【デトロイト07】日産ローグはキャシュカイじゃない

▲一見キャシュカイによく似ているが、ボディサイズはローグがひとまわり大きい。プラットフォームはキャシュカイと共通だ。

▲ローグは北米向けだけに、同じニッサン・ディビジョンのムラーノに通じるイメージが与えられている。発売は2007年9月だ。

▲インテリアはキャシュカイと同様のデザイン。ただし、ローグはCVTのみなので、パーキング・ブレーキはペダル式だ。
 日産自動車は、デトロイトショーで小型クロスオーバー・ビークルのローグを発表した。

 ニッサン・ブースに登場したローグは、一見すると昨秋のパリショーで公開されたキャシュカイ(日本ではデュアリスとして発売予定)によく似ている。しかし、この2台は日産のCプラットフォームを採用する点は同じだが別のクルマだ。

 ローグは全長4645mm、全幅1800mm、全高1658mmで、キャシュカイより335mm長く、20mm幅広く、48mm背が高い。ホイールベースは2690mmでキャシュカイより60mm長くなっている。

 搭載エンジンは、最高出力170hp、最大トルク24.2kg-mを発揮する2.5リッター直4DOHCのQR25DE型。トランスミッションは全車エクストロニックCVTを組み合わせ、上級グレードにはパドルシフトが備わる。駆動方式はFFのほか、新開発のヨー・レート・コントロール機能を備えた4WDも用意される。

 サスペンションは、フロントがストラット、リアがマルチリンクで、前後にリバウンド・スプリングを備えたショック・アブソーバーを採用。フロントにはスタビライザーが、リアにはアルミ製アッパーリンクを装備する。

 エクステリアは、SUV的なイメージが強いキャシュカイに比べ、より都会的な印象だ。日産はローグにアグレッシブでパフォーマンス指向をスタイリングを与えることで、30歳代前半を中心とした若いドライバーに小型クロスオーバー・ビークルへの興味を持ってもらいたいと考えている。

 インテリアは、キャシュカイと共通するデザイン・テイストで仕上げられている。部品単位で見れば共用するものも多そうだ。また、室内長は同クラスでもっとも長く、十分な後席空間も有している。

 また、全車にVDC(ビークル・ダイナミクス・コントロール)やTRC(トラクション・コントロール)、EBD付きABS、ブレーキ・アシスト、デュアルステージ・フロント・エアバッグ、サイド・エアバッグ、カーテン・エアバッグなどを標準装備。オプションにはキセノン・ヘッドライトやレザーシート、電動スライド・ガラス・サンルーフ、ルーフレール、オンボード・コンピューター、インテリジェント・キー、BOSE製オーディオ・システム、クルーズ・コントロールなどが用意される。

 グレードは、ローグSと上級のローグSLの2タイプ。発売は2007年9月の予定で、価格はおよそ2万ドル(約239万円)からになるという。
(写真:渡辺慎介)

●日産自動車
http://www.nissan.co.jp/

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