伝説の勝利が今蘇る、ベンツSLR“722エディション”

▲SLRマクラーレンのスペシャル・バージョン、“722エディション”は、0〜100km/h加速3.6秒、最高速度337km/hを実現。

▲カーボン製のフロント・スポイラーとリア・ディフューザーは、最新の空力テクノロジーを用いて設計されている。

▲室内には、レザー&アルカンターラのバケット・シートやブラック・カーボン・パネルなどを採用し、スポーティに仕上げた。

▲“722エディション”という車名は、1955年のミッレ・ミリア優勝マシンである300SLRのカーナンバーにちなむ。
 ダイムラー・クライスラーは、メルセデス・ベンツSLRマクラーレンに、より高出力なエンジンを搭載し、内外装をレーシーに仕立てたスペシャル・バージョン、SLR“722エディション”を設定。7月11日に発売する。

 このクルマの“722エディション”という車名は、英国の伝説的なレーシング・ドライバーであるスターリング・モスとコ・ドライバーのデニス・ジェンキンソンが、1955年のミッレ・ミリアで優勝した時のマシーン、メルセデス・ベンツ300SLRのカーナンバー、“722(午前7:22スタートを意味する)”に由来する。

 “722エディション”は、アッファルターバッハにあるAMGの工場で手作りされる、最高650psを発揮するスーパーチャージャー付き5.5リッターV8SOHCを搭載。優れたアクセル・レスポンスと強力なトルクを特長とするこのエンジンは、通常のSLRマクラーレンを最高出力で24ps上回り、0〜100km/h加速3.6秒、0〜200km/h加速10.2秒、最高速度337km/hという驚異的な加速性能を実現した。ちなみに通常モデルは、0〜100km/h加速が3.8秒、最高速度は334km/hとなっている。

 エクステリアには、最新のモータースポーツ技術を用いて設計されたカーボン製フロント・スポイラーやリア・ディフューザーを装備。ダウンフォース向上と高速時のドラッグ低減を実現した。足回りには、専用設計のサスペンション(10mmローダウン)や強化ショックアブソーバー、直径390mmの大径フロント・ブレーキディスク、19インチ軽量アルミホイールなどを採用し、サーキットで真価を発揮する切れ味鋭いハンドリングを手に入れたという。

 インテリアには、レザー&アルカンタラのバケット・シートや、バックスキンのレーシング・ステアリング、シフト・ノブ、パーキング・ブレーキ・レバー、ブラック・カーボンのインテリアなどを採用。レーシーかつ上質なイメージでまとめている。

 なお、SLRマクラーレンのオーナーのみが会員資格を持つ“SLRクラブ”メンバーと、ごく一部の選ばれた顧客には事前に、南フランスのポールリカール・サーキットで、このクルマに試乗する機会が用意されるという。

●メルセデス・ベンツ
http://www.mercedes-benz.com/