボレー・カマロ特設サイト
http://camaro.gmnext.com/