アウディが新型クーペのA5とS5をジュネーブで公開

▲アウディの新型4シーター・クーペであるA5は、フロント・オーバーハングを短くしたことで重量配分も最適化されている。

▲デザインを手掛けたワルター・デ・シルバは、“A5は私がこれまでにデザインしたもっとも美しいクルマ”と語っている。

▲MMI(マルチメディア・インターフェース)は全車標準装備。バング&オルフセン製のオーディオ・システムも設定される。

▲ハイパフォーマンス・バージョンのS5は、354bhp/44.8kg-mを発揮するV8FSIエンジンを搭載。2ステージESPなどを装備する。
 アウディAGは、新型4シーター・クーペのA5と、そのはハイパフォーマンス・バージョンであるS5を発表。3月6日に開幕するジュネーブ国際自動車ショーで初公開し、同日に受注開始する。デリバリーは6月以降を予定している。

 ブランニュー・モデルのA5は、プラットフォームから新開発。VWグループのデザインを統括するワルター・デ・シルバが手掛けた内外装デザインは、2003年のジュネーブショーに出展されたコンセプト・カー、ヌヴォラーリ・クワトロから多くの要素を継承している。

 A5の全長は4.63mで現行A4セダンより若干長い程度。新開発プラットフォームが可能にした短いフロント・オーバーハングとロング・ホイールベースが、ワイド&ローなスタンスをより強調している。また、トランク容量は455リッターを確保。ゴルフバッグを横にして積めるなど実用性も十分に考慮している。

 サスペンションは、フロントがダブルウィッシュボーン式をアレンジした5リンク式、リアは完全新設計のトラペゾイダル・リンク式となっている。アーム類はほぼすべてアルミ製とし、スポーティかつ上質な走りを実現した。また、すでにA6やA8が採用している坂道発進アシスト機能を備えたエレクトリック・パーキング・ブレーキを採用。ホイール・サイズは全車17インチとなっている。

 A5のパワーユニットは、ガソリン・エンジンが最高出力265bhp、最大トルク33.6kg-m/3000〜5000r.p.m.の3.2リッターV6直噴のFSIと、170bhpを発揮する1.8リッター直4直噴ターボのTFSIの2種類。ディーゼル・エンジンは、240bhp/51.0kg-mのDPF付き3.0リッターV6TDIと190bhpの2.7リッターV6TDIの2種類となっている。トランスミッションは、2.7TDIのみ8段M/Tモードを備えたCVTで、このほかのエンジンは6M/Tを組み合わせる。駆動方式は2.7TDIのみFFで他はフルタイム4WDのクワトロだ。

 この結果、A5の0〜100km/h加速と最高速度は、3.2FSIが6.1秒と250km/h、、3.0TDIは5.9秒と250km/h、2.7TDIは7.6秒と232km/hを実現した。なお、1.8TFSIは2007年秋に追加発売される予定だ。

 高性能バージョンのS5は、最高出力354bhp、最大トルク44.8kg-m/3500r.p.m.のV8FSIを搭載。これに6M/Tを組み合わせ、駆動方式はクワトロとなる。この結果0〜100km/h加速は、A5の3.2FSIを1秒上回る5.1秒を実現している。

 エクステリアには、専用前後バンパーやクロームの垂直バーを備えたプラチナグレーのフロントグリル、4本出しエグゾーストエンド、18インチ・アルミホイール、トランクリッド・スポイラーなどを採用。インテリアには電動調整スポーツシートやスポーツ・ステアリング・ホイールなどを装備した。

 また、ドライバーが切り換え可能な2ステージESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)や、ブラック塗装のキャリパーを備えた高性能ブレーキを装備し、パフォーマンスに磨きをかけている。

●アウディAG
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