【ジュネーブ07】アウディの新型クーペ、A5&S5初公開

▲アウディの新型4シーター・クーペであるA5は、プラットフォームから新開発。デザインはワルター・デ・シルバが手掛けた。

▲アグレッシブなスタイリングのハイパフォーマンス・バージョン、S5も同時にデビュー。354bhp/44.8kg-mの4.2V8を搭載する。

▲A5インパネはA6に通じるドライバー・オリエンテッドなデザイン。FFモデルは8段CVT、クワトロ・モデルは6M/Tが標準となる。

▲A5およびS5はフル4シーターのクーペだが、後席は大柄な男性が座るにはやや狭い。S5はシートやステアリングなどが異なる。
 アウディAGは、今回のジュネーブショーで新型4シーター・クーペのA5と、そのハイパフォーマンス・バージョンであるS5を世界初公開した。

 プラットフォームから新開発されたA5は、非常に伸びやかでエレガントなスタイリングが特徴。2003年のジュネーブショーに出展されたコンセプト・カー、ヌヴォラーリ・クワトロのスタイリングから多くの要素を受け継いだ内外装デザインは、VWグループのデザインを統括するワルター・デ・シルバ氏が手掛けている。

 ボディサイズは全長4625mm、全幅1854mm、全高1372mmで、A4セダンと比較して39mm長く、82mm幅広く、55mm背が低くなっている。ホイールベースは2751mmで、A4より109mmも長い。つまり、A5はA4よりも低くワイドで、かつオーバーハングが短いプロポーションを持っているのだ。

 このようなプロポーションは、フロント・オーバーハングの短縮を可能にした新開発プラットフォームの採用で実現。この結果、A5はプレミアム・クーペらしい品のあるたたずまいと、優れた前後重量配分を手に入れている。

 パワーユニットは、ガソリン・エンジンが最高出力265bhp/6500r.p.m.、最大トルク33.6kg-m/3000〜5000r.p.m.の3.2リッターV6FSIの1種類。ディーゼルは190bhp/3500〜4000r.p.m.、40.8kg-m/1400〜3250r.p.m.の2.7リッターV6TDIと、265bhp/4000〜4400r.p.m.、51.0kg-m/1500〜3000r.p.m.を発揮する3.0リッターV6TDIの2種類が設定される。

 駆動方式は、3.2FSIはFFとフルタイム4WDのクワトロを設定。2.7TDIはFFのみ、3.0TDIはクワトロのみとなる。トランスミッションはクワトロ・モデルが6M/T、FF車は8段マニュアル・モード付きのCVTとなる。

 一方、ハイパフォーマンス・バージョンのS5は、エクステリアに専用の前後バンパーやフロントグリル、18インチ・アルミホイール、トランクリッド・スポイラーなどを採用し、エレガントかつアグレッシブな印象を演出。インテリアにも電動調整式のスポーツシートやスポーツ・ステアリングなどを装備し、スポーティさを強調している。

 パワーユニットは最高出力354bhp/7000r.p.m.、最大トルク44.8kg-m/3500r.p.m.の4.2リッターV8DOHCを搭載。トランスミッションは6M/Tで、駆動方式は当然クワトロとなる。この結果、0〜100km/h加速5.1秒の加速性能を実現。最高速度はリミッターが作動する250km/hとなっている。

 アウディは、このA5およびS5の欧州における受注を3月6日にすでに開始。欧州では6月以降にデリバリーが始まる予定だ。販売好調の日本市場にも、そう遠くない時期に導入されるはずだ。

●アウディAG
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